アノニマ・スタジオ

貯蔵庫

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………………………………………………………………………………………………………

12月27日
今年もお世話になりました。

nenmatsu
長かった一年がようやく終わります。
多くのことがあった一年。

静かに、感謝して、新しい年を迎えようと思います。
外は寒いけれど、しっかり着込んで、こころもあたたかく、
来年も、できることをやっていこうと思っています。

今年もお世話になりました。

みなさま、どうぞよい年をお迎えください。


12月21日
年の瀬

年の瀬が、せまってきました。
もう今年が10日しかないなんて信じられません。
年賀状もとどきました。大掃除もしなければ。
ふと気づくと、事務所にはすでにこちらが。

yumi
(町内会の新年のポスターです)

師走、師走。
こたつにみかんでのんびり、はまだまだできそうにありません。
うれしい集まりやお誘いごともちょこちょことあったり、
そうこうしているうちにクリスマスもすぎて、
大晦日になっているのが恒例です。

さて………今年はどうなるでしょう?


12月15日
三部作

yumi
早川ユミさんの 『種まきびとの台所』、見本がアノニマにとどいたので、
さっそく"「種まき」三部作"を並べて写真を撮ってみました。
ひとつひとつ、アプローチは全て違うのに、どれも共通して
しっかりとした芯と、決心のような熱い想いが詰まっています。

ユミさんの暮らす谷相の空気を、どれだけ再現できるか——
それは今回の『種まきびとの台所』にとって、とても大事なテーマでした。
作り物ではない、リアルだからこそ出てくるだろう迫力を、
ずっと追いかけてきたような印象があります。
写真もドラマチックなのに、すべて自然光。
そしてでてくるお料理はすべて、長年にわたって実際にユミさんの家の台所で
多くの人々のからだとこころをあたためてきたお料理。

本をひらくと、ワーーーーッと、
押し寄せてくるような力強い写真の数々がありました。
この想いの強さ、すこし忘れていたことを、思い出させてくれるかもしれません。

本は、早いところで23日頃から書店さんに並び始める予定です。


12月14日
うれしかったので。

america
読者ハガキ、スタッフみんなで読ませていただいています。
うれしいもの、ありがたいものを、とてもたくさんいただくのですが、
そのなかから新刊『アメリカ南部の家庭料理』宛にいただいたものを
ひとつご紹介します。
本一冊のはじまりからのことを思うと
すこし目の奥にくるほどうれしいです。

「本屋さんでこの本を買うつもりではなく、実はパンを作りたくて、
 バゲットの本を探しに行ったのですが、
 運命的にこの本に出会ってしまい、即買いしてしまいました。
 正直1500円くらいだと嬉しかったのですが…。
 おやつでも我慢すればいいかと自分に言いきかせたりして…。

 さっそく、年末年始といっぱい作ってみます。
 子供がマカロニチーズが大好きでクラフトのお世話になってましたが、
 これを機に、くいしんぼうの私は手作りでいっぱい食べようと
 ワクワクしています。
 アンダーソン夏代さんには会ってハグしたいくらいです。
 応援してます。また本をがんばって出してね。」

ありがとうございました。(価格は次への課題にさせていただこうと思います)
こんなありがたいハガキを、たくさんいただいています。
みなさま、本当にありがとうございます。励みになります。


12月13日
2度目のえみおわす

emiowasu
東京の西のほうでは雪がちらついたという朝、
2回目のえみおわすさんの展示会がはじまりました。
初日は足元のわるいなか、たくさんのお客さまにお越しいただきました。
お昼をすぎたころから雲間から太陽が。
服を見るのはやっぱり晴れた日がうれしいからひと安心。

emiowasu
2日目、3日目は、去年に引き続き「出張 山食堂」。
お店のランチにある、豆カレーのセットとお茶請けを出してくださいました。
えみおわすのなおきさんと「おいしいですねえ。幸せですねえ」と
言いながらいただきました。
(写真がなくてごめんなさい! ぜひ清澄白河のお店に行ってみてください)

今回で2度目になるえみおわすさんの展示。
前回からちょうどまるいち年。
昨年いらしていただいた方にまたお会いできたことがとてもうれしく思えました。
えみおわすのおふたりは、あたらしい家族が増えて、
東京から岡山にお引っ越しをされました。
グラデーションで色が変わるように、
これまでのことがあたらしいことに移りゆく狭間の
ふたりの「いま」から生まれた服たち。

emiowasuemiowasu
定番の服やインドのあたたかいもの、新作のロングコートなど
まだゆっくり手にとってご覧いただけます。
えみおわすさんが旅で見つけたタイやインドの小ものや生活道具も
あと少しになりました。展示は15日(木)までです。

emiowasu


12月9日
早川ユミさんの本から(2)

yumi
早川ユミさんの新刊、『種まきびとの台所』の印刷も
ついに終了。
河上展儀さんによる写真も素晴らしく、
濃厚で力強く、高知の空気が立ち上ってくるかのような仕上がり。
印刷所の方々もあうんの呼吸で狙ったところに落としてくださって、
非常にすいすいと、2日間にわたる印刷がすすんでゆきました。

またひとつ、本からユミさんの言葉をご紹介してみます。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
「台所は祈るところ」
チベット、インド、タイの旅から日本にもどると、
人びとの日常に祈りがないなあと、気づかされます。
(中略)
台所はいのちとつながる祈りのところです。
とんとんと刻む包丁とまな板の音。お米をざくざく研ぐ音。
くつくつとおなべの煮える音は祈りの音です。
「いただきます。ごちそうさま。」も、
たべもののいのちをいただきますと手をあわせ、
あなたのいのちをいただきましたと、合掌することです。 (続く)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

お料理を教わる事と、自分の暮らしを振り返ることが繋がって、
こころの深いところから、料理の腕も、だいじな気持ちも育っていくような気がします。


12月8日
ふゆ

kimuchi

なすんじゃさんの料理教室で、白菜キムチをつくると、
いよいよ冬だな、という気分になります。
12月3日、今年も無事に、キムチを漬けることができました。

すんじゃさんの本によると、韓国では白菜キムチ作りは、
一年の無事を祝う行事でもあるそうです。
秋の実りをたくさん入れた、ぜいたくなキムチ。
量が多いので、ご近所さんや親戚などで色々な話をしながら作るそうです。

今回の白菜キムチ教室でも、例年のごとく、
いつの間にやらみんなで色々と話しながら作っていました。
料理教室だから初対面同士の方のほうが多いくらいですが、わいわい。
そして持ち帰ったものを少し置いて、おいしくなったらいただく。
なんど作っても、贅沢な遊びのようなお料理だと思います。

お越し下さったみなさま、なすんじゃさん、
どうもありがとうございました。


12月7日
早川ユミさんの本から

yumi
こちらは、最後の仕上げのみをのこした早川ユミさんの新刊、
『種まきびとの台所』から。
さいごにユミさんが書いてくださったメッセージのひとつ。

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わたしの台所をつくろう。
生きるからだも、わたしの思想も、
ごはんがつくる。
だから、ごはんはだいじ。
どんなたべものを選ぶのか、
想像力をはたらかせて、
ごはんをつくることが、いちばんだいじ。
いま、台所がわたしをつくるとき。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

明日から、いよいよ印刷です。


12月5日
冬の皿のおもてなし

hiyamizu
12月3日 (土)、渋谷のCOOKCOOPさんで
冷水希三子さんの『ONE PLATE OF SEASONS』出版記念
「冬の皿のおもてなし」が行なわれました。

試食 + 料理実演 + おはなし + 本 という贅沢なコースの出版記念イベント。
たくさんのお申込みの中から抽選で、10名の方にご参加いただきました。

冷水さんご自身が、お料理をしながら、食べながら、
本に書いてあるポイントやコツをたくさんお話ししてくださいました。
ご参加の方の中には、本に書き込みをしてくださる姿も。
こうして、本が使われてその人のものになっていくのを見るのは
うれしくてたまりません。

hiyamizu

「おもてなし」のお料理として優秀なのは、
おいしいとか料理が映える、ということだけではなくて
下ごしらえさえしてしまえば、あとは盛りつけるだけで、
どれも素材のおいしさをひきだす、シンプルなレシピであること。
ホストも台所にこもりっきり、なんてことにはならずに
一緒にたのしむ時間を過ごすことができるのです。

hiyamizu
写真は「焼いたかぶ」。
今回の肉料理の実演では、工程がシンプルであること、
また料理されていく過程も美しいことに感嘆の声があがりました。
(一緒に夢中になってしまい、お料理の写真がほとんど撮れていませんでした…)

冷水さん、ご参加いただいたみなさま、
COOKCOOPの方々、どうもありがとうございました。

ほんとうに冷水さんのお料理っておいしくてうつくしい。
今年のクリスマスや年末年始のおもてなしで、ぜひとも作ってほしいです。
つくるときも食べるときも、盛り上がります!


