アノニマ・スタジオ

貯蔵庫

2010年7月から12月のトップページの記録です。
イベント情報などは過去のものです。
さらに以前のものはこちらから。
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2004年 9〜12月  
………………………………………………………………………………………………………

12月19日
暮らしの根っこを考える
hayakawayumi
日曜日、青山ブックセンター本店さんで『種まきびとのものつくり』出版記念、
早川ユミさん×祥見知生さんのトークショーを行いました。
イベントはたっぷり一時間半。ユミさんの谷相での暮らしを追いかけた
スライドショーをじっくり味わって、おふたりのトーク。
うろ覚えなので、言い方などは正確ではないかもしれませんが
「『暮らし』という言葉をすこし前まで使いづらかったけれど、
 最近また、使いたいな、やっぱりいい言葉だなと思うようになりました」
という祥見さんの言葉や
「野生はみなさんの中にもあるんですよ」
というユミさんの言葉。
根っこの話、にわとりの話。土地の持つ色合いの話。はちみつとりの話。
そしてあらためてどう生きるかを問い直されるような、種の話。
胸にじんと入ってくるような言葉をたくさん聞かせてもらった一時間半でした。

会場には高知からはるばる写真家の河上展儀さんも来てくださって
上の写真は「せっかくだから……」とユミさんにサインをもらっている河上さん。
(ちなみに河上さんの写真は高知のフリーペーパー「K+ (ケープラス)」の写真も
 撮られています。高知の皆さん、こんなフリーペーパーがあって羨ましいです)
本当に良い本になって、皆様、ありがとうございました。

早川ユミさんのイベントは、来年も「ちくちくツアー」が全国で開催されます。
みなさま、ぜひどうぞ足をお運びになられてみてください。

12月16日
明日からバザール
emiowasu
明日17日からえみおわすさんの「旅のバザール」がはじまります。
さむい季節にうれしい色合いのシャツやスカート、
いくつもほしくなるショールや毛糸の手袋に帽子、
旅先で出会った生活道具。
キッチンはいま設営を終えて、あとは明日の開店を待つばかり。
「バザール」という言葉の響き同様、心躍る展示になっています。
18日(土)と19日(日)には、清澄白川のおいしいお店「山食堂」の
ごはんとお菓子が食べられます。
展示は23日(木・祝)まで。20日(月)はお休みです。
えみおわすの市場へ、どうぞお越し下さい。
emiowasu


12月14日
田中美穂植物店コーヒーショップより
tmsb
クリスマスリースが届きました。
サンキライ、ゲッケイシ、ウツギ、バクリ、センダン、
ヘクソカズラ、ワタガラ、ブナ、ノバラ、フウノミ。

料理で「素材の持ち味をいかして」とよくききますが
田中美穂植物店コーヒショップのクリスマスリースは
まさしく「植物の持ち味をいかして」います。
大中小の3種に加えて、ヒモリースも入荷しています。
tmsb
玄関やお店の入り口のお飾りに、
クリスマスプレゼントに、
お世話になったあの人へ暮れの元気なごあいさつに、
ぜひどうぞ。



12月10日 
谷相の暮らしから
hayakawayumi
『種まきびとのものつくり』の編集の祥見知生さんからDVDが届きました。
中にはこんど19日の青山ブックセンター本店さんでのトークショーで使用する
スライドショー用の写真がさまざま。こちらはその中の一枚です。
真ん中で餃子の皮をこねている小野哲平さんの横に早川ユミさんの姿が見えます。
(ちなみに現在、元麻布のKaikai Kiki Galleryで行われている小野哲平さんの展示
 ものすごいことになっています。こちらは16日までだそうです)

早川ユミさんのトークショー、チケットの購入がインターネット上ということで
すこし難しさを感じる方は、お店のほうでも購入できるそうです。
(当日券もあるそうなので、インターネットが難しい方は、
 直接当日12時過ぎ頃にお店を訪れても大丈夫とのことでした)

暮らしのこと、ものつくりのこと——。その場でしかお聞きできないお話も
いろいろお聞きできるそうなので、よければぜひ足をお運ばれてみてはいかがでしょうか。
(この「notes」11月23日に関連記事があります)

12月4日 
冬の即席キムチ
kimuchi
冬はキムチの季節です。
ある日、たまたま家に白菜があったので、
なすんじゃさんの本を参考に即席キムチを作ることにしました。
白菜を塩をふっておいて2時間。

生姜もにんにくもごまもあって、
赤唐辛子はちょうど、買っておいたものを冷凍していました。
梨がない……と思ったけれど、りんごがありました。
家のボウルで、びっくりするほどあっというまに出来てしまいました。

あまりに気楽に作ったので、どうかなと思ったのですが、
食べてびっくりしました……ものすごくおいしい。
りんごを使ったので少しりんごの風味があります。
サラダのようにぱくぱくと食べられます。

本を買われた方、白菜キムチなので少しハードルが高い印象があるかもしれませんが、
即席キムチ、すごいです。ぜひどうぞ、試してみてください。
林檎を使うのも、なかなかおいしいですよ。
ちなみに赤唐辛子はアノニマ・スタジオでも
なすんじゃさんセレクトのものをときどき販売しています。


