アノニマ・スタジオ

貯蔵庫

2007年1月から6月のトップページの記録です。
イベント情報などは過去のものです。
さらに以前のものはこちらから。
2006年 1〜6月 / 7〜12月
2005年 1〜6月 / 7〜12月
2004年 9〜12月   

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6月30日
アノニマ・スタジオ、引っ越します。

アノニマ・スタジオの引っ越しが決まりました。
南青山でスタートしたのが2003年10月1日ですから、今の事務所には4年弱お世話になりました。
窓から見える公園の緑にも、葉の陰に見え隠れする六本木ヒルズにも、 あと20日でお別れ。
新しい場所は、台東区蔵前、厩橋(うまやはし)という橋のすぐ近くになります。
これからは、やわらかい川風を感じながら、の日々がはじまります。
7月14日に開催する週末食堂「な すんじゃさんの韓国宮廷料理とお話の会[夏]」が、
青山アノニマでは最後の週末食堂になります。
お料理もお話も楽しい(とても勉強になる)会です。お席、まだ若干余裕があります。ぜひお越しください。
移転してから、新しいキッチンができるまで週末食堂は少しの間お休みをいただきます。

6月23日
野菜畑の週末食堂

今日は『野菜畑のレシピ』発売記念の週末食堂、2回目が開かれました。
ランチは季節の野菜をふんだんに使ったバイキング。
ゴーヤの和風サラダ、ピーマンロースト、夏野菜の素揚げ、たたききゅうりとザーサイの炒めもの、にんじん葉のフライ、ぬか漬け。ズッキーニの冷や汁、土鍋ごはん。
夜は、前菜(トマトソテー、バジル冷や奴、オクラとモロヘイヤとつる菜のつゆ漬け)、冷たいトマトのスープ、ジンジャーポーク ミルクジャガイモ添え、季節のサラダ おかわりバイキング。ひなたパンも出ました。デザートは、しりしりゴーヤのフローズンヨーグルト。

今回の野菜は、永田農法の生産者さん、三鷹・清水農園、アノニマ料理部メンバー井上たまえさんのお父さんの畑から届いたものでした。やっぱり、採れたての野菜は、なんといってもおいしいですね。
お越しくださった皆さん、野菜の生産者の皆さん、ありがとうございました。
次回は10月を予定しています。

6月6日
撮影の日

今日から内田真美さんの新作、撮影開始です。
場所は、内田さんのご自宅にて。白い箱のような室内には、柔らかい光が入ります。
これからふた月、撮影の日々がつづきます。
真美さん、みなさん、スタミナ勝負(?)ですよ。

6月2日
米沢亜衣さんの週末食堂

米沢亜衣さんの『イタリア料理の本』の発売記念の週末食堂の日。
今回は器やカトラリーまで、亜衣さんがご自分のものをお持ちくださり、
アノニマ・スタジオの雰囲気もいつもとちょっと違います。

左は、大人気だった「トリッパとじゃがいものトマト煮」。おかわりなさる方、続出でした。
右は「さやいんげんのサラダ」をみずからサーブする亜衣さんです。
「レンズ豆と米のミネストラ」もデザートの「パンナコッタ」も、舌が驚くおいしさでした。
実は今回の週末食堂は、応募くださった方がこれまで最高。かなりの倍率になりました。
(抽選にもれてしまった方、ゴメンナサイ。)
亜衣さん、また週末食堂、開いてくださいね。


5月31日

日々ごはん9
高山なおみさんの最新刊『日々ごはん9』、発売になりました。
今回は2006年3月から8月までの6か月を収録しています。
『たべる しゃべる』取材と執筆を通して、ますます友人たちが好きになってゆく日々。
北海道に「アムプリン」を訪ねた、夏休みのような日々。
1年前の高山さんは、なにを感じていたんでしょう?