12月2日
漆の空間

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いつのまにやら12月。日没がほんとに早くなりました。
外はすっかり寒いですが、アノニマのガレージでは本日から
宮下智吉さんの漆の器の展示が始まりました。
あたたかで心地のよい空間。
「おいしい器のことはじめ」というその題のとおり、
いただくごはんのおいしさが、ぐんと増しそうな器ばかり。

utsuwa
ひとつひとつ、実際に使われるときの姿を想像するだけでもたのしい。
それぞれに、やさしい何かがこめられているような気がします。

展示は12月7日まで。
これからの季節、大活躍しそうなものもいろいろ。
ずっと大切にしたくなる器を探しに、みなさまどうぞお越しください。
週末はすこしあたたかくなるそうですよ。

(また、クレジットカードでのお支払いはできませんので、
こちら、ご注意いただけたら幸いです)


11月28日
アメリカ南部の家庭料理

america

さて、引き続いてこちらの本も、改めて中身をご紹介。
アンダーソン夏代さんによる、『アメリカ南部の家庭料理』。

まずはおさらいから。
上の本の画像の右下部分、すこしぼんやりしていますがアメリカの地図です。
こちらのグレーに塗られている部分が、南部 (The South / American South)。

kutsu
この南部を中心に、愛されてきた家庭料理が載っている一冊です。

献立例のページから、載っている料理をご紹介すると…

kutsu
庭でBBQ (Backyard BBQ) — BBQリブにコールスロー、バナナプディングなど。

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サンデーブランチ — ソーセージビスケットにスクランブルエッグ。

kutsu
フライドチキンディナー ー フライドチキンやグレービーつきマッシュポテトなど。

kutsu
クリスマスディナー — ローストチキンは丁寧なさばき方も載っています。
他にピカンパイ、チーズストローやディナーロールまで作れてしまいます。

いやはや、こんなに写真を載せてみても、全く説明できた気がしないのは、
この本の魅力のひとつである、そのボリュームのためかもしれません。

著者のアンダーソン夏代さんが、南部料理のおいしさや魅力を
できるだけ多くの人に知ってほしいという思いから
用意してくださったプロセス写真は900枚近く。
ひとつの料理につき、数枚〜十数枚のプロセス写真で作り方を説明し
間違いなくおいしく作れるように、すみずみまで細やかな気配りがされています。

興味のあるみなさま、ぜひ、ひとつひとつ作られてみてください。
他の国の料理とはまた作り方が全く違う、アメリカ料理の楽しさを発見すること
間違いなしです。


11月25日
NATURAL SHOE STOREさんの展示、はじまりました。

kutsu
本日から3日間、27日の日曜日まで、
靴屋さん『THE NATURAL SHOE STORE』さんの展示販売会を
1階キッチンスペースで行っています。

kutsu
今回の一番の押しはこちら、デンマークのブランド「duck feet」だそう。
1975年から一貫してこの形 "のみ" をつくっている老舗ブランドの靴は
底がゴムなので歩きやすく、張替えもしてくれるから
何年と大事に履きこめる、とても愛着の湧く靴なのだそうです。
履きこんだ靴も展示してあり、さすがの貫禄と頑丈さがうかがえます。

kutsu
ならぶ靴はさまざま、ひとつひとつじっくりと見ていって
自分にあった一足を選ぶことができます。
もちろん、フィッティングによるアドバイスもしてもらえますよ。

kutsu
靴に合うあたたかそうな靴下やタイツ、
フェルトのシューズなどもありました。
ちょっとしたプレゼントにも良さそうです。

毎日が少しだけ嬉しくなるような、大事な一足。
そんな出会いが、たくさんの方にあるといいですね。
スタッフ一同、みなさまのお越しをお待ちしております。
なんでも聞いてくださいね。


11月22日
ONE PLATE OF SEASONS

hiyamizu
11月の新刊2冊が揃ったところで、まだきちんとご紹介できていなかった
こちらの本も。
冷水希三子さんの「ONE PLATE OF SEASONS - 四季の皿」。
帯の言葉は「皿の中には、自分だけが知っている楽しみがある」
日置武晴さんの写真とマツダオフィスさんのデザインによる、美しい一冊です。

hiyamizu
「冬の皿」より、モッツァレラチーズとりんごのグリル

hiyamizu
同じく「冬の皿」より、豚肉と長ねぎの香り蒸し

「誰もが記憶の中に根ざした好きな味、香り、色合いを持ち
 ほっとしたり、うっとりしたりする。」

そんな食べる人それぞれの記憶に根ざした好きな味と
本でご紹介するお料理が、それぞれ見事に合わさって、
予想もしなかった美しい景色を見せてくれる、
ワクワクするような食べ方の、ワンプレートコース料理の本。

料理好きの友人たちを呼んで、ちょっとだけお洒落に、けれどいつものように楽しく
たくさんの話をしながらいただくのに、こんなにぴったりの本は他にないかもしれません。
「この本のコースが楽しそうだから、今度、みんなで作って食べてみない?」
もしこちらの本をもとに、食べるが大好きな友人同士やご家族の間で
そんな会話が生まれていたら、こんなに嬉しいことはありません。
そして自信をもって、そんな状況にはぴったりの本だと伝えさせてください。


新刊2冊は、ともに11月末から書店さんに並び始めます。
どちらもあたたかくて嬉しい、素敵な冬の相棒になれば、うれしいです。


11月21日
アメリカ

先日印刷をしたばかりですが・・・
america
早くも事務所に届きました。潔くて、いい感じ。

豪快なA4、176ページ。
america
11月29日発売予定です。クリスマスパーティーにも使えそうです。


11月18日
昆布くらべ

本日、アノニマ・スタジオの事務所にて、スタッフMが
「今からおもしろいことをやります」と、急遽はじまった昆布くらべ。
利尻、日高、真昆布、羅臼、さあ食べ比べてみましょう。
おもしろそうだったので写真も撮ってみました。

dashi

京都などでよく使われる利尻、関東で一番手に入りやすい日高、
昆布の王様の真昆布、うすくてだしの出やすい羅臼。
「……あ、違う!」
食べてみるとほんとに味が違うのでした。同じように見えてまったく違う。
直接食べてみておいしいのは真昆布と羅臼でした(どちらも味が長くつづきます)。
だしに使うものは好みで選んでいいそうですが(もちろん料理で相性はあります)、
直接食べてみるのも、ひとつ判断の基準になりそうです。

煮干しもなんとなく試食……あ、この煮干しおいしい。
dashi

何故こんなことをしているかというと、実は来年1番最初の書籍は
"だし"の本。
ちょうど色の確認でいろんな昆布があったので、
スタッフMの覚えたての解説とともに、みんなで食べ比べてみたのでした。

役に立つ本になりそうですよ。
どうぞ、みなさんお楽しみに!


