アノニマ・スタジオ

貯蔵庫

2011年1月から6月の、トップページの記録です。
イベント情報などは過去のものです。
さらに以前のものはこちらから。
2010年 1〜6月 / 7〜12月
2009年 1〜6月 / 7〜12月
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2005年 1〜6月 / 7〜12月
2004年 9〜12月

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6月30日
牧野植物園はよいところ
makino
日本が世界に誇る植物博士、牧野富太郎さん。
高知県のみなさんにはきっと、坂本龍馬さんの次くらいに
なじみのあるお名前なのではないかと思います。
植物学や研究というと、暮らしのなかで身近な緑と
どうも距離を感じてしまいがちでしたが、
牧野博士のことを知ってからずいぶんイメージが変わりました。

チャーミング。
というと、たいへんな業績を残した方へ失礼かもと思いますが、
オニバスを首にかけてにっこりするお顔や
莫大な書物に囲まれて、植物画を描く丸まった背中から
植物に心底夢中、というのがにじみ出ている。
植物が人にあたえてくれる、つつましやかなよろこびを
つきつめて考え、その側により近づけるようにしてくれた人。

makino

その牧野博士の業績をたたえて作られたのが「高知県立牧野植物園」。
(2枚上の写真は、牧野植物園のてっぺんからみた高知市内です)
高知にお住まいの早川ユミさんの
「すごーくいいところだから、高知に来たらぜったい行ってね」
ということばどおり、ほんとうにいいところです。
展示やイベントもたのしそうなものばかり(アノニマ・スタジオも
『セツローのものづくり』の展示でお世話になりました!)。

牧野植物園がどうしてそんなにいいところなのか。
どんなふうにいいところなのか。
そのへんのことを実際に園内で働いている方からお聞きしたい。
ということでお招きします。
牧野植物園を牧野植物園にしている、園地管理課の藤井聖子さんに
7月のトークショーのゲストとしてお越しいただきます。
園内の植物に毎日ふれている、藤井さんのお話を聞ける機会はきっとそんなにありません。
ぜひお聞きのがしなく。


6月28日
初夏のコムナンボー

nntn
高谷亜由さんのベトナム食堂「COM NAM BO」第二回を開催しました。
暑い、暑い盛りで、メニューは揚げ春巻きとなすのターメリック煮。
(写真はなすのターメリック煮)
ベトナムビール「333(バーバーバー)」に、
カラメルにコーヒーの入ったベトナムプリンをご用意しました。
定食は完売、ビールも、プリンも、よく出ました。
お越し下さったみなさま、ありがとうございます。

nntn
こちらは準備の様子。
ゴーヤの肉詰めスープ、おいしいだろうな、と思っていたら
びっくりするくらいおいしかったです。ジュワッと食べるのがおいしい。

次回の食堂「コムナンボー」は、秋冬ころの開催予定です。
少し日があいてしまいますが、
決まりましたらこちらのホームページでお知らせいたします。
みなさま、首をながくしながら、たのしみにお待ちください。

そして高谷さんのイベントは、7月に
『レシピ 家で呑む。』出版記念の「ゴザナンボー」が、ありますよ!
ベトナムではなく、今度は「家呑み」がテーマです。
みなさま、ぜひふるってご参加ください。思う存分、つまみつつ呑めるイベントです。


nntn
サボテン、咲きました。


6月24日
Back Number


nntn

オオヤミノルのコーヒーと無駄話
No no thank's no」のバックナンバーが出来ました。
イベント中に録音した、オオヤさんとゲストさんの会話を
ほんの一部ですが、お聞きいただけます。

お越しいただきましたみなさま、
あの味をもう一度どうぞ。
お越しいただけなかったみなさま、
ほんのひと口、お味見をどうぞ。
こちらから。

nntn
こちらは、一服するマスターのバック。
写真/大沼ショージ


6月23日
夏よこい。

外から帰ってくると、汗がどっとでてきます。
まだ梅雨明けまえなのにこれから暑さはどうなるやら。
でも、夏がはやくきてほしいなと思います。
というのも、

tanakamiho

ことしもやります。
田中美穂植物店コーヒショップ 東京支店 二回目 」。
去年のあの暑い暑い夏。
京都からきたたくさんの植物のおかげで
なんとも心休まる涼しい日々を過ごせました。
毎日の植物のちからは偉大です。

tanakamiho
上は2010年のおしらせ。

ことしは7月のなかばから。
今回は、ワークショップも行います。
昨年の人気者だった「しのぶ玉」を作りましょう。
「夏のしのぶ玉ワークショップ」。

tanakamiho
写真左がノキシノブ玉、右がトキワシノブ玉。
ぷらーんとつるした姿が愛すべき存在。
作る大きさはいろいろ、選べるようですよ。
はやくこいこい、夏休み。


6月22日
試作ノススメ

「あつい、あつい……」とつぶやきながら、
秋冬に刊行予定の本の試作をしています。
煮込んだり、待ったり、振り混ぜたり。
初めて使うスパイスもいろいろ。発見もいろいろ。
どんな本かはまだひみつ、ですが、
とびきり面白い本ができそうなのは間違いないです。
暑いのも、お店の厨房にいるみたいで逆にたのしく思えてきます。

試作ということで、ひとつひとつ隅から作っていくわけですが、
あえて自分では作らないだろうな、というレシピも作るため
「この材料ってこんなにおいしかったんだ」とか「この作り方、知らなかった! 」
といったようなこともしばしば。
試作でなくても、こちら、かなり面白いです。
もしやる気がわいてきたら
(特に料理のバラエティを増やしたい人におすすめです)、
レシピ本全ての料理を作る人はあまりいないかと思うのですが、
そこをあえて一冊、どんな本でもいいので、
すべてのレシピを作ってみる、というのをやってみてください。
この面白さを好きな方、絶対に少なくないような気がします。


6月17日
ハガキ
ueji
連載の上路ナオ子さんから、個展のハガキ。
夏っぽいなー、いいなー、と思ってウラの個展情報を見ると、

展覧会タイトルが
ueji
上路ナオ子のわがまま名言集……。

そうでしたか、わがまま名言集でしたか。

楽しみです。

(詳細は、近くなったらこちらに載るのだと思います。
 場所は表参道のHB Galleryさんだそうです)

じんわり面白い連載いろいろ、アノニマ・スタジオホームページ連載
まだ見たことのない方はぜひ。それぞれ、月一回ペースで更新しています。


6月15日
どっち?
comnambo

ライスペーパーで巻いた、パリパリの春巻です。

comnambo

スパイシーでほんのり酸っぱい。初夏にオススメの1品。

さて、食べたいのは…………
どっち?