「見えなくても
 触れなくても
 いつまでもなくならない
 思い出という
 魔法」

カバーイラストは、瀬藤優さんにお願いしました。指の腹で描いたタッチをぜひごらんください。
それにしても、もう9巻目です。月日が流れてゆきますね。
アノニマ・スタジオの出版活動がはじまって、まる3年がたちました。出版点数は51冊目。
これからも、ひとつひとつ、石を積み上げるように、本を作ってゆきます。

5月30日
棚卸しの日
今日と明日は、年に2回の棚卸しです。スタッフ全員で、二日間、倉庫にこもります。
積まれた本を数えながら「いい人のところにいければいいね」と、肩をたたくように思ったり、返品の山を数えながら「………」としばし沈黙をかみしめたり。
倉庫に来るたびに、いろいろな思いが胸をよぎります。ここも「本作り」の現場のひとつに違いない。そういう思いを新たにします。倉庫で出庫作業をしてくださっているみなさんがいなければ、アノニマ・スタジオの本たちは読者の目に触れることもないのですから。

と、神妙な気持ちで本の森を抜けると、そこにはどこかで見たことのあるシルエットが。
こ、これは、有名な○ーネル・サン○ースおじさん!?


こんなところで行列してらっしゃいました。

5月25日
撮影快調!
先日から、アノニマの「週末食堂」や『野菜畑のレシピ』でもおなじみの、瀬戸口しおりさんの本の撮影がはじまりました。「子どもが出来てから、食生活が変わった」という瀬戸口さんのレシピは、「手をかけて 料理のもとを作っておいて」→「簡単に食卓にのせる」もの。味の刺激よりもコクや味わいに広がりがある味付けも、子どもといっしょの食卓だからこそ、かもしれません。写真の手づくりぎょうざは、ぷくりもちもちの食感。 これから夏の終わりにかけて、撮影が続きます。

5月4日
気持ちよいお天気です
東京は気持ちよいゴールデンウィークです。
アノニマ・スタジオも、お休みいただいております。メール、お電話などでのお問い合わせ、ご注文へのお返事は5月7日以降、順次対応させていただきます。ご了承ください。

今月から新連載がスタートしました。『はなのほん』『しんぷるらいふ』のかわしまよう子さんの「雑草ごはん」です身近な道ばたや河原の雑草で料理をしています。今回は3月分「ハマダイコン」「ツクシ」「ふきのとう」が登場します。ハマダイコンを試食させていただきましたが、意外や意外「おいしい!」です。まだ身近にはえている地域の方は、ぜひお試しください。連載も更新スピードをアップして、なるべくタイムラグができないようにしてゆきたいと思います。

4月には『野菜畑の週末食堂(春)』『なすんじゃさんの韓国宮廷料理の会』が開催されました。参加くださったみなさん、ありがとうございました(抽選にもれてしまった方、ゴメンナサイ。またご応募ください)。おかげさまでどちらもとても充実した会になりました。レポート、もう少しお待ちください。
5月の週末イベントはお休みですが、6月には2日に『米沢亜衣さんのイタリア食堂』、23日に『野菜畑の週末食堂(夏)』を予定しています。詳細は近々ご案内の予定です。お楽しみに。

では皆さん、たのしい大型連休後半を。


4月19日
『イタリア料理の本』
italia昨年6月から撮影をはじめ、2月から試作を繰り返してきた米沢亜衣さんの『イタリア料理の本』が、発売になりました。写真は日置武晴さん、デザインは山口信博さん。印刷は金子さん、石川さん、藤井さんのいつもの凸版印刷チームにお世話になりました。
オビのコピーには「見た目ではない、味なのだ」と書きましたが、見た目もとても美しく、もちろんおいしい料理の数々は、米沢さんがイタリア各地の食堂で、厨房で、下宿先の台所で憶えてきた、飾らない素顔のイタリアの味を伝えます。レシピの最後には、それぞれの料理との出会いを短くまとめていただきました。たとえばこんな文章です。
「フランスとの国境に近い、マイラの谷の辺りでは、オクシタンの文化が残っていて、今なおオック語が話され、オックの料理が作られる。ラヴィオーレスが、土地のシンボルのような味だと知ってから、ピエモンテで暮らしていた頃、毎週のように出かけては、さまざまな食堂で食べ歩いた。白魚を思わせるような肢体から漂う豊かな焦がしバターの香り。料理に恋をするということがあるのだとしたら、私は恋をした。そして、いつしか心から愛する味となり、私の山通いは今も続いている。」
19日から約一ヶ月間、ジュンク堂書店池袋本店、青山ブックセンター本店・渋谷店・自由が丘店にて、日置さんの美しくも迫力ある写真をパネル展示いたします。
ジュンク堂書店池袋本店では、2Fの実用書コーナーの壁面にて、25枚も料理のパネルを貼らせていただきました。

料理のパネルの下には、レシピが生まれるエピソードをそえています。
私たちが作業しているそばから、立ち止まってパネルに見入るお客さまもいらっしゃいました。
青山ブックセンター本店では、柱二面を使用しての展示です。
特大パネルが、遠くから見てもかなり目立っています。