11月23日 
早川ユミさん、祥見知生さんのトークショー
hayakawayumi 
先日印刷が終わり、いよいよ完成が近づいてきた、
早川ユミ
さんの新刊『種まきびとのものつくり』。
(書店さんには12月3日頃から並び始める予定です)
発売を記念して、12月19日(日)、青山ブックセンター本店さんのカルチャーサロン青山にて
早川ユミさんと、本の編集の祥見知生さんのトークイベントを行うことになりました。

hayakawayumi
エッセイ『種まきノート』そして新刊『種まきびとのものつくり』と、
本の著者と編集者の関係のおふたり。話しはじめたら止まらないおふたりが、
ちいさな自給自足を紡ぐ暮らし、種まきびととして心豊かに生きるヒントを
本の制作秘話なども交えながら、お話くださるイベントです。

トークショーならではの目玉のひとつは、本の写真を撮影してくださった
写真家の河上展儀さんが早川ユミさんの谷相の暮らしを追った写真のスライドショー。
ちいさな映画のような美しく迫力のある河上さんの写真は、
見ているとなんだか谷相にいまいるような気すらしてきます。

イベントの詳細はこちら
ご予約、お問い合わせはABCオンラインストアのイベントページへ。

暮らすことは生きること。生きることはつくること。
おふたりのお話と美しい谷相の空気を感じに、どうぞご参加ください。

そしてまた12月9日(木)のJ-WAVEのお昼の番組、
ランデヴー』にもユミさんがご出演されるそうですよ。
こちらもぜひ、お聴きになってみてください。

11月19日 
『パテ屋の店先から』見本が届きました。
pateya 
田園調布で37年間続く洋風惣菜の店、
パテ屋」さんをご存じですか?


pateya

(本書より)


おいしいもの好きの方には言わずと知れた、パテ屋。
今年で営業37年目のこのお店には、レバーパテをはじめ、
常に十数種類の洋風総菜がならんでいます。


アノニマの新刊、『パテ屋の店先から—かつおは皮がおいしい(新装増補版)』は
パテ屋店主・林のり子さんによる肩のこらない料理エッセイ集。
林さんの日々の台所仕事を好奇心いっぱいに観察するみずみずしい視線は、
“日常”こそスリリングでやりがいのある現場だということを教えてくれます。

実はこの本は、晶文社からかつて出版されていた
『かつおは皮がおいしい』(晶文社、1987年)の新装増補版。
pateya

あらたにパテ屋OGである
清水ミチコさん(タレント)、
ぱくきょんみさん(詩人)や、
仕事仲間とパテ屋の思い出話を語りながらよく食べ、よく飲んだ
「パテ屋の持ちより座談会」をはじめ、
「かつてはカラフルだった雑穀たち」「ブナ帯食ごよみ」など新原稿4本を収録。

巻頭カラー写真16ページも入り、
コラム「パテ屋だより」には、ミニレシピやキッチンで役立つ小さなコツなども収録。
すてきな装丁は「暮しの手帖」のリムラムデザイン・林修三さんによるものです。

20年以上の時を経てなお、色あせないどころか、
今こそ読み直したい内容ばかりの『パテ屋の店先から』。

こちらにサンプルページを作ってみました。ぜひご覧ください)

発売は11月26日(金)です。
お届けできる日が待ち遠しい!


11月16日 
「あっ!本の匂い展
keibunsya 
京都、恵文社一乗寺店さんの併設のギャラリーアンフェールにて
企画展「あっ、本の匂い!放課後の図書室のある二週間」
がはじまったそうです。
アノニマの本の帯も、すこしですが参加しています。
恵文社一乗寺店スタッフ日記のほうで展示の様子を見ることができますが、おもしろそう。
京都の本好きの皆樣方、ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。


11月13日 
bird songs
tanemaki 
今月の26日(金)からはじまる、マスミツケンタロウさんの展示、
「picture book」の打ち合わせに、マスミツさんと、
展示中に音楽会を開いてくださる青木隼人さんがきてくださいました。

i-podで見せていただいたのは、できたてホヤホヤのDVD「bird songs」の映像。
この小さな画面で見て、イヤホンで聴いていても
ゆっくりゆっくり潜水するようにその世界に入り込んでいけます。
静寂を感じるのにドラマチック。はやく大きな画面で見てみたい。

展示会初日と2日目の夜に開催する「音楽会」は
この映像に合わせて、青木さんが即興で演奏してくださいます。
しかも……、今回はピアノです。
青木さんはふだんはギター弾きなので
「ピアノ(のライブ)は初めてですねぇ、でも楽しみ」と青木さん。
「僕もです」と増満さん。
こちらこそ!
tanemaki
tanemaki
音楽会の相談をする増満さんと青木さん。
おふたりの頭のなかにある絵を交換し合っているような会話。

展示も音楽会もほんとうにたくさんの方にみていただきたいです。
ので、音楽会ご予約は
「週末のカレンダー」からどうぞ!