高谷亜由さんのベトナム食堂、「COM NAM BO (コムナンボー)」
次回6月28日(火) のメニューが決まりました。
上のふたつが選べる主菜。

スープは、
comnambo

カフェタイムには……
comnambo
コンデンスミルク入りの、濃厚なプリン。

ご予約もできます。(ごはんかカフェかをお伝えください。
また、主菜をどちらにするかもし決めていれば、そちらもお伝えください)
のんびり過ごせる、平日の小さなベトナム食堂です。
みなさまのお越しを、お待ちしております。


6月12日

あつらえの
coseet
オーダーしていたコゼバッグさんのかばんができました。
かばんに愛称をつけたくなるほどうれしい。
(そう思うと、ドラ○もんみたいに見えてきました)
かばんをかけていると、胸が開いて背筋がのびて
自分のことをだいじにしないと、という気分になります。
自分のことを想って作ってくれたものの効果はテキメンです。
やっぱりお願いしてよかった。
それにしてもはやく自転車に乗りたい。


6月11日
トマトづくし
なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室、
梅雨ただ中の今回のメニューは、夏に向けてのトマトづくしでした。

朝は雨でしたが、
京都から、たっぷりのトマトが届き……
kyoto

トマトのキムチにトマトのナムル、
そしてイカのピリ辛炒めを皆で作りました。
kyoto
ごはんがすすみます。
どれも元気の出る、きたる夏にぴったりの味。

kyoto
トマトのキムチは皆でお持ち帰り。どんな味になるのかたのしみです。
教室の明るい空気を楽しんでいるうちに、
いつのまにか雨もやんでいました。
それにしてもすんじゃさん、元気!

お越し下さったみなさま、ありがとうございました。
そして次回のなすんじゃさんの教室は、「焼き肉」がテーマになりそうです。
詳細決まりましたらまたお知らせいたします。
どうぞお楽しみに。


6月10日
京都を自転車で
kyoto
川が流れる町は自転車がよく似合います。
川沿いを走る自転車を見かけると、
地下鉄からよいこらと階段を上がって
地上にでる身としてはなんともうらやましい。
隅田川でもなかなか絵になりますが
夕暮れの鴨川と自転車の組み合わせは
どこかにおさめておきたいと思ってしまいます。

京都は自転車の町、と今回の滞在で思いました。
町中で自転車を乗っている人がたくさんいて、
きちんと機能している自転車屋さんがそこここにあります。
碁盤目の小道をスイスイと泳ぐように移動できるのは
単純に気持ちがいい。

今月は、そんな京都で自転車屋さんを営んでいる方と、
個人で自転車バッグを作っている方を、蔵前におむかえします。

「タクヤくんがあつらえてくれた自転車は最高です」と、
とあるカフェの店主が言うので、どういうふうかと問うと
「自転車に乗っているのに乗っている感じがしない」。
それは確かに最高です。
タクヤさんは、自転車屋さんでメッセンジャーでもあり、
そして今月のトークイベント「No no thank's no」のゲストさんです。 kyoto
自転車についたシールを懸命にはがすタクヤさん。

そしてもうひとかた。
自転車用のバッグを制作しているコゼバッグさんの
展示受注即販売会が来週から始まります。
「乗っているのに乗っている感じがしない」自転車に乗るときのかばんは
「かけているのにかけている感じがしない」ものでなければ。
要は、どちらもしっかりと自分に合っていることがだいじ。
こんな風に。
kyoto
コゼバッグさんのかばんは、メッセンジャーバッグの芯をきちんと残しつつ、
町中で、旅先で、使えるように作られています。
荷物が多くて移動も多い人にはほんとうにうれしくなるバッグです。
そのうえ、各部分の色が(糸まで!)自分で選べるというオーダーかばん。

kyoto
選べることがたくさんあって、迷いすぎてもう選べない……、
と固まってしまう人に、コゼバッグさんはじっと待ちつつ、
的確なアドバイスをくれます。

思う存分考えて迷って選ぶ時間をご用意して、
16日からの3日間、お待ちしております。
詳しくはこちらをご覧ください。



6月9日
冷水希三子さん「春の皿」試作

「4/12 STORE」(料理とお酒の店) 、「na Branca」(料理教室)
どちらも評判の、フードコーディネーターの冷水希三子さん。

2010年のごはん会「四季の皿」が
一冊の本になることになりました。
hiyamizu
白からはじまるONE PLATEに
四季の色彩豊かな食材を、混ぜたり、浸したり……。
色とりどりの絵の具を混ぜるように完成していく、
家庭だからこそできる、ワンプレートコース料理の本です。

今日はちょっぴり遅い「春の皿」の試作。
本日のMENUはこちら。

・半熟卵とパルミジャーノソース ・にんじんと甘夏のサラダ
・アスパラとルッコラのサラダ ・じゃがいもとディルのサラダ
・空豆のセージ風味のニョッキ ・キャベツとエンドウ豆の蒸し煮
・チキンスープ ・スペアリブ ・バナナのシフォンケーキ

hiyamizu

hiyamizu
( 「それぞれの味が混じり合ったところがおいしい」と冷水さん。)


お皿に取り分けて、切っても、崩しても、つぶしても、混ぜても、
なんだかずっときれいな料理なんです。

食べ終わって真っ白になった皿に
「ごちそうさまでした」とふっと出るため息は
名残惜しいぐらいおいしかった、それぞれの味を思い出してしまうから。
まさに、めくるめく一皿の世界です。

気軽なワンプレートは、作る人にも楽しくて、心地良い。
自由に盛って混じり合う味は、食べる人にも自由で、おいしい。
旬のものを、大切な人と、気さくな雰囲気の中で
ゆっくり楽しんでいただけるレシピを、
ゆっくり、ていねいに、一皿一皿作っています。

本には、家庭で気負いなく作るための工夫があれもこれもと満載なのですが、
それはまた、次の機会に。

hiyamizu


6月7日
韓国の地方の旅

日々、京都と東京に、さらには広島教室も始まったそうで
忙しく飛び回られているなすんじゃさんですが
このごろは2ヶ月に1度くらいの割合で、
地方の食を味わう旅行をされているそうです。

ume
すんじゃさんのブログから写真を一枚お借りして)

こちらは韓国ドラマ「砂時計(モレシゲ)」の舞台の駅なのだそうです。
読んでいるとなんだか一緒に旅行をしているような気分になります。
ごはんもおいしくて、近いから行きやすい、韓国。
たくさんのごはんの写真を見ると、行きたいな、でもきっと行けるはず、と思います。

ume
さて、そんななすんじゃさんの6月11日(土)のキムチナムル教室の食材は、トマト。
暑い時期に冷やして食べるとおいしいトマトのナムルほか、数品を教えていただけます。
どちらの回もまだすこし空きがあります。
参加したいけれどもう日がないからどうだろうか……と思われていた方、
みなさま、ぜひどうぞご参加ください。


6月6日
梅酒の季節

ume
こちらの写真でどの本かわかる方は、持っている方でしょうか。
高山なおみさん『チクタク食卓』の上巻、巻末です。

では、こちらはどの本でしょう?