米沢さんが連載している『日々』なども一緒に展開していただきました。
とても迫力のある展示になっております。
お近くに行く機会がございましたら、ぜひご覧ください。


4月3日

フウチの最新号です
fuchi6春と秋、年に2回発行の「フウチ」、最新号が発売になりました。今回の特集は、「沖縄、玉城の時間」と「ねむの木学園のものづくり」です。どちらも、ひとことでは言いあらわせない充実の内容です。
連載では、鎌倉の「なると屋+典座」のイチカワヨウスケさんによる「you are what you eat」に、沼津の紅茶専門カフェの「ケンブリッジの森」の大西進さんが登場。谷あきらさんの「カメラ片手にパリをゆく」は、アパルトマンの改装と壁紙の話。中川ワニさんの「珈琲焙煎をはじめてから」は、今回が最終回です。


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4月1日、特集でお世話になった沖縄・玉城のお祭りにお邪魔しました。「海楽(かいらく)」という名前のお祭りは、玉城にある「浜辺の茶屋」の稲福信吉さんが中心になって、玉城に住む人たちが手づくりではじめたフェスティバル。kairaku3宮本亜門さんのご自宅も開放され、焼き物やガラス、布もののほか、たくさんの食べ物屋台、リフレクソロジーやヨガ教室などもあり、「浜辺の茶屋」前の海の特設ステージでは一日中歌声が響いていました。
布絵作家の梅原龍さんのご自宅はギャラリーとカフェ&バーに。カフェはソウルの「Suッkara cafe」のスヒャンさん、バーは同じくソウルの「Bar ダ」のキムさん。メニューボードには「半径200km以内で一番おいしい!」と書かれていました。
遠くから歌声が聞こえ、近くの木々ではたくさんの鳥たちがさえずり、やわらかな風がながれて……ぜいたくな時間だなあ。
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3月30日


咲きましたね。まだ肌寒い新潟から帰ってみると、東京の街が一気に華やいでいました。
あるく人たちも、思わず上を見上げながら、心持ち口角があがっているように見えます。
すれちがう人と「やあやあ、きれいな桜ですねえ」と言葉を交わしたくなります。
桜にはどうしてこんな力はあるんだろう。
毎年こと時期になると、気持ちのよい春風に吹かれながら、同じことを考えます。
写真はアノニマのご近所、青山霊園の桜。ソメイヨシノが終わる頃に、
角の八重桜が見頃になります。
明日から沖縄です。

3月27日
あたらしい連載
ホームページの更新が滞ってしまいました。
新しい企画に向かって東奔西走の日々、肝心の足元がおろそかになってしまってはいけません。
連載陣の皆さん、原稿をすっかり寝かせてしまいました。ゴメンナサイ。
今月から、新しい連載がはじまります。映像作家の脇山美伸さんの「よばれました」です。
脇山さんは、イタリア・ピエモンテ州のブラに住ながら、
羊飼いたちのドキュメンタリーなどを制作しています。ブラといえば、「スローフード運動」がはじまった街としても知られ、スローフード協会の本部も置かれるところ。その街に暮らす脇山さんには、ご自分の「食」と「人」との出会いを綴っていただきます。

2月14日

ふたつの写真展
日常的に写真を撮っています。デジカメを使いはじめてから、さらに気軽に写真を撮るようになりました。でも、と一度立ち止まって考えます。その写真が切り取ったものは、いったい何なのでしょう? 時間? 空間? 
写真の中で満面の笑みを浮かべるその人は、もうどこにもいません。たとえ生きていたとしても、「その人」はもういません。写真に写された「瞬間」はすでに過去になり、そこに定着された「その人」は、いまの「その人」ではない。次々に過去に過ぎ去っていった「今」の集積が「写真」なのでしょう。
「頼朝公幼少のみぎりのしゃれこうべ」ではありませんが、写真のことを考えると、「あった」ことと「いまあること」の挾間に思考がはまってしまいます。写真とは「記憶」の記録装置なのではなく、もしかすると捏造装置なのかもしれません。
今週開催されているふたつの写真展から、そんなことを考えました。
写真展『mitsuo 4冊のスクラップブックから』(浅草 ギャラリーエフ)は、80年前に37歳でなくなった青年が撮ったフィルムを、現在活躍中のふたりの写真家がプリントして構成・展示するという試み。そこに映った見知らぬ家族の姿の、なんと懐かしいことか。服や髪型といった風俗を超えて、直接気持ちの柔らかなところに訴えかける何かがあります。この「懐かしさ」の質は、しばらく考え続けることになりそうです。
古い土蔵を改装した会場もここちよい空間です。〜2月18日まで。
『首藤幹夫スライド上映会』(下北沢 ラ・カメラ)は、10数年前から「スライド上映」を表現に選んで写真を発表している写真家の最新作上映会です。まず、その映像の美しさを体験してください。暗闇に映し出される写真の質感は、時に実物よりも生々しく、静止画であるはずの写真がなまめかしく動き出す瞬間を想像させます。思い出してはいけないことが記憶の底からせり上がってくるような感覚です。その瞬間の感情にあえて名前をつければやはり、「懐かしい」。2月15日〜18日まで。
記憶とは何なのか。記録とは何なのか。
どちらの写真展も、写真の本質にそっと近づこうという試みです。