11月17日
冷水希三子さん 『ONE PLATE OF SEASONS 四季の皿』
出版記念イベント@COOKCOOP

お待たせいたしました。
11月末発売の待望の新刊、冷水希三子さんの
『ONE PLATE OF SEASONS』がついに完成しました。

hiyamizu

そして、こちらの書籍の出版記念イベントを渋谷にある、
料理書専門書店COOKCOOPさんで12/3に開催いたします。

この日は、本の「冬の皿」の中のレシピから7品を
コース仕立てで実際にご試食いただきます。
ワンプレートコース料理を味わいながら
メインのお肉料理、リゾットの実演で料理のポイントを覚えられ、
ゆったりとおもてなしを楽しむための下準備や食べ方のアドバイスを
冷水さんからお話ししていただき、さらに本を1冊プレゼントという
ほんとうに盛りだくさんな内容です。

お申し込みなど、詳しくはこちらから。http://www.cookcoop.com/

限定10名を応募多数の場合は抽選、ということですので
みなさまふるってお申し込みください。


11月16日
「人」という部分

新刊『アメリカ南部の家庭料理』の印刷立会に
廣済堂さんの工場に行ってきました。
いつでも細やかな気配りの岩倉さんに、
工場の大ベテランの中村さんという廣済堂さんチーム。
さらにデザイナーの渡部さんという、とても安心感のある製作陣。

廣済堂さんはチェック機構が素晴らしく、
デジタルな技術を駆使しつつも、人としてのアナログな感覚もちゃんと
様々な判断のときに組み込まれているので
そのアナログの「人」という部分に、よく助けられます。
「人」としての感覚だとおかしいけれど、
何も考えずにすすめてしまうと、そのまま進んでしまうような状況——。
そんなとき、廣済堂さんでは
誰かが止まって考えてくれている、気にしてくれているという跡があって、
その丁寧さに小さな感動を覚えることがしばしばあります。

今回は立ち会いの合間に印刷技術についてもいろいろと教えていただいたのですが、
どのように現在ある技術をより良いものに進化させていくか、という話にしても、
同じような姿勢や細やかさで進められていて、それが実際に着実な成果を生んでいる。
直接の技術のことだけに限らず、本当に勉強になりました。

そして印刷もとても美しく・・・
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『アメリカ南部の家庭料理』 アンダーソン夏代さん著、
もうすぐ刊行です。


hourensounabe
徹夜明けにもかかわらず爽やかな廣済堂さんチーム。
このたびも、ありがとうございました。


11月11日
なべの季節

本日の蔵前は雨。すこし肌寒いです。
けれど、気持ちをきりかえると……
そろそろなべの季節です。ヤッター!

制作中の早川ユミさんの本をひらくと、

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hourensounabe
(c) 河上展儀


ユミさんの家での定番、ほうれん草なべ。
最後はラーメンでしめるのが、このごろの流行だそうです。
みんなで食べて、みんなを元気にしてきたごはんのひとつ。
本にはそんなたくさんの、みんなを元気にしてきたごはんが載っています。
今日はなべにするのもいいかな。

絵も届きました。
takaya

ユミさんの台所の本は、12月中頃の刊行予定です。
どうぞお楽しみに。


11月9日
5年もの

maitsuki
なつめに生栗、高麗人参。
なすんじゃさんの毎月食堂、次回のメニューはサムゲタン。
材料をすんじゃさんがニコニコと見せてくださいました。
なんとこちらの高麗人参は5年もの。
5年ものというのは、栽培に5年をかけている、ということで、
とても珍しいものだそうです。そしてもちろんおいしくて、滋養もたっぷりとのこと。
からだを芯から元気にしてくれるサムゲタンを味わいに、
みなさまどうぞお越し下さい。


11月8日
ヨルナンボー

takaya
高谷亜由さんの食堂「コムナンボー」も、無事終了。
お越し下さったみなさま、ありがとうございました。
今回40分ほどで定食がすべて売り切れてしまい、
食べられなかった方、申し訳ありません。
よりうまく多くの方にたのしんでいただけるよう、
いろいろ工夫していきますので、ぜひまたお越しいただけたらうれしいです。

takaya
(副菜の卵蒸し。穴場的なおいしさ)

takaya
(えびのサワースープ仕込み中)

次回は2月頃予定、こんどはもしかしたら夜になるかもしれません。
ということは、ヨルナンボー?
お酒好きの方、おつまみ好きの方、どうぞご期待ください。
(イベント名はいま適当につけただけなので、大いに変わるかもしれませんが)


11月4日
ほっこりするコムナンボー

takaya

高谷亜由さんが蔵前にいらして、打合せ。
せっかくなので高谷さんの来週のベトナム食堂、
コムナンボーのおすすめメニューのことをお聞きしてみました。

「えびのサワースープのほうは、ベトナムおふくろの味。
 ごはんにかけて一緒に食べるとおいしいんです。
 れんこんと鶏手羽のスープのほうはじんわりやさしい味で、
 和風っぽい感じもあり……こっちもおいしいですよー」

どちらもベトナムの方にはとても愛されているスープで、
日々食べられているものだそうですが、家庭料理のため、
滅多に日本のお店では食べられないメニューだそうです。
エスニックといえば夏のイメージがあるかも? しれませんが、
高谷さんによると、「スープは今の時期がいちばんおいしいです」とのこと。

デザートのとうふのチェー、副菜のピーナツごま塩も
料理教室で生徒さんに喜ばれるメニューなのだそうです。
「……とうふが甘い!みたいな」
おとうふもチェーになるんですね。なんだか高谷さんのコメントもほっこりです。
(チェーとはベトナムの定番甘味、ベトナム風ぜんざいのこと)

今回はなんといいますか、「ほっこりする」コムナンボー、
スープでぽかぽか、のんびりと。
営業時間も長めなのでゆっくりしていただけます。
蔵前・浅草・スカイタワーついでにふらっといかがですか?
みなさまのお越しをお待ちしております。

takaya
タマリンドとココナッツミルク。
スープ用&デザート用だそうです。


11月3日
アメリカの本、閑話休題

冷水さんの本と同じく、アメリカの本もラストスパート。
というわけで念のための最終試作をしてみています。

amerika

amerika

家の小さなレンジにこんな底力があるなんて知りませんでした。
上はシナモンロール ( グレーズ塗りすぎです )、
下はBBQリブ (アメリカで食べた皆様には懐かしいのでは。本日はスペアリブで)。
なんだか全然失敗しません。
膨大なプロセス写真のたまものですね。
素晴らしくおいしくできているので、レシピについてはかなり安心。
気になっているのは、食べすぎなんじゃないかってことだけです。


11月2日
冷水さんの本

冷水希三子さんが来てくださって、
11月末発売の本の、写真確認中です。

hiyamizu

写真も美しくって。

hiyamizu

hiyamizu

こちらは、どんな本ですか?

「お家でできるワンプレートコース料理の本なのですが、
 ひとつのお皿に、次々とお料理をのせていき、
 味や彩りの混ざっていき、その組み合わせもたのしみながら
 食べる人のお皿の中で完成していく料理なんです」(担当スタッフ)

あ、コースなんですね。

「コースなんですが、一品一品もすごくおいしいので、ひとつだけ作ってもいいし、
 何品かえらんでコースに組み立ててもいいし、と、
 とても使いやすい本なんです」

なるほど。

「それだけじゃなくて、お皿の上で組み合わせていく食べ方って、とてもたのしくて
 会話もはずんで、いろいろな発見もあるから、おもてなしにもぴったりなんです。
 ごはんを出すときの作る人の負担も、少ないように工夫されているから
 ずっとキッチンにこもったまま、ということにもならないし、
 本当にいい本なんですよ」

そうなんですね。これからのパーティーシーズンにも活躍しそうですね。

「そうなんですよー。ぜひ使ってみてほしいです。すごくいい本なんです!」

冷水さんにもコメントをいただいたのに、長くなってしまいました。
ですので続きはまたあらためて。
それにしても、こちらもたのしみな本ですね。

「そうなんです!」


hiyamizu
チェック中の冷水さん。穏やかに、けれどじっくりと確認中。

 
11月1日
新連載

naka
(c) Nohagi Naka

またひとつ、楽しい連載が登場です。
能登を撮る写真家の 中 乃波木 (なか のはぎ) さんによる、
実家のごはんの写真連載 『能登はやさしや FOODまで』。

中身は見ていただけたらと思いますが、
食べるのが好きな人のごはんの写真って
どうしてこんなにおいしそうなんだろう、といつも思います。

どうぞ、じっくりご覧下さい。


10月31日
インドの香り

ganga

現在開催中の「ganga工房 −ヒマラヤウールを織る−」では
インドとチベットの間、ガンジス川の渓谷にある「ガンガ工房」で作られた、
羊毛を使った布や洋服、小物をたくさんご覧いただけます。
真木テキスタイルスタジオ の真木さんと田中さんが、
糸の元となる羊毛の羊 (とヤギ) に会いに行ったお話や
その布や洋服をどのように楽しむかというお話を
おふたりから直接うかがえるお時間も期間中、毎日あります。

おいしそうな写真は、ランチで食べられる北インドの菜食料理。
緑色のものは、ほうれん草のプーリー。
パンともナンともちがう、独特の食感。カレーとよく合います。
インド人のラケッシュさんが毎日作ってくれています。