『梅雨近くになると、青梅の実が並び始める。ビンに梅と氷砂糖を交互に重ね入れ…』

実はこちらも高山さん。『記憶のスパイス』から。
(ほんとはもっと続きが良いのですが、なんだか勿体無いくらい素敵なので、
 続きは本でお読みください)
そして実は『日々ごはん』の1巻にも梅酒のおまけレシピがあります。

あちこちで梅を見かける季節になりました。
梅酒も、梅干しも、梅シロップも今からちょうど仕込みはじめ。
ぼんやりしていると「あ、今年は漬けようと思ってたのに…」と、
ついつい逃したのが去年だったか、一昨年だったか……。
「今年はやろう!」とお思いの皆さん、思い立ったが吉日です。
本日梅を買って帰るというのはいかがでしょう?
(ちなみに「チクタク食卓」上巻の巻末には、梅干しのつくりかたも載っています)

ちなみに関西の方には、「Richer」の6月5日発売号で、
Relishの森先生が梅酒の紹介をされています。
(森先生の梅酒はまだ本に載っていないのです) 
こちらもぜひ、どうぞご覧になってみてください。




5月29日
Relish森かおるさんの出張お弁当教室
obento 
熱気、伝わりますでしょうか?
Relishの森先生に京都からお越しいただいての出張お弁当教室、
外は雨ながら、大盛況の一日となりました。

森先生の教室のすごいところは、最初は皆すこし緊張していても、
みるみるうちに教室中に楽しそうな空気が広がっていくところ。
何より「料理の楽しさを知ってもらって、料理を好きになってほしい」と
願っている森先生の思いが皆に伝わっていくのでしょうか。

obento
今回は、野田琺瑯さんのホーロー容器をお弁当に見立てて。

obento
本にも載っているチキンナゲット。そのほか7品のおかずを作りました。

obento
ミートボールを作る森先生。色んなコツに「へえー」「なるほど」と
小さな声があがります。

ミートボールは、森先生が 「ぜひみんなに作ってほしいから」と
今回まっさきに教室のメニューに選ばれたおかずです。
定番のお弁当おかずなのに、手作りしないおかずの代表格。
でも、しっかりこねればお肉もやわらかくできて、
もし卵アレルギーなどがあっても、手作りなら卵を入れないで作れる。
何より作ってみたら案外自分でも作れそう!
そんなふうに感じていただけていたら、とても嬉しいです。

おいしく好みの味に作れて経済的、
何が入っているかもわかるし、ゴミも減らせる。
実は、いいことづくめのお弁当。
ひとりひとりのお弁当はちいさなものかもしれないけれど、
お弁当人口が増えたら、何かが変わるかもしれない。
そんな森先生の想いをたっぷり受け取って、
またお弁当生活を頑張ろう、そんな気持ちになれた教室でした。

obento
森先生、お越し下さったみなさま、どうもありがとうございました!


5月26日
コムナンボー、開店
comnambo 
気持ちよく晴れた本日、
高谷亜由さんのベトナム食堂「COM NAM BO」がオープンしました。
写真は副菜のゆでキャベツ用の、ゆで卵入りヌクマムダレ(これがおいしい)。

選べる主菜は「ベトナム風チキンカレー」と「揚げ魚のトマトソースがけ」
comnambo
(メニューはイラスト入り。機内食みたいに選べます)

写真を撮り忘れましたが……

comnambo
(上が魚を揚げているところで、下がベトナムカレー。
味はまろやかな旨みのココナッツミルクカレーをご想像ください。辛くないです )

comnambo
副菜もいろいろで (おかみの顔が暗くなってしまいました)、

チェー(ベトナムのぜんざい。今回はいちご入り)も食べられたり、
コンデンスミルク入りのベトナムコーヒー(見た目もかわいい)もいただけたり、
時間が長いのでのーんびり、ふらっと立ち寄って
おいしいランチをつまみつつ、ずっと本でも読んでいたいような食堂でした。

はじめての回ということで不慣れなところもありましたが、
お越し下さったみなさま、ありがとうございます。
次回は6月28日(火)にオープンします。また、来てくださいね。
今回来られなかった方も、ぜひ! コムナンボー一同、お待ちしております。


5月24日
ホーローとどく
obento 
延期開催の決まった、Relish森かおるさんの出張お弁当教室用の
ホーロー容器がとどきました。
イベントはこちらに皆でおかずを詰めて、いただく形式。
終わったあとはおかず作りに活用できて一石二鳥、という
なんだかお弁当教室らしいオマケです。

お弁当教室、Bの回(15時〜)にまだ少しながら空きがあります。
「作れるおかずを増やしたい」という方や「お弁当、はじめたいけれど…」というみなさま、
この機会にいかがですか? 
お弁当のちょっとしたコツも、たくさんお聞きできるはずですよ。


5月23日
ビーフジャーキーと塩こしょうレモン
ienomi 
新しい本、すすんでいます。
こちらは7月刊行予定、高谷亜由さんの本から。
さて、何の本でしょう?