11月10日 
『種まきびとのものつくり』
tanemaki 
・・・おとうふです。
早川ユミさんの谷相の家の食卓に並ぶ、手づくりのおとうふ。
アノニマ・スタジオでは目下、12月の新刊として
早川ユミさんの2冊目の本『種まきびとのものつくり』を制作中です。
その二度目の色校(印刷の感じを確かめる工程)が出たのでした。
おいしそうです。
うしろにわずかに見えるのは、干ししいたけの写真です。

「暮らすことは生きること、生きることはつくること」
というコメントが表紙に入る本書は、
早川ユミさんによる、「ものをつくる暮らし」の手引き。
ユミさん手描きのたっぷり読めるイラストや文章に、
沢山の美しい写真を合わさって、ずっと持っていたくなる一冊です。
ちくちくの手引きやとうふつくり、台所つくりや健康法など、
具体的な内容もたっぷり入った112ページのほん。
notesでもこれから少しずつお伝えしていきますので、
みなさまぜひ、楽しみになさってください。


tanemaki
ちなみに、早川ユミさんは、今月17日18日にNHK『すてきにハンドメイド』に
講師として出演されるそうです。(午前11時30分から11時55分の番組です)
スタジオ収録ではなくて、谷相に撮影に来られたとのこと。
同じ日本とは思えないほどの、懐かしいような美しい景色もみられるかもしれません。
『種まきノート』で気になられていた方もぜひ、どうぞご覧になってみてください。


11月8日 
メキシコ編おわる
elephant 
それぞれ、一ヶ月に一度(くらい)のペースで
少しずつ更新させていただいている「連載」。
上路ナオ子さんの『毎月、旅、ひとつ。』最新のものを更新しました。
なんと今回はメキシコ編の4回目、いよいよメキシコ最後の回です。
初めての方も、ちょくちょくご覧になられている方も、
ぜひぜひどうぞ、のぞいてみてください(かなり読みでがありますよ!)。

中川ちえさんの『瓢箪からコーヒー』、吉田佳代さんの『不思議な友人
おのゆうこさんの『ちよがみこうかん』も合わせてどうぞ。



11月2日 
in-kyo 3周年
elephant 
10月31日は中川ちえさんのお店「in-kyo」の3周年でした。
もう3年になるんですね。お世話になっています。
ろうそくは3周年だから3本。蔵前のアノニマもおなじく3歳です。
いただいていたケーキの、おすそわけをもらいました。
(ケーキもすばらしくおいしかったです。ごちそうさまでした)
おめでとうございます。これからも、よろしくお願いします。

10月27日 
Kao展のお知らせ
elephant elephant
目下制作途中の、Relish森かおるさんのお弁当の本ですが、
本に先立って、写真の一部が展覧会に参加することになりました。

本の撮影してくださっている
写真家のエレファント・タカさんが参加される「Kao展」。

11月9日(火)から14日(日)まで、
京都の「同時代ギャラリー+COLLAGE」という場所で開催されるもので、
36名の写真家の方が、それぞれの“いま”を表現されるそうです。

京都にお住まいの方、また京都を訪れる方、Relishファンのみなさま、
ぜひどうぞ、足をお運びになってみてください。


10月25、26日
ひきつづき京都
kyoto
ひきつづき、京都にいました。
すこし長めにいたので、あいた時間に東寺へ。
素晴らしすぎる講堂と金堂。


kyoto
Relishお弁当チームとの、充実した打ち合わせ。
(朝から晩までスポーツのよう。皆さまおつかれさまでした!)

kyoto
高谷亜由さんの町家の新居でいただいた本場のフォー。
(目が覚めるようなおいしさ! ごちそうさまでした)

kyoto
夜の京都タワー。
(頭の中を鳴り響くのはくるり)

……京都って、いいなあ。

これから、紅葉シーズンだそうです。



10月24日
キムチナムル本 「ワンコリアフェスティバル2010」へゆく onekorea
なすんじゃさん、ねんねチームとともに
大阪、ワンコリアフェスティバル2010へ参加してきました。
写真の中央になすんじゃさんと一緒にいらっしゃるのはなんと!
「チャングムの誓い」でチャングムのお母さん役をされた
キム・ヘソンさん(お母さんのシーンで泣かれた方も多いと思います)。
大変ありがたいことにステージ上で本を手にもって、紹介してくださったのでした。
ありがとうございました。

当日はあいにくの途中から雨。
にもかかわらず大阪城公園は沢山のお客さんでにぎわっていました。
onekorea
アノニマ&ねんねブースには、
チマチョゴリを着た、ねんねスタッフの水口さんの姿が目立ちます。
かなり色んな方から写真を撮らせてほしい、と大人気でした。
色のとてもきれいな、すんじゃさんの手作りコチュヂャンも大人気。
本も、びっくりするほど沢山の方が「作ります!」と購入してくださいました。
ものすごく簡単なものも結構のってるので、ぜひみなさま活躍させてください!

onekorea
ちなみにステージ開始直前の会場はこんな様子。
ちょっと写真が遠かったですね……。

onekorea
一日がかり、みんなでクタクタになりながらも、とても楽しい一日でした。
すんじゃさん、色々と助けてくださったみなさん、
お越しくださったみなさん、ありがとうございました!