2月13日
試作の日
さて。今日からアノニマ・スタジオは、また試作の日々がはじまります。
今回は4月に発売予定の『米沢亜衣 イタリア料理の本』のためのもの。
米沢さんがイタリアの食堂の厨房やお世話になったお宅の台所で集めてきたレシピの数々は(もちろん)どれもおいしくて、意外なほどにシンプルです。そのおいしさを読者の皆さんが確実に再現できるよう検証するのが、アノニマ・スタジオの試作です。3月初旬まで約50品を作ります。試作隊長は『野菜畑のレシピ』では「アノニマ料理部」の一員としてメニュー開発にも参加してくれた井上たまえさんです。今回はまるでイタリア料理店!というほどオリーブオイルなどの食材を用意しました。試作の様子は後日このページでもご報告しようと思います。

2月12日

元気をいただく
写真は、ある日アノニマ・スタジオに届いたアンケートハガキの一部です。「びっちり」書かれたものを選んだ訳ではありません。小さな文字から、行間から、私たちはたくさんの元気をいただいています。広大な出版業界のはしっこで、ほそぼそと、こつこつと本を作っていますが、その本を手にとって、読んでくださる人がいる。こうしてたくさんの文字を費やして、感想を、著者さんや私たちへのメッセージを書き送ってくださる人がいる。その「やりとり」の手応えが、実は売り上げの数字よりも、雑誌などの紹介記事よりも、何よりもうれしいのです。いただいたハガキは著者の皆さんにすべてお読みいただき、私たちアノニマ・スタッフもすべて読ませていただいています。このハガキは、アノニマ・スタジオの一番の宝もの、です。いつかお伝えしようと思っていたことを、今日やっと書くことができました。

2月11日
「10年目のスーベニール展」終了しました。
1月12日に鎌倉・逗子でスタートした『A BOOK OF SUNLIGHT GALLERY』発売記念イベント「10年目のスーベニール展」は、11日をもって終了しました。
サンライト・ギャラリーと永井さんの活動を記録し、知ってもらうための本と展示でしたが、思いがけないほどたくさんの方々に見ていただけました。会場にお越しくださった皆さん、場所を提供くださった各会場の皆さん、作品をつくってくださった作家の皆さん、ほんとうにありがとうございました。

2月8日
撮影の日
『文房具で包む』の井上由季子さんとの、次の企画が動き始めました。
内容はまだ書けませんが、井上さんらしい「紙」の本です。
「センス」と「歴史」と「おかしみ」がにじみ出るものになる予感と手応えをひしひし感じています。

撮影は、井上さんの主宰する「モーネ」に4月にできるギャラリーにて。
電気がまだ来ていない、底冷えする開業前のギャラリーを使わせていただきました。
撮影スタッフのみなさん、風邪などひいていませんか?
紙と印刷が大好きなアノニマとしては、至福のときでした。