メニューですぐにピンと来た方、おそらく正解、
「家呑み」のおつまみの本です。(ネタ帳、というほうが近いでしょうか…)
塩こしょうレモンはベトナムでポピュラーな、カンタン万能ダレ。
レモンの酸味で舌がさっぱりして、お酒がクイクイすすみます。
料理家の高谷さんは、ベトナム料理講師でもあり、もちろん呑み好き。
本は家で呑むときに役立つアテいろいろを、ときにベトナム料理も交えつつ、
たくさん紹介してもらえる予定です。

そんな高谷さんのときどきのベトナム食堂「COM NAM BO」(コムナンボー)も
5月26日(木)からオープンします(予約も可能です)。
ベトナムの空気たっぷり、ごはんのすすむベトナム料理を、たっぷりいただける食堂です。
お昼をすぎたらカフェタイムもあります。平日ではありますが、ご都合が合えばぜひ。
コムナンボー一同、お待ちしています。


5月18日
種をまくひと
TANIAI 
制作のはじまった、早川ユミさんの
たべることについての本の撮影で、谷相へ。
(写真はみんなでいただいた朝ごはん)

高知は美しくて、
TANIAI
(谷相の様子。手前はバナナの木)

TANIAI
(皆で「満月、すごい!」と叫んだり、)

ちょうど水の張られた美しい棚田を眺められたり、
急にスコールのような雨がふったかと思うと晴れたり、
たくさんの蜂の巣箱を見つけ直したり、しました。

やれること、やるべきことを、いっそう真剣に問い直しながら、するどく。
種をまきながら、最後はきちんと土に還せるよう、紡ぐ暮らし。
言葉にするとまるで当たり前のことのようですが、
本気を普通に行う人々の姿はかっこいいな、と、そんなことを思いました。


5月16日
旅ひとつ
tabihitotsu 

上路ナオ子さん連載 『毎月、旅、ひとつ。』更新しました。
今回も、こけしの旅、ひとつ。
なんだか家に、こけしがほしくなってきました。


5月14日
「『eatrip』東京さんぽ上映会」in蔵前

eatrip

映画『eatrip』とお散歩する、おいしい上映会。
おいしいごはんを食べながら、
映画『eatrip』を楽しむ上映会です。
映画ついでに、その街をさんぽしてみませんか?
(eatrip project)

そんな企画の第3回会場として、フードディレクター野村友里さんの
「食」をめぐるドキュメンタリー映画『eatrip』の上映会を行いました。

楽しみのひとつ、お茶とお菓子は、東京月島でお菓子の工房を構えられている
つづる、」さんがご用意してくださいました。
お菓子は映画からイメージされた、五感を刺激する、
それぞれに違った表情をもつ焼菓子の詰め合わせ。

ビスケ—パリポリ  マシュマロ—ぷぉわ  くろ—ホロホロ
おこし—ザクザク  カルメ—フワリ

説明になっている食感のことばだけでも
おいしくたのしいお菓子が伝わりますでしょうか。
柿の葉茶と一緒に味わいました。

eatrip
ずらりと並んだ姿が美しいです。

育てること、作ること、食べること、考えること、生きること。
「食」と「人」の間には何があるのかをやわらかな視点で浮き彫りにした作品。
毎日当たり前に行っている「食」にどういう意識を持って向き合っていくのか、
映画を観ながら深く考える時間となりました。

映画に登場するお料理を
『イタリア料理の本1.2』の米沢(現:細川)亜衣さんが担当されており、
その力強いお料理とおいしそうな映像のおかげで、映画が終わるとおなかがぺこぺこに。
おいしいごはん、お酒をいただきながら、映画について語りあうのもよさそうですね。

お越しくださったみなさま、
どうもありがとうございました!


5月13日
椿野恵里子さんのお茶づくり
ocha 
街路樹の椿がそろそろおしまいの頃、
そういえばと思い出すことがあります。
お茶の木はツバキ科だということ。

一昨年、椿野さんのお茶づくりのワークショップのときに
それを教えていただいて、すごい!と手をたたいたものでした。
(なぞかけのようですが、おわかりになりましたでしょうか)
以来、花が終わっても椿の葉をよりよく見るようになりました。

椿野さんのワークショップではご自分でつくられたお茶はもちろん、
身近なものを新鮮に、遠くのものを近くに感じられるヒントを
たくさんお持ち帰りいただけます。
まだ少しだけ、お席がございます。季節を感じに、ぜひいらしてください。


5月11日
イベントの振替開催のこと
tanegohan tanegohan 
震災の影響でいったん中止とさせていただいていた
森かおるさんの「お弁当教室」、引頭佐知さんの「だしとり教室」、
それぞれ振替して開催させていただくこととなりました。
振替によってご参加いただけなくなった皆様には申し訳ありませんが、
あらためて開催できることとなり、本当によかったです。
(前回参加予定だった方を優先させていただいているため、少しはやめに
埋まってしまうかもしれません。ぜひお早めのお申込をおすすめします)
みなさまどうぞご参加ください。詳しくはこちらから。


5月10日
春のたねごはん
tanegohan
早川ユミさんの「種まきびとのたねごはん」第3回目をアップしました。
春の野生の味、よもぎだんご汁とつくしの卵とじです。

早川ユミさんと新しい本のことがスタートしました。
最初、仮の呼び名は『台所の本』でしたが、なんだか台所だけにとどまらず
食べること全体にまつわる、器の大きな本になりそうです。
まだまだ始まったばかりですが、皆でこれから出来上がるものにワクワクしています。
ぜひ、ご期待ください。刊行は、今年の冬の予定です。


4月27日
「COM NAM BO」開店
com nam bo
新しい食堂イベントのお知らせです。
5月26日(木)から、京都で料理教室「Nam Bo」(ナン・ボー)を開いている
料理家の高谷亜由さんによる、ベトナム料理食堂
COM NAM BO」(コム・ナン・ボー) がオープンします。

ごはんにもお酒にも合うベトナム料理と、ベトナムのおやつを
少し長めの時間、のんびりといただける食堂です。
料理は選べるシステム、少しだけアルコールもお出しする、
ベトナム気分溢れる、すてきな食堂になりそうです。(詳細は→こちらから)

「COM NAM BO」は、これからときどきの開催予定です。
なすんじゃさんの「毎月食堂」、瀬戸口しおりさんの「おかあさんや」とともに
どうぞごひいきに。皆様のお越しを、お待ちしております。


4月24日
南の桜と北の花
すでに「展示とイベント」でもおしらせしていますが、
京都のコーヒー焙煎家のオオヤミノルさんのトークイベント、
「No no thank's no」が5月からはじまります。
もし、オオヤさんのラジオ番組があったら、
夜更かししてスイマとたたかって目の下にクマができても
いちども聞きのがさないのにな、とつねづね思っていました。
(どうしてか深夜放送の設定でした)
そんなことが今回実現できそうです。
しかも、ラジオよりずっとずっとおもしろく。
くわしくは、こちらをご覧ください。

OOYASAN
写真は、今回のイベントの打ち合わせに行った、
四国のとある山の桜の木の下で、コーヒーをいれるオオヤさん。
この野点は7月に縁をつなぎます。

来月まで待てないというみなさま、
東京・中目黒の「ジオデシック」さんで、
オオヤさんのコーヒーレクチャーがあるそうです。
同日程で、昨年の夏にお世話になった
「田中美穂植物店コーヒショップ」さんの教室も。
目黒川沿いの桜並木は青葉のころもきれいですのでぜひ。

もうひとつの花だよりは、チューリップが見頃の新潟から。
(チューリップは新潟の県花です)

KITASHOTEN
灯台フェアやBookMarketでもお世話になっている、新潟の「北書店」さん。
4月で1周年をむかえられました。おめでとうございます!