会場の片隅では、真木さんが糸紡ぎを。

ganga

展示は3日(木・祝)まで開催しています。
まずは手にとって、素材のもつ力強さと繊細さを
確かめてみてください。
それから、スタッフのみなさんのお話をうかがってみてください。
「ガンガ工房」の布がどうしてこんなにすてきなのか
きっとおわかりいただけると思います。

 
10月27日
アメリカ南部発祥のレストラン、食べ物や飲み物

(10月18日の続きです)

そうなんです。アノニマ・スタジオでは現在
アメリカ南部料理の本が着々と進行中なのですが、

「具体的に、アメリカの南部の料理って
 どんな料理?」

そう聞かれても、すぐにイメージが湧く方はあまりいないのではないでしょうか。

では、まずここは製作途中の本から、説明を拝借してしまいましょう。

「アメリカ南部料理(Southern Food)とは、ネイティブアメリカン、スペイン、
イギリス、フランス、アフリカ、カリブ諸島等の食材、調理法が融合され、
アメリカ南東部独特、又はアメリカ全体に広まっているが、
特に南東部で好まれる料理のことを指します。
ルイジアナ州のケイジャン、クレオール料理も南部料理の一つです。」


これを読んで、すでに、『これは気になる』と思われた方、腕がなる方は、
もうぜひ、すぐにでも手に入れて作ってみていただきたい料理本です。
(料理研究が大好きな方には、まさにツーといえばカーと応えてくれる本なのです)

が、多くの方にはこれでは「?」という印象かもしれません。ですがご心配なく。
ここは本の中で、ちゃんと知りたい人のために
きちんと正確に情報を伝えようと説明しているページなのです。

では、今度はアメリカ南部発祥のレストランや食べ物を紹介しているページから、
南部発祥のものをご紹介してみます。こちらだといかがでしょう。

・ケンタッキー州のKFCことケンタッキーフライドチキン
・フロリダ州のバーガーキング、トニーローマ(ベイビーバックリブで有名)、
 レッドロブスター(ご存知シーフード料理)、フーターズ(殿方の憧れ)
・ノースキャロライナ州のクリスピークリーム
・ルイジアナ州のカフェデュモンド(ベニエとチコリコーヒーで有名)、
 そしてタバスコ(南部ではシーフード料理店などに置いてあります)
・・・などなど。


また、ロンドン発祥ですが、世界中にある「ハードロックカフェ」は、
アメリカ南部のダイナーをイメージして作られているお店だそうです。

なんとなく想像がわいてきましたでしょうか?
(続きます)


10月24日
“くらすこと”のひろば vol.2

『楽しむ、つながる、分かち合う “くらすこと”のひろば vol.2 』の開催が
11月13日(日) に決まりました。

hiroba

午前の「今、これからを生きるのに大切なこと」をテーマにした予約制のイベントは、
青森のイスキアでおむすびでこころを癒す、佐藤初女さんのおむすびの講習会。
ご高齢でありながら、精力的に活動されている初女さんに、
直接お話しやおむすびのつくり方、野菜の湯がき方などを
教えていただく機会をいただきました。
日々おこなっている料理や口にする食べもの、
それに対しての心の持ち方や在り方を改めて自身に問う機会になれば、と思い、
スタッフみんなでワクワクと楽しみにしています。

こちらは予約制のイベントになり、
参加は受付期間にお申込みいただいた方から抽選になります。
お子様連れ枠もありますので、どうぞおかあさんもお申込みください。
くわしくはこちらのイベントカレンダーからどうぞ。

そして、午後のマーケットも盛りだくさん。
今回も有難いことに、多くの方々にご参加いただけることになりました。
またお知らせいたします。どうぞお楽しみに。


10月21日
帰ってきたコムナンボー
comnumbo


高谷亜由さんのベトナム食堂「コムナンボー」が帰ってきます。
11月8日(火)、次回は秋冬のスープ定食を選ぶ形式。

「れんこんと鶏手羽スープ」、
そして「えびと野菜のサワースープ」ですか……。

おいしいんですよね、ベトナムのスープ。
コクがあって。
ほっとするのに華やかで。

でも、 どっちを選べばいいんでしょうか。

困ります。


10月20日
たまご

hiyamizu

アノニマの事務所内をうろうろしていたら、
おもしろいものを見つけました。
なにかの本の色校、です。
いったいこれは何であろう……か。
卵の本など、あったろう……か。

それにしても、これで完成?
お皿には載っているものの ……謎です。


10月19日
かっこいい「おかあさんや」

setoguchi
瀬戸口しおりさん(写真奥)の食堂「おかあさんや」は
本日開店のため、現在ちゃくちゃくと準備中です。

瀬戸口さんのお料理は、こまやかなのに力強くて、
おなかもこころももものすごく満たされる、でもドラマチック、
そんな印象があります。

そしてそんな料理を、普通の手つきでつくってしまう瀬戸口さんは
ちょっとかっこいい。
丁寧で穏やかな手つきなのが、魔法の手、というかんじ。
今日は秋定食で、魚のマリネや野菜のポタージュなどが
食べられるそうです。

setoguchi
とはいえ、ちょっと取材が早すぎまして、
メインの料理はこれから、という段階でしたが ・・・。

以上、「おかあさんや」から、仕込み中レポートでした。


10月18日
アメリカの本

(10月13日の「notes」 の続きです。)

デラウェアは……、すこし右のほうに目をずらして……、

ooya
こちらでした(すこし見えづらいですが、メリーランドの上の部分)。

とはいえ、実はこのnotesでご紹介したいのは、
デラウェア州のことではなく、「デラウェアあたりから下」のこと。
大きなアメリカを想像していただいたら、
その南東部にあたる部分、それがアメリカの
「南部」と言われている地域です。

なぜ急にアメリカ南部なのか、といいますと、
実は現在、アノニマ・スタジオにて、
アメリカ南部の料理本が進行中でありまして・・・

ooya
(制作中の資料から)

(続きます)


10月14日
これまでとこれから

ooya
「そろそろ折り返し地点」と思っていたら、もう2/3まできてしまっていました。
オオヤミノルさんのトークイベント「コーヒーと無駄話 No no thank's no」。

野外ステージでのジャズの演奏会のように
お客さまが自分なりに楽しんでいただける隙間を
残しておきたいと思っています。
いちばん楽しそうなのは
ステージのミュージシャンだったりするのですが。
ooya
しつらえのバラは、マスターからお客さま(女性限定)へプレゼント。

今回のゲストさんは、工芸界の無頼派 (オオヤさん談) 3人です。
このセッションが聞けるのは、世界中でこのいち夜だけ。
開催は21日(金)。平日の夜ですので、お気軽にお越しください。


10月13日
勉強中

america


イメージが実際とちがうこと、よくあります。
お、ケンタッキーってこんな場所なんですね。
あれ、ジョージアはここでしたか。
勉強中です。

アメリカの州の話になると思い出すのが、
デラウェア州出身の女の子に聞いた
『デラウェア州を探すときは
 みんな 「デラWHERE?」と言うのが定番なの 』という話。
小さい州だからどこ (WHERE) にあるかわからないということと、
と、州の名前をかけてあるということで…。

で、デラWHERE?

(続きます)


10月12日
秋の夜長に

4/12

冷水希三子さんのおうちへ、およばれに、ではなく、
15日(土)に開催する「4/12ストア」の試作と味見会でした。
実は4/12ストアでお出しするメニューは、毎回、
その季節に合わせた食材をお酒といっしょに楽しめるように
冷水さんが考えてくださっているものなのです。

写真は、冷水さんのお知り合いの農家さんが育てたアイガモと
ごぼう入りカスレ。
赤ワイン(このビオワインがまた美味しいのです)が、
あっという間に空っぽに……。

15日のイベントは、Aのカウンター席(16時30分〜)のみ、
あと数席だけ、ご用意ができます。
美味しい秋を味わえる一夜になること、
お約束いたします。ぜひどうぞ。


10月11日
たのもしい試作

本日は 「たのもしい本」の試作の日。
たのもしい本、というのはスタッフ同士の通称で、
なにかというと、12月刊行予定のレシピ本のこと。

朝から色んな仕込みで、キッチンは大にぎわい。

sisaku

teteria

お昼がたのしみです。


10月7日
teteriaの紅茶の時間 紅茶の道具

本日10月7日(金)から11日(火)まで、
1F「ガレージ」にてin-kyoさん企画
「teteriaの紅茶の時間 紅茶の道具」がオープンです。
期間中無休ですので、連休中もぜひぜひ足をお運びください。