京阪神では次は、11月3日(水・休)京都の「東九条マダン」に、
なすんじゃさん&ねんねチームが本を販売されます。
"いこか つくろか 東九条マダン”
京都のみなさま、ぜひどうぞ足を運ばれてみてください。
(雨天の場合は7日(日)に延期だそうです)


10月20日
『なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室』 kimuchi
ついに本ができました。

『なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室』

アノニマの料理教室や食堂でのおなじみの韓国伝統料理家、
なすんじゃさんによるキムチとナムルと韓国おかずの本です。

とても美しい本で、パラパラ見ているだけで、何度も見てしまいます。
表紙はチンゲンサイのキムチ、ウラはキムヂャンキムチ。
本のなかには他にも、たくさんのキムチにたくさんのナムル、
そしてチャプチェなどのおかずの作り方も掲載されています。

本を作るうえでなにより大事にしたかったのは、日々使ってもらえること。
いま、家で韓国料理を作られる方は、日本ではまだほとんどいないと思います。
けれど、
本のレシピをひとつひとつ見てきてわかるのは、
とにかくおいしくて、野菜もたくさんとれるし、覚えたくなるような料理であるということ。
簡単につくれるものもけっこうあります。
ナムルのこつはここだったんだ、ということもあります。
なんだか韓国料理っていいものだなあ、そう思わせるだけのものがあります。

なすんじゃさんの韓国料理のいいところは、伝統にのっとっている、ということ。
宮廷料理、郷土料理、家庭料理と、伝統ある料理をずっと研究されてきた
なすんじゃさんの料理は、ずっと食べられてきた料理だからこその
おいしさと、料理としての深みと、シンプルさが同居しています。
しかも身体の調子がどことなく良くなっていくような料理です。

韓国の宮中飲食研究院にてなすんじゃさんは
宮廷料理の第一人者、ファン・ヘソンさんに師事しているのですが、
ファン・ヘソンさんは『チャングムの誓い』の料理指導などもされたような方。
その引き継がれてきた宮廷料理の伝統のすごみのようなものが、
食べるときにさりげなく感じられるような気がするのも、
ぜひ、作ってみて体験していただきたいです。


本は10月24日(土)頃から全国の書店さんにならびはじめます。
ちなみに24日に大阪城公園で行われるイベント「ワンコリアフェスティバル2010」では
アノニマ・スタジオのブースでなすんじゃさんとともに、本を販売いたします。
ぜひ、できあがったばかりの本を見にいらしてください。


10月19日
リブロ吉祥寺店、日々ごはんカバー原画展
hibi
アノニマ・スタジオでの「日々ごはんの世界展」でも大好評だった、
日々ごはんカバー原画展をリブロ吉祥寺店さんで特別開催しています。
レジ横のフェア台での開催ですが、所狭しと貴重な原画が展示されています。

日々ごはんのカバーで見慣れた作品も、
原画だとちょっと違った雰囲気を感じていただけると思います。
なにより迫力がすごいです! 

展示している原画は週替わりで替わっていくので、
毎週足を運んでも楽しんでいただけます。
日々ごはんの世界観、原画の迫力を目の前で感じることのできる貴重な展示ですので、
日々ごはんファンの方はぜひ! 11/18まで開催しています。


10月15日
お弁当はつづく
Relish
お弁当の本の試作、のんびりと続いています。
景色がめずらしいので、毎回写真をとってしまいます。
ひとつひとつレシピを探しながらつまんでいくので、
(逆にいえば、レシピを見つけだせないと食べられないというもどかしい状況)
この日はなんとなく商品開発の人のような気分でした。

すべて見つけたあと、もういちどのんびりとひとつずつ食べました。
おいしかったです。



10月6日
キムチ・ナムルの本、印刷へ
soonja
毎月食堂でもおなじみ、なすんじゃさんによる
キムチとナムルと韓国おかずの本も、いよいよ印刷。
過ごしやすくて気持ちのいい日に、
本のデザイナーさんと立ち会いに出かけてきました。

素材の味がやさしく引き立ったなすんじゃさんのキムチやナムルの味を
できるだけ本でも感じてもらえるようにする、最後の微調整です。

お昼ごはんのときでも、本のことが頭のすみにあります。
写真のあるメニューを眺めて
「これ、なんだかさっき見たような絵柄ですね……」
と言い合いながら、ついついそれを頼んでしまいます。

目にして初めてわかることも多くあって、色々相談をさせていただきながら、
「そうだ、実物はこういう色だった!」とか
「すごい! 格段によくなってますね」とか
よりよくなっていることをひしひしと感じられた、嬉しい時間でした。

みなさま、ありがとうございました。
本のできあがり、とてもたのしみです。

soonja
印刷所の近くでどんぐりをみつけました。
秋ですね。


10月6日
「ワンコリアフェスティバル2010」に参加します。
10月の新刊「なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室」
の制作もついに、あとは印刷を残すばかりとなりました。

本屋さんに並びはじめるのは10月24日頃から。
実はこの発売日はもともと、なすんじゃさんとの
「秋に本が出るなら、大阪のワンコリアフェスティバルにぜひ出店したいですね」
というお話から決めたものでした。

ワンコリアフェスティバルは大阪城公園で毎年10月の後半に行われる
大きな韓国イベント。とにかく沢山のブースに沢山の人々。
韓国に興味のある方がたくさん集まるお祭りだから、
本格的なキムチを作りたい人たちも沢山足を運ばれるのではないか、
ということで、間に合うように作ってきたのでした。

今年2010年の開催は10月24日(日)、午前11時〜午後5時まで、
ステージも、展示や飲食ブースも大変充実しているようで、
なすんじゃさんとともにアノニマ・スタジオも参加し、
できたばかりのキムチナムルの本を販売します。

伝統芸能や、バンドの演奏などが聞けたり、
『チャングムの誓い』でチャングムのお母さん役を演じられた
女優のキムヘソンさんのスペシャルトークもあるそうですよ。

韓国好きの皆樣方、ぜひ、どうぞ、お越しになってみてください。
お待ちしています!