お店に何度かうかがっていますが、
店長の佐藤さんが座っているところを見たことがありません。
いつも本棚とレジを行ったり来たり。
北書店の公式のブログがぜんぜん更新されないのは、
お店では、本とお客さんに向き合っているから。
(「しかも家は黒電話で、ネットつなげてないし」)
ほんとうにいい本屋さんです。
佐藤さんにも夏の盛りのころ、またお会いできそうです。
そのことはまたのちほど。

KITASYOTEN


4月22日
土の詩

あたらしい連載、はじまりました。
新潟の、お米農家の多い小さな町で育った
カメラマンの高橋昇さんによる「土の詩」(つちのうた)。
ふと気をとめて、ゆっくりと見ていると何かの聴こえてくる気配がします。
進んだりもどったりしながら、ご覧いただけたら嬉しいです。
どうぞお楽しみ ください。


4月21日
「MADE IN JAPAN」パネル展スタート!
MIJ
4/27発売予定の新刊、「MADE IN JAPAN」のパネル展を
ジュンク堂池袋本店2階の壁面で開催しています。
壁面全体を贅沢に使い、まるでギャラリーに来たかのような雰囲気で
約20枚のパネルが並んでいます。
実物ではなくパネルの展示ですが、内田鋼一さんのコレクションのすばらしさや
迫力が伝わ る見ごたえのある展示になっています。
書籍も先行発売しておりますので
お近くにお立ち寄りの際はぜひ、ご覧になってください。

MIJ


4月13日
内田鋼一コレクション 「MADE IN JAPAN」- as it is 個人コレクション展6 -

千葉県茂原市にある坂田和實さんの個人美術館「as it is」で、
現代を代表する陶芸家・内田鋼一さんの展示がスタートしました。

MIJ
( PDFはこちら )

「as it is」は、千葉の山の上にある小さな美術館です。
最寄り駅からも車で30分と、決してアクセスが良い場所とはいえません。
ようやくの思いでたどり着いたその場所は、まさに別世界。
建物に一歩入るや、床を踏みしめる足、土壁が吸い込む音を追いかける耳、
急に視力が良くなったような錯覚をおぼえる目……。
まるで、ものそのものが自ら本来の姿を顕わにしているような感覚に、
自分の五感が静かに驚き、喜ぶのがわかるような空間なのです。

内田鋼一さんの作品は、
手のひらにすっぽり収まるお椀のような生活道具から
クレーンで引きあげるほど壮大な美術作品と、実に多彩。
どうやらご自身の中に、自在に伸び縮みする独自のスケールをお持ちのようなのです。

MIJ

MIJ
(図録 『MADE IN JAPAN 素のものたち』より)

時間経過を経ずしては至ることのないものそのものの美しさもさることながら、
内田コレクションの数ある魅力のひとつは、
その一点一点のスケールのドラマチックな変化にあると感じました。

作家・内田鋼一の眼の尺度、
その縦横無尽さに対する心地よい驚きを体感されに、
ぜひお運びいただけたら、と思います。

この展覧会の図録『MADE IN JAPAN 素のものたち』(内田鋼一著) を
アノニマ・スタジオから4/27に発売予定です。こちらも合わせてお楽しみに。

*本書はこのたびの東日本大震災の影響を受け、刊行に遅れが生じております。
ご迷惑をお掛けいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。


4月9日
お知らせほか

桜も咲き、ふと少し前の寒さの感覚を思い出すと、
実はずいぶん暖かくなったのだな、ということに気づきます。
毎日、少しずつ、少しずつながら、ずっと暖かくなってきているんですね。

koyatasan
こちらは現在開催中の小谷田 潤さんの個展、
「1000のなみだつぼと1000のことば」の一画より。
ひとつひとつ眺めているだけで、あっというまに時間がすぎてしまいます。
展示は13日(水)まで。ぜひお越し下さい。会場が、圧巻です。

また、瀬戸口しおりさんの食堂 「おかあさんや」の
4月20日(水) のメニューをアップしました。
久しぶりの「おかあさんや」。みなさまのお越しを、お待ちしています。

早川ユミさん連載「種まきびとのたねごはん」も更新しました。
第2回目は「やばとん」。またまた、大勢で食べてみたい!と思ってしまうごはんです。
どうぞ、ご覧ください。想像するだけでおなかがすきます。

おのゆうこさん「ちよがみこうかん」も更新です (4/12)。こちらもぜひ!


4月2日
キムチ・ナムルとおかずの教室 第1回

蔵前の桜が咲き始めました。
春がきたことがこんなにもはげみになる年は
これまでなかったかもしれません。

soonja

な すんじゃさんの料理教室、4月から新しくなりました。
「キムチとナムルをまた教えてほしい!」との声をたくさんいただき、
それならばと、おかずもごはんも合わせて教えてもらえる教室に。

今回は、白菜キムチの即席版。
白菜を四角く切って、塩をしてしばらくおいておき、
水気をきったら薬味と和えてできあがりです。
ひと玉使う白菜キムチをぐっと作りやすくしたレシピです。
ナムルは「春野菜と大根のセンチェ」。
春野菜に、菜の花と春菊を使って旬をいただきました。

地震後、しばらくぶりのイベントでした。
まだ不安のある状況のなか、こうして開催できたこと、
ご参加者のみなさんにお会いできたこと、
本当にありがたいことと思っています。

soonja

お越しいただきましたみなさま、すんじゃさん、
ありがとうございました。3月31日
イベントのこと
4月8日からのin-kyoさん企画、小谷田 潤さん個展
「1000のなみだつぼと1000のことば」のイベント情報をアップしました。
また CHARKHAさん+SPOONFULさん+Baharさんによる
「東欧と北欧の暮らしを楽しむ雑貨市」は、4月22日からに延期とさせていただきました。
なすんじゃさんの「キムチ・ナムルとおかずの教室」は4月2日に、
Aの回のみの形で行わせていただくことになりました (お申込み受付中です) 。
また、中川ちえさんの連載も、アップしました。(3/31)