特設ブログも。

teteria
これだけで充分たのしそうですが、
なんと、これは一部なのです。

紅茶のいい香りがします。


10月6日
秋に呑む。

5月末に、高谷亜由さんの『レシピ 家で呑む。』を読みながら
作っておいたバカルディラムの梅酒が、いよいよ呑み頃に。

……氷たっぷりのグラスで、ちびちびと。

スキッとしていて、ほんとにおいしい。
一年なんてもつんでしょうか。

teteria
来年は泡盛でも作ろうかな。


10月5日
南青山にて。

book

book

book



10月4日
聡明な女は料理がうまい。

ホーム スイート ホーム』の担当スタッフ大おすすめの、
桐島洋子さんの『聡明な女は料理がうまい』を読んでいます。
昭和51年に刊行、にもかかわらず、 通底する思想は現在にしっかりと通じるもので
ぐんぐんと読みながら、なんて凄い本なのだろう、と感嘆することしきりです。
頭の中に料理の考え方の地図ができてゆく感じが、
たまりません。

book
文庫本の表紙には桐島かれんさんが 。


10月3日
今日のおみやげ、おすそわけ。

ちいさな新連載、はじまりました。
このページ「notes」の延長のようなものなので、
連載といってよいものかどうか……けれど言いきってしまいましょう。
アノニマ・スタジオの、"おみやげ ・おすそわけ" の新連載です。

スタッフが買ってくる食べ物みやげや、果てはお弁当、自慢の買い物、
いただく季節のいろいろや、面白いちょっとしたおすそわけ、
聞いて嬉しかった情報などは
嬉しかったり、とてもいいなあと思っても、ちょっと話題にできるような場所がない。
なのでどこか、ご紹介できる場でもあれば……と思っていたのでした。

すべてのおみやげ・おすそわけのご紹介ではありませんが、
小粒の連載なので、ちょくちょく更新できたら、と思っています。
ぜひ時折のぞいてみてください。
続くにつれて定点観測のようできっと面白いはず、と思っています。


10月1日
昔ながらのスンドゥプチゲ
kimuchi
10月1日はなすんじゃさんの料理教室でした。
このたびのテーマは「スンドゥプチゲ」。
漢字で書くと「純豆腐チゲ」で、見覚えがある方も
色々なお店で食べたことがある方も多いかもしれませんが、
じつは昔ながらスンドゥプチゲは、とてもシンプルなもの。
様々な具や卵などを入れることなく、あさりから出るだし汁と辛いスープで
お豆腐の純粋なおいしさを味わうお料理だったのでした。

kimuchi
油と唐辛子を沸かしたタレを入れたところ。
いい香りが周りにワッと広がって…

kimuchi
できあがりです。具はお豆腐、あさり、ねぎだけ。
シンプルだからこその格別な、スンドゥプチゲの味。
その意味がいただくととてもよくわかります。

教えていただいたのは他に、青梗菜のキムチと、大根のナムル。
それぞれとてもシンプルなのに、ぐっと満足感のある献立でした。

お越し下さったみなさま、
なすんじゃさん、どうもありがとうございました。
ぜひご家庭でも、作られてみてくださいね。

さて、なすんじゃさん次回の教室は、12月3日(土)、
毎年恒例の白菜キムチ(キムヂャンキムチ)の教室です。
またこちらのホームページでお知らせいたしますので、
みなさまぜひご参加ください。

kimuchi
秋ですね。

9月29日
桐島かれんさん『ホーム スイートホーム』
刊行記念イベントの日
hsh
9月29日、ジュンク堂池袋本店さんで
桐島かれんさんによる
新刊『ホーム スイート ホーム』の刊行記念イベントを行ないました。
今回はなんと、作家であり母の桐島洋子さんとのトークイベントで、
「美しく生きる暮らし方」について語っていただくというかなり特別なイベントだったため
定員の60名様はあっという間に埋まってしまい、
当日はキャンセル待ちのお客様も出る大盛況な状況でした。
トークは家族のこと、お互いの子育て観について、
旅のこと、親子ならではのお話など、多岐にわたり存分にお話いただき、
約1時間のトーク時間が本当にあっという間に過ぎていきました。

トーク後は、書籍をご購入いただいたお客様を対象にサイン会を開催しました。
長い列を作ってお二人にサインをもらい、お客様もとても満足そうで、
にっこりとしながら帰っていくお客様の姿がとても印象的でした。
 
お越しくださった皆さん、ジュンク堂スタッフの皆さん、そして
桐島かれんさん、桐島洋子さん、
本当にありがとうございました。
とてもすてきなイベントを行なうことができ、大満足な1日でした。

最後に関係者一同で集合写真を一枚。

hsh


9月28日
秋の日のキムチナムル教室
yumi
こちらは 『なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室』より、
チンゲンサイのキムチ。
今週末、10月1日(土)のなすんじゃさんの料理教室
スンドゥプチゲとともに教えていただけるレシピのひとつ。
このたびは、この秋冬に活躍しそうなお料理3品を教えていただきます。

さて、じつはその、すんじゃさんの料理教室ですが、
Bの回にぱたぱたとキャンセルが重なってしまい、すこし人数に空きがでてしまいました。
そのため、直前ではありますが、
Bの回 (14時半〜16時半) のみ改めてご参加の方の募集をさせていただきます。
ご希望の方は、お電話 (03-6699-1064) またはメール にて、
お名前、人数、お電話番号とともにお申込みいただけたら幸いです。
どうぞお待ちしております。


9月27日
連載ふたつ、本のことひとつ
yumi

早川ユミさんの「たねごはん」連載、
おのゆうこさんの「ちよがみこうかん」連載、
お待たせしました。ともに、新しいものをアップしました。
ぜひ、どうぞご覧ください。

さてさてこちらのイラストは、早川ユミさんの連載から。
そしてじつは早川ユミさんの新しい本の製作も、ちゃくちゃくと進行しています。
先日、鎌倉に来られたユミさんと製作チームの皆で和気あいあいと
たのしいおしゃべりのような打合せをしてきました。
このチームのすごいところは、以心伝心がすばらしいところ。
ふとと誰かがたのしい思いつきを口にすると、ぐんぐんと草木が枝葉をつけるように
ぐぐっとそのアイデアが立体的になっていきます。
力をあわせてぎゅっと集中、けれどたのしく、まるで遊んでいるかのように。
形ができればできるほど、本の魅力もどんどん増している気がします。
刊行は、12月予定。どうぞたのしみにお待ちください。


9月22日
海をこえて
yumi

連休つづきにて、notesの更新がすこし遅くなってしまいました。
チェックしてくださっていたみなさま、申し訳ありません。
すっかり秋の空気ですが、いかがおすごしでしょうか。

さて、そんな中、はるか海をこえて、海の向こうにお住まいの
ひとりの著者さんから、郵送物にちいさなおまけがふたつ。
スモークドパプリカとオニオンパウダー。
ふたを開けてみると、すこし外国の香りがします。
いま進んでいる本の試作にも、いろいろと活躍しそうです。

その製作途中の本のことは、あえて、まだ秘密にしておきますが、
このちょっとワクワクするような感じから、
たのしみにしていただけたら嬉しいです。

Mさん、無事、届きました。ありがとうございます!