10月1日
ABC本店さんでの、『日々ごはん』原画展
hibi
アノニマ・スタジオでの展示「日々ごはん世界展」に引き続き、
青山ブックセンター本店で『日々ごはん』原画展を行っています。
各巻ごとにもつ空気感を包み込んでいるそれぞれのカバー。
様々な大きさの原画が並んで、ライフスタイル書コーナーを囲んでくれています。
青山ブックセンター本店内にあるダイニングテーブルには、
『日々ごはん』に登場する高山さんが読んでいたさまざまなジャンルの本も並び、
椅子に腰かけゆっくり書籍をお選びいただけます。
あれもこれも……読んでみたかった本がいっぱい。
スイセイさんによるPOPも並びます。
原画作品そのものに対面してはじめてわかる存在感です。間近でじっくりご覧ください。

9月29日
お弁当の本

relish
丸い平皿に可愛く盛られたこちらは、なんの料理でしょう?

正解は……お弁当の本の試作、です。

Relishの森先生と現在制作しているのは、お弁当の本!
本日はその試作の日、なのでした。
小さなおかずを何品も何品も作って、ひとつずつ味見。
今日は「豚肉デー」だったので豚肉のおかずがたくさん。

場所はいつものアノニマ・スタジオ、
なのに「五時間目の授業は何だったっけ……?」というような
気分になる懐かしい感じなのはどうしてでしょう。か。
肉巻き、かぼちゃ、ウィンナー、煮物! と、
おいしい、料理上手なおかあさんの味。

relish
キッチンも壮観でした。

本は来年の2月頃の完成予定なので、どうぞのんびりとお待ちください。
来年春からお弁当作りがスタートするお母さん方、役立ちそうですよ!


9月24日
なすんじゃさんの本

soonja
蔵前も少しずつ涼しくなって、秋や冬の足音が聴こえるよう。
なすんじゃさんのキムチ・ナムル教室の本が、着々と進行中です。

冬はなんといっても、白菜キムチの季節。
韓国では家族親戚が集まって、遠くにいる家族も戻ってきて、
みんなで 「キムヂャンキムチ」を作ります。
11月末から12月の一大イベントです。

その時期に間に合うよう、すんじゃさんと繰り返しチェックをし、
最後の精度を上げています。

タイトルは、 『なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室』。

おいしいキムチとナムルに、
チャプチェやチヂミなどのおかずも一緒に収録、
毎日でも使ってほしい(使えます!)一冊です。

多くの方にキムチとナムルの奥深い世界に惚れ込んでほしいな、
という想いを頼りにもうあと一踏ん張り。頑張ります。


9月10日
高山なおみさんのゲリラ料理教室

hbgskt

「日々ごはんの世界展」きょうも元気に開催中です。
お昼すぎ、アノニマの前に1台のジープがとまりました。
車からは高山さんとスイセイさん。
おふたりが遊びにきてくださいました。
hbgskt

キッチンでなにやら準備中の高山さん。
「じゃあ、料理教室はじめますよー」。
そのとき会場にたまたま居合わせたお客さんが生徒さんになる、
予告なし、のゲリラ料理教室です。
hbgskt
「ロシア風ぎょうざを作ります。何個作ろうか?50個くらい?」
先生がものすごく自然だからでしょうか、
突然の教室にびっくりしながらも、お客さんはすんなり生徒さんに。

粉をこねて皮にのばして具を包んでゆでて
ゆで上がったぎょうざからどんどん食べる。
時間が流れるのと同じくらい「あたりまえ」に進んでいく教室。
hbgskt

イベントとしての教室とも、家でみんなでごはんを作るのともちがう。
告知もなし。自己紹介もなし。世間話もなし。
できた料理を写真に撮る人もいません。
料理をすることを囲んだ、ただそれだけの時間。
中にいる人の笑顔とぎょうざから光がでているように見えました。
hbgskt

あさって月曜日はお休みです。
展示はあと3日間、15日(水)まで。


9月5日
「日々ごはんの世界展」速報!

hbgskt
29日(日)からはじまった「日々ごはんの世界展」。
連日たくさんのみなさまにお越しいただいております。
遠くから近くから、ほんとうにありがとうございます。

hbgskt
「ガレージ」全壁面はカバー原画作品展。
記念すべき第1巻のカバー、鈴木里江さんの絵です。
書店さんに、この『日々ごはん1』が並んだときは
ほんとうにうれしくて小走りでかけよって手にとりました。