すっかり落ち着ける日々はずいぶんまだまだ先かもしれませんが、
たくさんの方々にできるだけ早く、少しでもほっとできる毎日が戻ってきますように、
アノニマ・スタジオも普段の気持ちを大切にしながら、過ごしていけたら、と思っています。


3月22日
イベントの中止・延期、書籍の出荷についてのご連絡
など
anonima
東北地方太平洋沖地震による現在の状況から判断をさせていただき、
以下のイベントにつきまして、中止とさせていただきます。

・3月15日(火) 櫛谷明日香さんの「漆つぎ教室」
・3月16日(水) 瀬戸口しおりさんの食堂「おかあさんや」
・3月18日(金) 引頭佐知さんの「だしとり教室」
・3月21日(月・祝) Relish 森かおるさんの出張お弁当教室 

楽しみにしてくださっていたみなさま、申し訳ありません。
状況をみて、また改めて、延期という形で開催できるようにと思っておりますので、
どうぞご理解のほどお願い申し上げます。

◎アノニマ・スタジオ1Fとin-kyoの営業について
3月31日(木)まで、11時〜17時での営業とさせていただき、
4月1日(金)より通常通り11時〜18時の営業とさせていただきます。

◎書店さま雑貨店さまへ/書籍の出荷について
地震の影響により、ものによっては出荷が遅れることがございます。ご了承ください。
また、輸送の影響で、東北6県、茨城、北海道への出荷ができなくなっております。
なにとぞ、ご理解いただけますようお願い申し上げます。


被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
事態が事態ですので、ぜひ十二分にお気をつけて日々をお過ごしください。
ご心配くださったみなさま、蔵前の事務所・スタッフ一同ともに無事にしております。
全ての方々の、健康とご無事をお祈りいたします。


3月14日
鍋でご飯を炊く方法

Relishの森先生より教えていただきました。
停電時や屋外でなど、お役にたてば、ご活用ください。
また、このやり方はルクルーゼなどフタの重い鍋でのやり方ですが、
そうでない鍋の場合でも、
ものを乗せるなど重しをしっかりとすれば大丈夫だそうです。

[鍋でご飯を炊く方法〜米3カップの場合]

1. といだ米3カップ、水3と1/4カップを鍋に入れ、30分ほどおく。
 (1カップ=200cc)
2. 蓋をして強火にし、沸騰したら (吹きこぼれたら) 弱火にする。
 火をつけてから13〜14分ほどで火を止める。
3. 15分ほど蒸らせばできあがり。


3月10日
イイダ傘店 日傘店
iidakasaten
5日からはじまったイイダ傘店」さんの日傘店「平成二十三年 春」。
春らしい色合いのテキスタイルを中心に、
よくよく見るとおもしろい模様のものまで。
実物を見にぜひお越しください。

iidakasaten
今週末の土日は、アイスクリーム屋「MOMO」が開店します。
今回の展示DMにもなっているアイスクリーム。
お味は3種類から選べるそうですが、
傘も決めかね、アイスも決めかね。悩みどころです。


3月8日
お弁当図鑑、並んでいます
obento
Relish森かおるさんの『日々のお弁当図鑑』、
いよいよ、全国各地の書店さんで並んでいます。
こちらの写真は京都の恵文社バンビオ店さんのもの (ありがとうございます!)。
『うれしい食卓』『たのしいエプロン』とともに、なんだか初々しいたたずまいです。

ちなみに表紙のミートボール、家で作ったことのない方も多いのではないかと思いますが、
お弁当おかずの定番だけあって、作っておくと大活躍します。
また、本を買われた方には、チキンナゲットもおすすめです(感動があります)。

この春からお弁当をはじめようとしている方も、どうしようか迷っている方も、
どちらもたくさんいらっしゃると思うのですが、
お弁当生活、けっこうおすすめです。
はじめてみると、なかなか楽しいです。


3月4日
灯台1号、久々の帰郷。
toudai
全国各地を飛び回り久しぶりに東京に戻ってきて、
先日のBook Market 2011でも展示していた灯台1号が
今度は青山ブックセンター六本木店さんにお邪魔しています。

今回は中2階の実用書コーナーのフェア台横に展示していただいています。
このところ長旅で遠方に行くことが多かったので
灯台1号も久しぶりの東京を楽しんでいる様子です。
この機会を逃すとまた遠くに旅立つ可能性大です。
お近くにお住まいの方、またはお買い物のついでにぜひ、お立ち寄りください。
toudai


3月3日
ホームページ、すこしリニューアルしました。
anonima
イベント情報が見づらい、との声をいただいていたため、
ホームページをすこしリニューアルさせていただきました。
展示やイベント情報は、左の「展示とイベント」からご覧いただけます。

これからも、アノニマ・スタジオのホームページを
どうぞよろしくお願いいたします。


3月2日
種まきびとのたねごは

4/12
あたらしい連載がはじまります。
書き手は『種まきノート』『種まきびとのものつくり』でもおなじみの、
布作家の早川ユミさん。
じつはみんなが気になっていた、
ユミさんのおうちのごはんの連載です。
第1回目は、ほうれん草なべのつくりかた。
これからどうぞおたのしみに! ( 連載はこちらから )


また、3月はユミさんのテレビ再放送も盛り沢山です。

◎3月5日(土) 20:00 〜 21:30 BS2にて (再放送 3月29日(火) 10:30〜)
「MiDoRi スペシャル - 緑と遊ぶ 自然を味わう」(総集編です)  
◎3月24日(木) 11:30 〜 11:55 と 21:30 〜 21:55
アンコール放送 「ラクラクもんぺ 早川ユミ」NHK教育
◎「MiDoRi - 早川ユミ 高知の山のてっぺんで衣服を作る」
3月25日(金) 9:25 〜 BS-hi にて 

見逃された方もこの機会にぜひ。どうぞご覧ください。


2月28日
冷水さんの「4/12ストア」オープンです
4/12
昨年の定期開催イベント「皿の会」(とスタッフではよんでいました)が
いったん幕を閉じ、ことしから新たにイベントがはじまりました。
冷水希三子さんの料理とお酒のお店「4/12ストア」(じゅうにぶんのよん、と読みます)。
今回は居酒屋さんやバールをイメージしてカウンターを作ってみました。