9月14日
くらしのヨーガ
hiyamizu
連載に、さらにもうひとつ新連載がスタートしました。
こころのヨーガ』の赤根彰子さんによる「くらしのヨーガ」です。

季節を感じながら日々続ける、こころのヨーガ実践ダイアリー、
という感じでしょうか。
「はじまりのことば」もとても素敵です。

"問題なのは起こってくる出来事ではなく、
それにどう自分が反応するか、です。"

どうぞ、ご覧になってみてください。

また、中川ちえさんによる「瓢箪からコーヒー」もアップしています。
合わせてどうぞご覧ください。


9月12日
冷水さんの本、制作中です。

フードコーディネーターの冷水希三子さんの本を制作しています。
(先日お伝えした2冊とは、また別の本です)

旬のおいしいものを使って、
ゆっくりと料理をし、ゆっくりと食べることを楽しむ
家庭でつくる季節のコース料理のレシピ集。

hiyamizu
こちらは先日おこなった試作の様子。
白からはじまるワンプレートに季節の食材を盛っていって、
どんどん味も変化していきます。
アノニマではランチの時間に皆でいただいたのですが、
ランチにするには贅沢な!と思うようなごはん。
お皿の上の変わってゆくいろどりも美しくて、
ひと口ひと口のちいさな発見が、なんとも楽しい。
お料理から話もはずみます。人が集まるときに活躍しそうな本、です。



そして次回のオオヤミノルさんのトークショーのゲストさんは
その、冷水希三子さん。
アノニマスタッフの村上も参加させていただいて、
お料理のことや、本作りのことなど、いろいろとお話が聞けそうです。
お席にまだ余裕がありますので、よろしければ、ぜひ。

ちなみに前回のトークショーの最後、
次回予告、オオヤさんによる冷水さん紹介はこんなふうでした。
「初めて料理を食べたときに天才だと思った」
……お話、たのしみです。


9月9日
問題です。

tsuchinouta


さて、こちらは何に使われてきた道具でしょう?
高橋昇さんの連載土の詩」、あたらしいものをアップしました。
じっくりとどうぞ、ご覧になってみてください。


9月7日
Relish森かおるさんのフェアとトーク
horo

『日々のお弁当図鑑』も大好評のRelishの森先生ですが、
本日9月7日より10月3日までJR大阪三越伊勢丹さんで
お料理道具などのフェアをされているそうです。

7階リビング・キッチンダイニング売り場にて
"Relish森かおるさんが選ぶ「日々を味わう暮らし方」"と題して、
愛用の道具やレリッシュ定番の道具、新たに出会った道具などをセレクト。
森先生の 「いろんな方の 毎日のごはん作りが楽しくなりますように…」
そんな思いがこめられたフェアだそうです。

さらにフェアイベントとして、9月19日(月・祝)には
野田琺瑯の野田善子さんをおまねきしてのトークイベントもされるとのこと。
タイトルは「大好きな琺瑯製品が伝えるモノ・コト」だそうです。
(写真は『日々のお弁当図鑑』の出版記念イベントで使わせていただいた琺瑯容器。
 いろいろ使いまわせて便利なのでした)

関西の皆様、ぜひお立ち寄りになってみてください。
お問い合わせはRelishさんへ。


9月5日
おおきな本と、たのもしい本。
shinkan
すこしずつ秋の足音が聴こえていますが、
はやくも年末用の本の準備をしています。
今年の冬のアノニマ・スタジオは、レシピ本たっぷりのラインナップです。

その中から「まだ内容はちょっとヒミツに……」という2冊を
あえて謎かけのようにご紹介してみます。

1冊目は……『 おおきな本 』。
本の特徴を担当者に聞いてみたところ——
「アノニマのレシピ本では最大サイズで、ページ数も他の本の1.8倍くらい。
 写真もかなり枚数があって、相当なビッグボリュームです」
——どうしてそんな大きさなんですか?
「この本にふさわしい造本がこれしかなかったんです 」
——ずばり、本の内容はどんなものですか?
「まだ言わないですよ? でも、料理好きの人にはかなり、
 面白がってもらえると思います。かなり面白い本です」
と、製作途中のレイアウトを貼り合わせたものを見せてもらいました。
(写真内、左。おおきさ比較のためにいろいろと置いてみました)

2冊目は……『たのもしい本』。
本の特徴を担当者に聞いてみたところ——
「なんでしょうね……" それさえ知っていれば、すごい武器になって、
 どんな料理もおいしくなる " 本でしょうか」
——それ、ですか。
「ええ。"それ"についての本です。"それ"が何かはまだ秘密です」
——そうでしょうね。では、著者さんはどんな方ですか?
「たのもしい人です」

というわけで、ぼんやりした本の情報ではありますが、
おおきな本と、たのもしい本です。ともにレシピ本。
どちらも担当曰く、とても良い本になりそうとのことです。
少しずつまたこちらでお知らせしていきますね。どうぞお楽しみにお待ちください。


9月1日
灯台さん
somen
暑い夏も西へ東へ旅を続けてきた灯台1号がリブロ池袋本店さんの
実用書売り場の一角にある書籍と雑貨のコーナー、
アトリエヌーヴォーさんにお邪魔しています。
実はこちらのコーナーができたときからここで灯台フェアをしたいなと思っていたので、
フェアを実現することができてとてもうれしいです。
灯台1号もアトリエヌーヴォーさんの雰囲気とぴったりなので満足しているように見えます。
今回はアノニマ・スタジオの中でも特に人気のレシピ本を集めた
食欲の秋にぴったりなフェアになっています
(桐島かれんさんによる新刊『ホーム スイート ホーム』ももちろん一緒に並んでいます)
期間は9月いっぱいです。
お買い物ついでなどお近くに来られた際はぜひ、お立ち寄りください。


8月30日
ややや
somen

ややや、これはこれは。
この太い黒枠のような何かはもしや・・・。

実は廣済堂さんによるiPhone、iPad用の電子書籍アプリケーション
BookGate」(ブックゲート)さんにて、
高谷亜由さんの新刊『レシピ 家で呑む。』の電子書籍版の配信がはじまりました。
電子書籍ってどうなんだろう? と思っている方もまだまだ多いかもしれませんが、
なかなか読みやすくて、これはこれで使い良さそう。
急に呑みたくなって、スーパーで「あ、あの材料何だったっけ?」と思ったとき、
さささっと電子書籍で検索、「そうそうコレコレ」と材料を購入、
そんな形でも役立つかもしれません。

「BookGate」は無料のアプリケーションなので、お持ちの方はぜひご覧下さい。
ちなみに価格は、紙の本よりすこしお求めやすくなっています。


8月24日
残暑お見舞い申し上げます。

また暑くなってきましたが、みなさまいかがおすごしでしょうか?

notesの記事探しに、1F中川ちえさんの「in-kyo」を探検。
somen
おやおや、素麺発見。
とはいえちえさんに最近のおすすめを聞くと、
「実はそろそろ秋ものが・・・」とのこと。
見るとやさしい色の首まきや、薄手のセーターが。
そう、もうすぐ9月ですものね。

「ほかにもなにか最近のトピックはありますか?」と聞くと、
今週26日(金)に野菜がとどくそうで、
実はこちらはアタリマエノタベモノプロジェクトのお野菜。
cimaiのパンも今月は夏休みのため同じ日に登場。
どちらも来月からは、再び第2第4金曜日に入荷だそうです。

somen
ほかにも、初めて見る器もちらほら。
夏の終わりに蔵前、なんていかがですか?


8月9日
あたらしい連載
karen
そしてこちらは、あたらしい連載
音楽家の良原リエさんによる「食べられる庭作り」です。
緑を育てたいと思っているけれど、きっかけがなかった方にとって
とても良い機会になってくれそうな連載です。ワクワクします。
これからどうぞ、お楽しみに。

また、高橋昇さん「土の詩」、上路ナオ子さん「毎月、旅、ひとつ。」も
新しいものをアップしています。
こちらもそれぞれぐっと訴えかけてくるものがあって、とても面白いのです。
ぜひご覧ください。


8月8日
8月の新刊です

新しい本が届きました。

karen
『ホーム スイート ホーム ー暮らしを彩るかれんな物がたり』
(桐島かれん著 上田義彦写真)
8月の新刊です。

桐島かれんさん愛用の大切な品々—
世界各地で見つけてきた手仕事や工芸品、
日々愛用している生活雑貨、
祖父母の代から受け継ぐアンティークや絵画などが導く、
旅、暮らし、家族の思い出のエッセイ集です。

こうして、ひとつひとつが本当に大切と思えるものと暮らすことで
毎日が、その毎日が積み重なる人生が、より愛おしくなるのだな、と感じます。

かれんさんのスタイリングで
写真家で夫の上田義彦さんが撮られた写真に映る“物”は
その佇まいから、背景に広がる世界を伝えてくれています。
そして、文章を読むたびにまた新たな魅力が見えてくるのです。

白と緑が涼やかな顔の新刊は、
早いところではお盆前から並びはじめます。
ぜひお手に取ってご覧下さい。


8月5日
カルチェラタンの大掃除
soji
映画『コクリコ坂から』ではありませんが、スタッフ皆で
ずっと「そのうちやらなきゃね」と言いあっていた1Fの大掃除をしました。
床、壁、水道…そしてアノニマのカルチェラタンといえば、
キッチン道具が置いてある棚だったようで、
すべて一つ一つの道具や調味料を見ていって、
ちいさな棚を新設して並べ直すと、見違えるようにきれいになりました。
(少人数ながら、終わった時に少し歓声があがりました)
ずいぶん活躍してきてくれたいつもの机も、すみずみまで拭いて。
これからもまだまだお世話になります。