カバー原画の大きさはもちろん様々。
hbgskt

イベントスペース手前は「資料室」。
「これ、ホンモノですか?」とご質問をいただく、高山さん直筆のノート。
読んでいる方が、ふっとほほえんだりニヤリとしたりしています。
その奥の「図書室」では、本を読んだり雑誌をめくったり。
ときには眠ったりできる、くつろぎの空間です。
hbgskthbgskt

1日2回、上映会も行っています。
すっぽり包まれるような居心地のよい、小さなシアター。
レシピ本のメイキング映像はここだけでしか見られません。
hbgskt

こうしてアノニマ・スタジオ1階すべてのスペースを使っての、
「日々ごはんの世界展」。
うれしいことに、長居してくださるお客さまの多いこと。
ひとりできても誰かといっしょにきても
「世界」を思い思いに味わってくださっています。

そして週末は、映写室で追加上映「レイトショーの回」を予定しています。
お仕事帰りにどうぞお立ち寄りください。くわしくは「特設ページ」にて。
展示は15日(水)まで。
hbgskt
「世界」があなたをお待ちしています。


8月29日
「日々ごはんの世界展」はじまります。

hbgskt
高山なおみさんの新刊『日々ごはん12』、
全国の書店さんで並べていただいています。
ご好評いただいているようでなにより。ありがとうございます。
さて、アノニマ・スタジオでもいよいよ本日から
出版記念の「日々ごはんの世界展」がはじまります。
前日の夕方から、スイセイさんをエクゼクティブプロデューサーにお迎えし、
設営に入りました。
ひとつの空間ができあがっていくごとに
スタッフで「お〜!」とか「うわ〜すごい」と
作っている側がすでに楽しんでしまいます。

展示のことは、「特設ページ」でも随時おしらせしてまいります。
くわしくはそちらをご覧ください。
それではみなさまのお越しをこころよりお待ちしております。
hbgskt



8月24日
アノニマ・スタジオフェア開催中です。
kyoto
表参道付近を歩いたことがある方なら一度は目にしたことがあると思いますが、
谷内六郎さんの壁画が目印の老舗書店、山陽堂書店さんで
アノニマ・スタジオフェアを行なっています。
古くから変わらない店内の一角に、お料理のレシピ本、雑貨の本、インテリアの本、
子育ての本、絵本とアノニマ・スタジオのいろいろなジャンルの書籍を
棚1本使って並べていただきました。
フェアはまだまだ続くのでお仕事帰りに、お買い物帰りにぜひお立ち寄りください。
きっとお気に入りの1冊が見つかるはずです。


8月18日
夏の京都


色々な方から「暑いですよー」と脅されながらも
酷暑の京都を訪れてきました。
幸いこの日は、暑いながらも少し過ごしやすい日だったようでした。

……にしては暑かったような気もしますが。

kyoto
まずはなすんじゃさんの京都の拠点「ねんね」へ。
10月刊行予定のなすんじゃさんのキムチナムルの本のために、
すんじゃさん、アシスタントのチェミョンさんと
「ねんね」でみっちり打ち合わせ。終わって、ようやくほっと一息。
峠をひとつ越えたような達成感。きた甲斐がありました。

そしてRelishへ。
kyoto
山崎駅のホームで、あまりの暑さに蝶が夏バテしてました。がんばれー。
羽根は無事そうだったので、もうすこし涼しくなれば……。


kyoto
そしてRelishへ。
じつは来年に刊行予定の、森先生のお弁当の本の打ち合わせなのでした。
制作の中心は京都チームですが、この京都チームのチームワークが抜群で、
会うたびに元気をもらいます。
少しずつ形になっているお弁当本も、使う方への愛情がはしばしに感じられて、
見ているだけで嬉しい!
森先生、山形さん、また、よろしくお願いしますね!

そしてそれから、タイ料理カフェの「kati」でごはん。
ベトナム料理家の高谷亜由さんに教えていただいた、
京都では少ない(らしい)タイ料理のお店。
春巻き、おいしい……。元気がでます。暑い日にタイ料理、最高です。

京都はまだまだ続きましたが、
暑い暑いながらも、すっかり元気をもらった数日でした。
鴨川のほとりでも歩きたかったのですが、この暑さではぐったりしていたかもしれません。

みなさま、ありがとうございました!
本、いいものにしましょうね。

8月6日
日々ごは
ん12、もうすぐです。
hibi12
アノニマに、『日々ごはん12』の見本がとどきました。
本屋さんに並びはじめるのは11日頃からですが、
(遠い地域の書店さんなどは、もう少し遅くなるかもしれません。何卒ご了承ください)
こちらはすこし早めに作っていただいた分。
10冊ずつ、キャラメルのように梱包されています。
この中から、いまこの「notes」を見てくださっている方の
手元にとどくものもあるかも、と思うとワクワクします。

読んでいただくと伝わると思いますが、12巻、
きっと読みながら、色んな景色が胸に浮かぶと思います。
はやくお届けしたいです。

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また、8月下旬からアノニマ・スタジオで行う展示も、
高山さん、そしてスイセイさんにも沢山アドバイスをいただきつつ、相談中です。

高山さんファンの方、『日々ごはん』ファンの方々には
特に色々な方向から楽しんでいただけそうな、スペシャルな展示になりそうです。

おそらくこんな機会でしか見られない作品たちや……?
図書室みたいなところがあったり……?
映画館のような場所もあるような……?