シェフ(おかみ?)とお客さんの会話もはずみます。
気軽に飲めて、料理が抜群、のいいお店。
4/12
お越しいただきましたみなさま、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
次回の開店は5月です。いちげんさんももちろん大歓迎です。

2月25日
くくのちはるまつり

3月6日(日) に港区立エコプラザで開催される、くくのちはるまつりに参加します。
はるの訪れを目前に、はるのおがわ復活の願いをこめた春祭り。
アノニマ・スタジオの本のほかにも、
食べものの直売所やドリンク&フード、くらしの道具などが並ぶイベントです。
フライヤーはこちら。どうぞご覧ください。


2月22日
お弁当本、完成しました!
obento
京都の料理教室Relishの森かおるさんの3冊目の本、
『日々のお弁当図鑑』の見本が届きました。

・・・感無量です。

一番の売りはなんといっても、おかず図鑑。
obento
「おかず図鑑の使い方」のページ。
A+B+C+Dを組み合わせてつくるお弁当の本なのです。

obento
「コロコロちくわ詰め」に「ご飯がすすむ甘辛味」のページ。
さっと一品増やせるものが多いのも、この本の特長です。

パラパラめくりながら「うん使えそう、使えそう」とにやにや。
ちょっとドキドキしながらの、嬉しい時間です。

本は3月1日から、全国の書店さんにて発売します。
春からのお弁当生活の相棒に、ぜひどうぞ!

2月17日
BOOK MARKET2011、いよいよ明日から!

本当におもしろい本だけをあつめたブックフェア、「BOOK MARKET」。
いよいよ明日からスタートします。

準備の様子をちらり、お見せします。
bm

「あ、この本、気になる……」から
「ん? なんだろう、ココに写っているモノは?!」まで、
目にとまったものがあれば、
きっとそのまわりには、思わぬ感動があるはず!

bm
こちらは、ブックマーケット用のオリジナルブレンドの……、

本との未知なる出会い、あります。
会期は18日(金)から20日(日)の3日間!
ぜひご来場くださいませ。


2月14日
「SLP」のセレクトリトルプレス、揃いました。にぎやかです!

いよいよ近づいてきた、BOOK MARKET2011。
「セレクト・リトル・プレス」の頭文字をとった屋号「SLP」とは、
元書店員であり、
ご自身も「本と酒と俺」編集長でもある田中さんと、
漫画批評」編集長の渡瀬さんによる即興ユニット(?)です。

bm

BOOK MARKETでのリトルプレスの取り扱いは
実は、今年がはじめてです。
「SLP」のお二人のお声掛けから
BOOK MARKETの主旨にご賛同くださり、
「俺もそこで遊びたい! と両手を上げてくれた」(田中さん談)
リトルプレスが大集合してくださいました。

今回、集めていただいたリトルプレスのリストはこちらです。

・歩きながら考える http://www.arukan.net/  ・映画時代 http://eiga-jidai.seesaa.net/
・oar http://ameblo.jp/hakusann-eki/ ・恋と童貞 http://ameblo.jp/koi-dou/
・車掌 http://www.sepia.dti.ne.jp/syashou/ ・スカイツリーreport http://skytree.reporting.jp/
・葬 http://sou4444.web.fc2.com/index.html ・旅と冒険 http://tbblog.exblog.jp/
・旅の雑誌 http://www.ann.hi-ho.ne.jp/shida/ ・独説云々 http://dokuzetsu.jp/ 
・中南米マガジン http://chuunanbei-magazine.net/ ・野宿野郎 http://nojukuyaro.net/
・漫画批評 http://www.manga-hihyo.com/

さすが、「SLP」。
集まった本は、どれも一筋縄ではいかなそうなものばかり。

発行人の方々の熱い思いが「これでもか!」と凝縮されるのが、
リトルプレスの魅力であり、迫力。

リトルプレスならではの読み心地は、ライブ感たっぷりで、スリリング!

「よくぞ、こんな本を出してくれた!」
など、熱い手ごたえを感じられるはず。

ひと味もふた味も違う本、あります。
お楽しみに!


2月10日
日々のお弁当
bm
3月頭刊行、Relishの森かおるさんのお弁当の本、
『日々のお弁当図鑑』の印刷に出かけてきました。
一年がかりで作ってきたこの本も、
ここまで来ると、いよいよ完成間近です。

印刷にともなって、改めて1ページ1ページを見直すと、
愛情がたっぷりだなあ、と思います。
タイトルでもある「図鑑」こそが、この本のキーワードですが、
図鑑のように並んだ一品一品のおかず、その全てが「日々のお弁当」の主役。
ぜんぶを主役にする、お母さんの愛情みたいなお弁当の本、
たくさんのお母さんたちに役立ててもらえたら嬉しいなあ、と
最後の仕上げをしていました。

写真は本より、森先生の定番弁当。
ささっとフライパンひとつで作る、忙しい朝にも負担の少ないお弁当です。
でもこれも、おかずを使ったひとつの例。
『好きなように使って、使う人が自分の家の定番弁当をつくっていく相棒にしてほしい』
そんな想いが満ちている、なんだかとても気持ちのいい一冊なのです。



2月7日
BOOK MARKET2011、今年の限定エコバッグが届きました。

いよいよ2月。2月といえば!

アノニマ・スタジオで恒例となったブックフェア、
「BOOK MARKET2011」まで、あと2週間を切りました。

松尾ミユキさんのイラストによるBOOK MARKET限定エコバッグも
2011年バージョンの3作目。

おっ、今年のロゴです。
bm
色は「深川鼠(ふかがわねず)」。
少し緑味がかった鼠色、とでもいいましょうか。
日本の伝統色だそうです。

全体像はこちら。
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春らしくて軽やかな色味。
うーん、さわやかですてきです。

今年も、3冊以上お買い上げの方にプレゼントいたします。
(※数に限りがございます。品切れの際はご了承ください)
bm


2月3日
家呑みの本
ienomi

1月もあっというまにすぎ、寒いながらも春の訪れの近い2月のはじまり、
アノニマ・スタジオの「キッチン」でも、新しい本の撮影がはじまりました。

本のテーマは『家呑み』。
家でお酒を呑むという、あの、家呑みです。
撮影のメニュー表にも「つくね」「ハムカツ」「たたきとろろ」「砂ずりソテー」と
ふわっとリラックスしてしまいそうなものばかりが見事に並びます。