使い込んで、活躍して、また掃除して、また使って。
その繰り返しで沢山の人が通り過ぎて、少しずつキッチンにも時代が刻まれていって。
いつかずっと先の日にも、丁寧に使われ続けてきた場所特有の
空気を纏ってくれるといいなと、そんなことを思います。


8月3日
『レシピ 家で呑む。』いろいろ
ienomi

こちらは、青山ブックセンター本店さんでの『レシピ 家で呑む。』のパネルの様子。
なんだかすごく目立っていて、
有難いことに、買ってくださる方も多いとのこと。
ほんとうにありがとうございます。
ぜひ多くの方の家呑みが、より、充実しますように!

ienomi
青山方面に行かれるときには、ぜひお立ち寄りになってみてください。
イベントもいろいろと、面白そうなものがいつもあります)

そして関西のみなさま、お待たせしました!
著者の高谷さんが、今度は大阪で呑みイベントをされることになりました。
場所はベトナム屋 DZO! (ヨー) さん。
店主の方も呑み好きということで、お二人でのスペシャル呑み屋だそうで
高谷さんのアテと「DZO!のいつもの」と両方いただけるようです。
先日のゴザナンボーとはまた全く違う、素敵な呑み屋になるのではないでしょうか。
行きたいです。


7月30日
なすんじゃさんの焼き肉の会
soonja
じゅうじゅう。もくもく。ワーッ。アハハハ。ぱくぱく。
このたびのなすんじゃさんの料理教室のテーマは、
焼き肉!
ということで、なぜなのでしょうか、焼き肉が皆の気持ちを盛り上げたのでしょうか、
今までにないほど、大盛り上がりの回になりました。

soonjasoonja
お肉は京都より、すんじゃさんおすすめの特製のもの。
お料理は、タレ3種類ときゅうりのキムチを教わりました。

そして、できあがったタレときゅうりのキムチを
みんなでお肉を焼きながら・・・。

soonja
話も盛り上がり、ごはんもすすみます。そして焼き肉はつい嬉しくなってしまうおいしさ。
飲んでいるのもお酒ではないのに(お茶でした)、雰囲気は本物の焼き肉屋のよう。
なんだかおかしくって、笑いのたえないキッチンでした。

なすんじゃさん、お越し下さったみなさま、どうもありがとうございました。
次回は9月、秋冬に使える辛いお鍋をご紹介する予定です。
またぜひ、お越し下さいね。


7月27日
緑の存在
tmsk
朝いちばんの仕事は、「田中美穂植物店コーヒショップ」の植物の水やり、
という幸せな日々も残すところあと4日。
展示期間中、たくさんのお客さまにお越しいただいています。
みなさま、ありがとうございます。

植物は、食べもののように必需品でもなく、
お洋服や器のように実用品でもありません。
本や音楽を買うのともまた違う。

自分で選んだ植物を持って帰られるお客さまは
小さな責任がその袋に入っていることを知っています。
そして、それを含めてとてもうれしそう。
tmsk
最終日の2日間(30日と31日です)、
店主の田中さんが京都からお店番に来てくださいます。
ひと足先に、追加の植物も明日届きます。
そして、オオヤコーヒ焙煎所+カフェ工船の
コーヒー屋台も2日間ともオープンです。

暑い日が戻ってくる気配がします。
夏はこれから。
みなさまのお越しを心からお待ちしております。


7月23日
ゴザの日
goza
涼しいかな……と予想していたら結局ずいぶんと暑くなった夏の夜、
『レシピ 家で呑む。』の出版を記念して、
高谷亜由さんによるベトナム風ゴザ居酒屋 「ゴザナンボー」をオープンしました。
(写真の真ん中あたりにエプロンをしておつまみの説明しているのが、高谷さん)
ベトナムのゴザ居酒屋は、かなりシンプルなものらしいのですが、
今回は出版記念ということで、おつまみをたくさんご用意して
基本はつまみ放題! さらに色々食べてみたい方はそれも追加してたのしめる、
かなり楽しいイベントになりました。

ドリンクの人気は、やっぱりビール。
ベトナムビールの333(バーバーバー)がよく出ました。
おつまみの人気は、いつのまにやらさっと無くなっていた
ずり(砂ぎも)、でしょうか。
本にも載っている「あんことブルーチーズ」をかなり気に入ってもらえたり、
パイナップルと唐辛子塩を「家でやります」と言っていただいたり、
本のおつまみの良さを実際に味わっていただけた、とても嬉しい機会でした。

goza
(浴衣で来てくださった方もいて、まるで本物の居酒屋のようでした)

あらためてわかったのが、『レシピ 家で呑む。』のメニューの、すごいこと。
本に登場するおつまみが並ぶと、
いかに呑みゴコロをくすぐるメニューばかりが選ばれているか、わかります。
たとえば「自家製味ごのみ」をつまんでいると
いつのまにかずっとつまみ続けていて、ハッと
「呑みの席で活躍するのは、こういうアテなんだ」と気づきます。
小さなこと、けれどちょっと嬉しい感動が、随所に散りばめられているのです。

暑い中おこしくださったみなさん、
高谷さん、ありがとうございました。
またゴザナンボー、できるといいですね。

ちなみに高谷さんは最近、ベランダ呑みにはまっているそうです。
夜空を見上げたりしながら、夏の夜……また、呑みたくなってきました。


7月22日
ベトナム

中川ちえさんの連載、あたらしい回をアップしました。
タイトルは「バインミー」。
ああ、あれね、とわかる方も多くいらっしゃるでしょうか。
ベトナムのおいしいサンドイッチ。
けれどサンドイッチとあなどるなかれ、バインミーの世界は奥が深く、
バインミーの本まで出ていたりします。おいしいですものね。

さて、明日7月23日は高谷亜由さんの「GOZA Nam Bo」。
『レシピ 家で呑む。』の出版記念イベントです。

本も、準備万端!
tmsk

そして本日、ベトナムゴザがアノニマに届く予定です。
どんなことになることやら・・・たのしみです。
当日分は少しなので、ぜひ!という方はお早めにお越し下さい。
田中美穂植物店コーヒショップさんの植物を眺めつつ待つ、というのも、オツです。
(こちらは18時閉店です)
みなさま、お待ちしております。


7月20日
店主おすすめ 夏の植物

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ただいま開催中の「田中美穂植物店コーヒショップ 東京支店 二回目」より
イチョウにモミジ、ハマボウ、南京ハゼ。
「これは夏におすすめの植物です」(店主・田中美穂さん)。

夏は、花を咲かせる植物が少ない季節ではあります。
でも葉っぱの緑が美しく涼しげに感じられるのはこの暑い夏だからこそ。
もちろん植物はいつだって変わりなく美しいのですが。

そして、来るべき季節の楽しみがこれらの植物にはあります。
それは「紅葉」。
tmsk
マンサク(左)とドウダンツツジ(右)。

夏の青々とした緑(変な表現)が
秋の真っ赤な紅葉へ移り変わる様子を
つぶさに毎日眺めることができるなんて、
とてもとても贅沢なことです。

こちらはデラウェア。紅葉して実もなります。
tmsk
花より葉っぱ (とおいしいブドウ)!

植物を「育てる」というのは、
近い未来へのささやかな期待を他の何にも代えがたい喜びに、
自分の手を使って変えること、だったりします。

夏からの植物入門、おすすめいたします。


7月14日
ジャングル イン アノニマ
明日15日(金)から始まる、
田中美穂植物店コーヒショップ 東京支店 二回目」の
搬入が着々と進んでいます。
tmsk

京都から今回も大型ワゴンから飛び出すくらいたくさんの
植物とともに、店主の田中美穂さんがいらしてくださいました。
tmsk
この後、アノニマ「ガレージ」がジャングル状態に。

田中さんがお店番をしてくださる日にちは、
15日〜17日、30日、31日です。
植物のことよろず、お問い合わせください。

そして、ことしもやっぱり来てくれました!
京都から「オオヤコーヒ焙煎所」のコーヒー屋台も
期間中出店します。
明日15日と30日、31日はかならず、
あとはふらりと何日か……?