どうぞ、ご期待ください。

また、日々ごはん感想文、高山さんへの質問も、
引き続き受け付けています。(メールはこちらへどうぞ)
みなさまぜひ、ご参加ください。


7月30日
コーヒー屋台でます!

ouchi
「田中美穂植物店コーヒショップ 東京支店」も残すところあと3日となった、
きのうの深夜、カフェ工船(オオヤコーヒ焙煎所さんのファクトリーワークスの、
京都のコーヒーショップです)の店主さんより
「最終日(31日)コーヒーいれに行きます。奇態の大型ルーキーをつれて」
との一報がはいりました。
コーヒー屋台の日はあいにく……、だったみなさま、おまたせしました。
飲みにいらしてくださったみなさま、あの楽しい時間を
もういちどお楽しみいただけます!
そして、今回はコーヒー豆の販売もしてくださるそうです。豪華です。
ouchi
写真は「特製ネルドリップセット」。おいしいネルドリップをご自宅でも。

植物もきのう追加をいただいたばかりなのでたくさんご覧いただけます。
この2週間、毎日植物の水やりをしていてふと思いました。
植物の水やりは、コーヒーを入れる作業と似ている。
土(コーヒーの粉)にたっぷりの水(お湯)をしみ込ませる、
植物によっては(好みによっては)サーッとかける。
ouchi
植物とコーヒー。
毎日出会える、平凡で尊く、ふいに人の心を打つふたつ。
明日31日はいよいよ最終日です。


7月29日
『はじめてのおうちカット』フェア

ouchi
『猫とくらす』のフェアも行っていただいた、
東京大崎の文星堂ゲートシティ店さん、シンクパーク店さんで、
今度は『はじめてのおうちカット』フェアを行っています。
2店ともお店の入り口付近で大々的に展開してくれています。
かわいい子どもたちの写真が目印です。
ouchi
そしてなんと、文星堂ゲートシティ店さん、シンクパーク店さんと
未来屋書店さんの一部店舗(全国40店)でお買い上げいただいたお客様には、
抽選でピジョンさんのさんぱつすきバサミ(定価2520円!) が当たる店舗限定の特別なフェアを
8/31まで行っています。お近くにお住まいの方はぜひ、お立ち寄りください。


7月25日
植物追加追加、さらに追加
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毎日毎日カンカン照りの蔵前です。
先週からはじまった、「田中美穂植物店コーヒショップ 東京支店」も折り返し。
このまま常設にしておきたいくらいとても心地いい空間です。
お越しいただきましたみなさま、ありがとうございます。
植物は元気でしょうか?

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初日から4日間は、京都から「オオヤコーヒ焙煎所」さんが
屋台ごときてくださってのコーヒーサービスの日。
ネルドリップでいれる、オオヤさんのコーヒーはほんとうにおいしい。
その1杯で世界がいとおしく思えたりするくらいに。

植物もだいぶへってきたところに、追加でたくさん植物が届きました!
つるしたそばから旅立っていくシノブ玉と植物リース。
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植物盛り合わせのような大きな浅鉢、
その香りにうっとりする、フーランいろいろ。
シダ植物も変わり種がそろっております。
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小さいものも大きいものも、花も葉も茎も、見れば見るほどおもしろい。
植物を見てこんなに心躍るのは、
田中美穂植物店コーヒショップの植物だから

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最終日の31日(土)は店主の田中さんが再度お店番に(京都から!)いらしてくださいます。
そして、その日は年にいちどの隅田川花火大会。

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寝たぬき(写真左・信楽焼)とともにみなさまのお越しをお待ちしております。


7月23日
高山なおみさんへの質問、メッセージ、
『日々ごはん』の感想文をお寄せください。

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お待たせしました。
高山なおみさんの日記エッセイ「日々ごはん」の最終巻、
『日々ごはん12』がついに、8月中旬に刊行です。

2007年8月からの日記を収録し、
6年分の日々ごはんも、
いよいよ、12巻を迎えることとなりました。

そこで、シリーズ最終巻の出版を記念して、
高山さんへの質問、メッセージ、『日々ごはん』感想文を募集します。
(日々ごはん全体でも、何巻の何月何日がおもしろいでも、どんなものでも)

いただいた質問は、高山さんからのご回答と合わせて小さな冊子に仕立て、
出版記念の展示会場にて配布いたします。
またメッセージ、感想は展示で使わせていただき、
終了後に高山さんへお渡しいたします。

質問については8月10日(火)まで。
メッセージ、感想文は随時受け付けます。

宛先は 「日々ごはん」メッセージ係 へ
メールの方はこちら
ファックスの方は03-6699-1070に。
お手紙でも 〒111-0051 東京都台東区蔵前2-14-14 中央出版(株) アノニマ・スタジオ 宛

ひとことでも短くても、ものすごく長くなってしまっても、
何通になっても、文章でなくても、かまいません。

日々ごはんファンのみなさま、お待ちしています。

7月21日
『はじめてのおうちカット』MilKのサイトでご紹介いただきました。
「はじめてでもトライしやすそう」
「こんなすてきな髪型になるのなら、試してみたい」
という声を早くもいただいている、『はじめてのおうちカット』。

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みなさん、口を揃えるのが
「写真がきれい」

写真家の馬場晶子さんをご紹介くださったパリ発キッズファッション雑誌
「MilK」編集長のブログで、本を紹介してくださいました。

「夏ヘアにチェンジ!」

記事はこちらから。どうぞご覧になってみてください。
そして「MilK」のウェブサイトも、おすすめです。みんな、かわいい!