2月3日
1月の新刊です。

1月末に新刊が2冊発売になりました。
『イラクサの小道の向こう』は、吉祥寺で「ジェンテ」 というフラワーショップをなさっている並木容子さんの最新刊。『日々のくらし、日々のはな』『英国、花からはじまる旅』に続く並木さん3冊目の本です。イギリス・コツウオルズ地方の小さな村で出会った花や人やみつばちから、「足もとのしあわせ」を見つける旅の思い出をつづっています。高橋京子さんによる美しい写真もお楽しみください。デザインは関宙明さん、編集は渡辺尚子さん。
もう1冊は『野菜畑のレシピ』。野菜のいきおいが増してくるこれからの時期、ぜひご活用いただきたい本です。ところで、「永田野菜」を知っていますか? 水や肥料を極力与えない「スパルタ農法」として知られ、味の濃さ、おいしさが評判の「幻の野菜」です。この本は糸井重里さんの声がけで作られたDVD「だれでもつくれる永田野菜」の付録の小冊子に収録したレシピがもとになりました(アノニマがDVD制作に関わったいきさつも、こちらで読めます。よろしかったらどうぞ)。DVDのユーザーさんたちからは「料理がひじょうにおいしい」「レシピが使いやすい」と大評判のレシピ集です。レシピを担当した「アノニマ料理部」は、実は高山なおみさんのアシスタントさんとアノニマの試作担当のチーム。今回はレシピ数を約倍に増やして再編集しました。スーパーなどの野菜でもおいしく作れて、時に贅沢にたっぷりと季節の野菜を楽しむアイデアにあふれた40種類の野菜を使った106のレシピ。保存食や常備菜も数多く紹介しています。 料理は瀬戸口しおりさん、井上たまえさん、平久井祐美子さん。スタイリングは本郷由紀子さん、写真は原野純一さん、デザインは中野有希さん、イラストは清水沙さん、編集は井上美佳さん。
4月、6月、10月に1回ずつ、この本のレシピを食べていただく週末食堂を開店予定です。
詳細は後日このページにて。ご期待ください。

1月30日
星ヶ丘SEWING GALLERY
「10年目のスーベニール展」11日まで開催中です。

大阪・枚方市の「SEWING GALLERY」での展示がはじまりました。鎌倉・逗子での展示作品に加えて、岩崎有加さんのインスタレーションも加わりました(右)。展示の様子はこちらをご覧ください。会期は2月11日まで。お近くの方はぜひお出かけください。

1月18日
「10年目のスーベニール展」今週末まで開催中です。

写真は「BORN FREE WORKS」での展示風景です。
由比ヶ浜が目の前に広がる気持ちのいい、
白い箱のような室内に
小さな「おみやげ」がたくさん展示されています。
右は、作品をお買い上げいただいた方に差し上げるエコバッグです。アノニマスタッフが夜なべして作りました。
(17、18日は店番も担当しました。
お越しいただいたみなさん、ありがとうごうざいました)


1月13日
「10年目のスーベニール展」はじまりました。

12日から鎌倉、逗子の3会場で「10年目のスーベニール展」がはじまりました。
会場にはこんなフラッグが下がっています。
「スーベニール展」とは以前「SUNLIGHT GALLERY」で開催されていた展覧会で、
参加者が生活の中で見つけたり作ったりした「おみやげ=スーベニール」を展示販売するという、肩の力の抜けたものです。
由比ヶ浜の「BORN FREE WORKS」では、2007年版のスーベニールがたくさん展示販売されています。そのほか「cafe vivement dimanche」、逗子の 「coya」でも展示しています。
会期は1月21日まで。どうぞおこしください。


1月2日
ことしもよろしくお願いします
あけましておめでとうございます。
2007年になりました。
おかげさまでアノニマ・スタジオは2006年10月で設立3周年を迎えました。
3年という月日は、けっして長くはありません。
何かのはじまりの、ごくごく最初の一歩の3年間だと思います。
しかしその3年間で、ほんとうにたくさんの出会った方々に出会いました。
じっくりお話できた人、すれ違いさまに言葉を交わした人、
一緒に本づくりやイベントなどでご一緒できた人、
遠くからアイコンタクトだけで「そこにいますね」と存在を確認しあった人……。
出会い方はさまざまでしたが、しかし、そのたくさんの出会いが
アノニマ・スタジオの仕事をつくってくださったと、実感しています。
ありがとうございました。
3年を経てなお、アノニマ・スタジオはまだまだ形がさだまりません。
いろいろなことを試しながら、時にあともどりしながら、今年も進んでいきます。
どこに向かっているのか?  方向は見定めているつもりです。
でも、到達目標はあえて作りません。
動き続ける活動の中にこそアノニマ・スタジオがある、とうそぶきながら
遺産を持たない私たちは、ひとつひとつ一里塚をこしらえてゆこうと思います。
これからも、楽しいことがきっとたくさんあるでしょう。
今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。


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