展示もコーヒーもきてのお楽しみ。
tmsk
お待ちしております。


7月13日
"くらすこと"のひろば、報告。

7月9日の "くらすこと" のひろば。
当日は太陽がさんさんと出て、暑いいちにちでした。

tmsk

午前の加藤俊郎さんの呼吸法のお話と勉強会は、
自分の普段見ないところや考えないところを、ぐぐっと覗き込むようなひととき。

自分のこころとからだががひとつのコップのような、
透明にイメージできる貴重なお話をいただきました。

そのあとの分かち合いの会では、4つのグループに分かれて
ネイティブインディアンのトーキングスティック形式で
お玉やヘラをスティックに、みんなで気持ちを言葉にしていきました。

tmsk
午後はお待ちかねのマーケット。
おいしいごはんや飲み物、デザートを食べて、
おみやげにパンや焼き菓子を買って、ゆるりとしていただけたのでは。
(写真は大人気だったなかしましほさんのカレー2種です!)

テニスコーツさんのライブは、休日の午後にぴったりな
心地よい歌声とアコースティックな音に包まれたひとときとなりました。
tmsk

“くらすこと”のひろばの第1回目。
古本募金、募金、収益の1部の当日の総額は
¥125,777−となりました。
ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございます。
責任をもって< ふくしまキッズプロジェクト>に寄付いたしますね。


いま、これからを生きるのに大切なこと。
わたしたちにできること。わたしたちだからできること。
楽しみながら、気持ちよく生きていきたい。
そんなことを実感できたいちにちでした。

“くらすこと”のひろば、は、継続して行いたいと思っておりますので
また次の会も楽しみにしていてください。
お越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました!

*午前の「加藤俊郎さんの呼吸法のお話と勉強会」にご参加のみなさまへ*
アンケートのお願いをメールにてさせていただいております。
形式に添わなくてもかまいませんので、ぜひご感想やご意見をお寄せください。
今後の企画の参考にするとともに、先生にお礼とともにご連絡したいと思っています。
ご協力をよろしくお願いいたします。


7月12日
ゴザ・ナンボー

ついに、

goza
『レシピ 家で呑む。』、できました!

最初のレシピは「自家製味ごのみ」から。
いさぎよい簡単さが、いかにもお酒を引き立てる感じです。
書店さんに並ぶまでには、もう、少々!お待ちください。

さて、その著者の高谷さんによる出版記念居酒屋「ゴザナンボー」ですが、
本当に大変ありがたいことに、
現時点ですでにかなりのお申込みをいただいているため
当日分にもいくらかは余裕を残せるようにと、
いったんお申込を締め切らせていただくことになりました。
(まさに、嬉しい悲鳴です)

かなり混雑をしてしまうかもしれませんが、
スタッフ一同、人気の立ち呑み屋のように頑張りますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします!

お待ちしております。

goza
こちらは本から、こんにゃくのきんぴら!


7月11日
あたらしいかお

mokuroku
灯台のある風景。
あたらしいアノニマ・スタジオのブックカタログ
『アノニマ・スタジオの本』ができました。
今回のイラストは高寄尚子さんにお願いしました。
透明感のある美しさが印象的です。

mokuroku
水平線でつながる、ふたつの国。
ぜひ並べてみてくださいね。

灯台のモデルは、前川秀樹さんに作っていただいた
アノニマ・スタジオの『旅する灯台1号・2号』。
旅好きなもので、なかなか蔵前の家には帰ってこないので
前回からカタログでご紹介することにしたのでした。

カタログは無料です。
ご希望の方は、こちらをご覧下さい。
書店さん、雑貨店さんも店頭に置いていただけますと嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


7月8日
いよいよあしたです!

あしたにせまった“くらすことのひろば”。

今日は「くらすこと」さんが出店の準備に来てくださいました。
アトリエでも人気の冷えとり靴下やバッグ、麦わら帽子、
工房イサドさんのカッティングボードなどなど。
kurasukoto

公園で“ひろば”をされていたときに使っていた
カラフルな糸や裂き布で作ったリボンで
会場をデコレーションしてくださって、
お楽しみ会みたいでとっても素敵です。

古本募金も関係各者の方々のご協力で、
とってもいい本揃い。
kurasukoto

中山智恵さんの出店は、ドリンク4種類とデザート2種類になりました。
(お弁当をたのしみにしてくださっていた方、ごめんなさい!)
今が旬のフルーツを使ったシロップ割や
つるんと冷たいデザート、とってもおいしそうですよ。
どうぞ楽しみにお越し下さい。

また、募金をしてくださった方には
カキモリさんにご提供いただいた蔵前マップをお渡しします。
蔵前散策もこの機会にぜひ。

あしたの天気予報はくもりのち晴れ。
気温も高くなりそうなので、
お子様連れの方はとくにお飲物を持参して
水分補給をしてくださいね。

みなさまのお越しをお待ちしております。


7月7日
印刷終了。

kurasukoto
新刊 『レシピ 家で呑む。』の印刷が終了しました。
真ん中は「タコもずく酢」、そのとなりは「鶏きものしょうゆ煮」。
あとは「ゆでえだまめ」に「自家製ピクルス」「ベトナム風焼き鳥」…。
写真もきれいで、これはちょっと家に一冊あるとうれしいです。
できあがりがたのしみです。

高谷さんの出版記念居酒屋「ゴザナンボー」も徐々にご予約をいただきつつあります。
もしかしたら…があるかもしれないので、ぜひお早めのご予約をどうぞ。
なんだか、なかなか面白いことになってきそうですよ。


7月5日
"くらすこと"のひろば

kurasukoto
くるっとひっくり返すと一瞬にしてぱっと美しい姿になる、でんぐりのおもちゃ。

7月9日の "くらすこと"のひろば の、
noninoco さんのワークショップでつくることができるおもちゃです。
まる・さんかく・しかくのかたちのハニカムペーパーで綺麗なでんぐりの花が作れます。
うちわにはならないけれど、見ていて涼しくなるのは気のせいでしょうか。

いよいよ今週土曜日は "くらすこと"のひろば です。

なかしましほさんのカレープレート2種類のごはんや
フードムードで人気の焼き菓子の販売もあります。
夏のお弁当とシロップを使ったドリンクを準備してくださるのは中山智恵さん
トサカンムリフーズさんは、パン屋『tOki dOki』で人気のものを中心に
10種類近くのパンをご用意くださるそう!

森本ひであつさんに似顔絵を描いていただくのも、
お部屋に飾るイラストを選ぶのもよし。
15時からはテニスコーツさんのライブと盛りだくさん。

今回は、関係者出品の古本募金マーケットもお楽しみに。
こちらの収益は、夏の間福島の子どもたちに北海道で過ごしてもらおう
というプロジェクト( ふくしまキッズ夏季林間学校 ) に全額寄付いたします。

13時からのマーケットは入場無料、出入り自由です。
ちょうどその日は、ご近所サルビアさんの月いちショップの日!
今月は「サルビア給食室のかき氷やさん」だそうです。
考えるだけでからだが潤います。

kurasukoto

楽しむ、つながる、分かち合う。
みなさまにとってそんな時間になりますように。
家族で、お友達と、おひとりで、どうぞふらりとお出かけください。

※エコバッグ持参にご協力ください。
※食べ物、雑貨など、なくなり次第終了となりますのでご了承ください。



7月4日
家呑みの季節。

ienomi
7月に突入です。あまり冷房をつけずに過ごしていると
子どものころの夏休みを思い出します。
じりじりと、でも嫌いでない、この感じ。
熱いプールサイドを歩いて、いよいよプールに入れる!というときの感覚とか、
駄菓子屋で買う、帰り道のアイスも最高でした。
夏は夕暮れもきれいなんですよね。

さて、大人になった私たちに増えた、夏のもうひとつの楽しみ……といえば、
家呑み!(と、あえてここは言い切ってしまいましょう)
高谷亜由さんのアテ帳『レシピ 家で呑む。』、
いよいよ7月中〜下旬に刊行です。
はやいところでは20日頃には書店さんに並びはじめる予定です。

なにか一つだけ、本の一番の長所をあげるとしたら、
その 「等身大の感じ」 でしょうか。
高谷さんの家呑みへの愛情は、大好きな人がすすめるからこその心地よさがあって、
驚くほど実用的に徹したレシピばかりが登場する本になっています。

この夏は、家呑みしたい、作れるアテの数を増やしたい!
そんな方にはきっと、よき相棒になってくれると思います。
ぜひ、ご覧になってみてください。


 
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