著者さんは、小さい頃からおつまみのようなものばかりが食卓に並んで、
白飯が滅多に出てこない家で育った、 という高谷亜由さん。
(小さい頃、お米は〆に食べるものだと思っていたそうです)
ベトナム&タイ料理講師でもある高谷さんは、家呑み好き、もちろんお酒好き。
好きこそものの……をまさに体現するかのように、
その おつまみ作りの勘どころとセンスは、群を抜いています。
唸るようなベトナムおつまみも、ちらほら掲載します。

お酒は飲めないのでお茶ばかり飲みながら、のんびり撮影は前半が終了。
お酒好きのみなさま方、乞うご期待、ですよ。

1月24日
ちくちく冬便り

『種まきノート』『種まきびとのものつくり』の早川ユミさんが、
1月30日(日)、NHK BS2の緑と暮らす(緑遊する) 人々を訪ねる番組
Mi/Do/Ri」に出演されるそうです。

番組ホームページには
『高知の、山のてっぺんで暮らす早川ユミさんの「ちくちく」、冬便りです。』
とのこと。赤い一枚の布から新たな衣服をつくられるそうです。
本とはまた違う形で、谷相でのユミさんの暮らしが垣間みられるはずですよ。
どうぞ、ご覧になってみてください。
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「Mi/Do/Ri」www.nhk.or.jp/midori/
早川ユミ 『高知の山のてっぺんで衣服をつくる』
NHK BS2 あさ 7:40〜8:05
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1月20日
『日々のお弁当図鑑』
obentoobento
昨年の春からRelishの森先生と制作をしてきていたお弁当の本が
刊行に向けていよいよ少しずつ、形ができあがってきています。

タイトルは、『日々のお弁当図鑑』。
森先生ならではの、冷凍や電子レンジなど手早く作るための使える工夫が満載ですが、
特に今回「すごい!」と制作スタッフ内で評判なのが、その「図鑑」の部分です。
完成した●●弁当が載っているのではなく、
家のごはんと連動できる、使えるおかずばかりが図鑑のように載っていて、
それを組み合わるとバランスの良いお弁当ができてしまう、すぐれもの。
おかずと、ごはんが主役のお弁当の数を合わせると、101品!
撮影をしながら、ああでもない、こうでもないと
悩みに悩んで出来上がった形なので、本の形に近づいてきた感激もひとしおです。

けれど今回何より伝えたいのは、森先生の熱い思い、でしょうか。
お弁当人口が少しでも増えたら、ちょっとでも良い未来を次の世代に渡せるはず、
そんな想いから始まったのが今回のお弁当本の企画、なのです。
だから無駄なく。できる範囲で続けてほしいから、手早く作れる様々なポイントを載せて。
でも無理せず、作るときやごはんの時間が嬉しくなるような工夫も一緒に。

お弁当生活に興味のある方、これから始めてみませんか?
本は、3月頭に発売予定です。


1月13日
「日々ごはん
」カバー原画展@北書店
hibigohan
青山ブックセンター本店さん、リブロ吉祥寺店さんで大好評だった、
日々ごはんのカバー原画展が今回なんと新潟で行なわれています。
場所はいつもお世話になっている新潟市の北書店さんです。
北書店さんは元北光社の佐藤店長が昨年4月に始めた新しいお店です。
店内は佐藤店長がセレクトした選りすぐりの書籍が並んでいます。
ついつい長居したくなってしまう選書はさすがです。

カバー原画展はお店奥のギャラリースペースで行なっています。
ズラリと並べられた原画は冷えた体をポッと温めてくれるような
やさしい雰囲気で出迎えてくれます。
この時期本当に寒い新潟ですが、少しでも多くの方に見ていただけたらうれしいです。
展示は1/26まで行なっています。
大好評のカバー原画展も今回で最後になります。
大迫力の原画と佐藤店長の選書は一見の価値あり!
お近くにお住まいの方はぜひ、お立ち寄りください。
hibigohan



1月10日
手の記憶から
nenga2011
「場所を生きる」根をはること。「旅すること」翼を持つこと。
そのふたつが 暮らしてゆくこと。(早川ユミさん『種まきびとのものつくり』から)

早川ユミさんのことばにも誘われてか、インドのバラナシへ。
『種まきびとのものつくり』には、2010年の1月に、
ユミさんが小野哲平さんや永積タカシさんとインドへでかけ、
皆で話しあったり、考えたりしたことも、大きな影響を与えているそうです。

インドでは、ごはんを直接手で食べます。
それは、自分の手こそが何より信頼できるからだと聞きました。
汚れても洗えばいいのです。
ずっと大昔には、日本の私たちの祖先も、同じように手で直接食べていたはず。

チャパティのざらざらした感じ、揚げたてのサモサのつまめないほどの熱さ。
毎日手で食べるうち、手の記憶も、それぞれの食べたものの味とともに
強く印象づけて記憶されていくことに気がつきました。

便利になること、スピードが早くなること、安全になること。
それらは喜ばしいことで、人々の「もっと・・・だったら」という思いが形になっている。
けれど、代わりに無くなるものが何かも分かった上で、
進むか——それともそのままでいるか、選びとれるようでありたいな、と思います。
わたしたちはそんなに進歩ばかりが好きだっただろうか。
根本のところが置き去りにされてはいないか。

「手」をもっと使ってみたい。頭ではなく、体験することで理解をしたい。
あえて手間をかけて、暮らしをつくるようなことを、
身体が喜ぶ気持ちをヒントにしながら。
今年、一冊ずつ本を作りながら、改めて見つめてみたいと思っています。

nenga2011


1月5日
あけましておめでとうございます
nenga2011
あけましておめでとうございます。

こうしてまた新しい年を迎えられたことに感謝し、
気を引き締め直してのスタート。
仕事初めは、「第六天榊神社」に初詣へ。
天気は快晴。おみくじは大吉。
いつものお札と竈の神様のお札もいただいてきました。
お参りをすませると、やっぱりすがすがしい気持ちに。

読者のみなさま、イベントにお越しくださったみなさま、
お世話になったみなさま、昨年中もまたありがとうございました。
アノニマ・スタジオからは、建設中の東京スカイツリーのてっぺんが見えます。
これまでなかったものがつくられること。見たことのない景色に出会えること。
それは、ひとの根っこにあるよろこびなのかもしれません。
2011年も、みなさまにそんなよろこびを届けられるよう活動してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。



 
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