7月17日
「田中美穂植物店コーヒショップ 東京支店」はじまりました
このところの不安定な空模様が一段落して快晴のきょう、
「田中美穂植物店コーヒショップ 東京支店」の搬入です。

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京都のお店から、ワゴンの荷台いっぱいに植物を積んできてくださいました。
どんどん運び込みます。

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京都の本店のように、植物に囲まれる空間が着々と作られていきます。
ひとつひとつ、確かめながら置いていく店主の田中さん(の後ろ姿)。
完成したお店の様子はぜひ、実際に足をお運びいただければうれしいです。
きっとほしかった植物が見つかります。

京都の「オオヤコーヒ焙煎所」さんのコーヒー屋台も、
17日(土)までの予定でしたが、急きょ、2日延長で
19日(月・祝)まで開店してくださることになりました!
展示は31日(土)まで。
tanakamiho
植物とコーヒーの組み合わせをぜひお楽しみください。
お待ちしております。


7月16日
『はじめてのおうちカット』、登場!
ひと雨ごとに強くなる日射しに、いよいよ夏本番の気配を感じます。
今日から「1階キッチン」では、
田中美穂植物店コーヒショップ「東京支店」が開店。
tanakamiho
あさがお市、ほおずき市など、鉢植え文化が江戸時代から根づく、蔵前。
東京・下町の鉢植えも、いよいよ葉を濃くしています。
tanakamiho
東京も、梅雨明け間近でしょう。

そんな盛夏目前の本日、7月の2冊目の新刊、発売です。

じゃん!
ouchi
『はじめてのおうちカット』砂原由弥著

子どものヘアカットが、たったの3〜6ステップで
おうちで上手にできるテクニックを、プロの美容師さんが教えてくれます。

子どものヘアカットが、まえがみなら5スタイル
ouchi
「小さいギザギザ おとこの子」

本格的なオールカットは4スタイル
ouchi
「ツイギーショートスタイル おんなの子」

こんなヘアスタイルが、おうちカットでできるんです!

初心者にもわかりやすいように、プロセスはイラストで解説。
ouchi
( こちら からぺージを拡大してみることができます)

アノニマ・スタジオのロングセラー、
『はじめてのごはん』『はじめてのスープ』とも同じ大きさだから、
合わせてプレゼントにもぴったりです。

ouchi
もうすぐ楽しい夏休み。外で思う存分、元気に遊びたいから、
「おうちカット」でさっぱり、すっきり、
夏らしいヘアスタイルに、親子でにっこり。
気持ちのいい夏を迎えましょう。


7月7日
『神社とお寺はたのしい』、完成!
7月、夏も近づいてきました。
今月のアノニマ・スタジオからは、全く違う2冊の新刊がぽんぽんと刊行です。
ついに昨日今日から書店さんに並びはじめたのは……、

jinja
『神社とお寺はたのしい』!7月6日発売です。
鎌倉在住の中尾京子さんによる寺社めぐり入門よみもの。
カバーの箔押しが光ってます。犬くん、輝いてます。

そしてイラストは、
jinjajinja
連載もお願いしている、上路ナオ子さんの手によるもの。
(連載ファンの皆様、わかりましたでしょうか……)
左は狛犬ばかりが集まったページ。かなり緻密に書き込まれた絵とともに。
そして右の写真は、高徳院の仁王さま。りりしい!

他のページの、中尾さんの文章も読んでみます。
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【*5】餅と求肥があり、餅は春季よもぎが入り草餅になる。
【*6】九月のお祭り「面掛行列」の、十一の面を忠実に縮小したような人形焼き。
【*1】1950-60年代に活躍した黒人ソウル・シンガー
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*1は「サム・クック」についている注です(若い方には、わかるでしょうか……)。

脱線とても多め。食欲も多め。
なにより本の実物を見てもらえないのが残念ですが、
ひらいていると、どうもニヤニヤしてしまう寺社めぐり入門です。

中尾さんのアプローチは、かなりひねりが効いていつつ、
でも、自分の感覚を信じていいのだな……と、どんどんワクワクしてきます。

鶴岡八幡宮に始まり、長谷寺、高徳院(大仏さま)、
甘縄神明宮、御霊神社、銭洗弁財天、円覚寺……と、
有名なところが多いながら、ほほぉ〜とちょっとうなります。
「こんなところに目の付けるんだ!」と、ナルホド。
知識も、楽しんで読んでいたらいつのまにか覚えてた!という風。

蘊蓄も、たのしい。知識がなくても、たのしい。

jinja
中尾さんが、先日行かれた円覚寺の写真を送ってくださいました。
きれいだなー、アジサイ。
と、その感覚で、いいみたいです。

次のお休み、ちょっと近所の神社やお寺に足をのばしてみませんか?
本、散歩のお供にしてもらえたら、嬉しいです。



 

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