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『ウェルフェア トリップ』刊行記念トークイベント 鞍田崇さん×高野賢二さん×羽塚順子さん「『民藝×福祉』という、懐かしく新しい地域創生」@本屋B&B、ご予約受付中です!

4/14(木)に羽塚順子さんの書籍『ウェルフェア トリップ』の刊行を記念して、本屋B&Bさんでトークイベントを開催いただきます。
「『民藝×福祉』という、懐かしく新しい地域創生」と題した、鞍田崇さん、高野賢二さんと羽塚順子さんの鼎談です。
会場とリアルタイム配信と見逃し配信(1ヶ月)でご参加いただけます。
ぜひご参加ください。

https://bb220414a.peatix.com/

=====本屋B&Bさんご予約ページより

昨年末、『ウェルフェア トリップ~福祉の場をめぐる小さな旅』が刊行されました。

多様な人たちが混ざり合い、支え合い、人としての在り方、生き方、働き方を問いかけてくる共存の場。

同書は、そんな各地の障害者施設、児童自立支援施設、ファミリーホーム、高齢者施設、少年院など12カ所をめぐり、紹介をした一冊です。

この刊行を記念してトークイベントを開催します。

イベントでは、本では紹介しきれなかった、丁寧な「手仕事」をしている全国各地の福祉の現場にスポットを当てます。

「手仕事」に取り組む福祉現場に目を向け、民藝に詳しい哲学者の鞍田崇さん、染織工房とアトリエと畑がある就労継続支援施設「クラフト工房La Mano」施設長、高野賢二さん、全国300カ所以上の福祉施設を回ってきた著者の羽塚順子さんとで、「民藝×福祉」という地域創生の可能性についておおいに語っていただきます。

お楽しみに。

【出演者プロフィール】
鞍田崇(くらた・たかし)
哲学者。1970 年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。博士(人 間・環境学)。現在、明治大学理工学部准教授。 近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、工芸・建築・デザイ ン・農業・民俗など様々なジャンルを手がかりとして、現代社会の思想状況を問う。著作に「生きる意味への応答:民藝と〈ムジナの庭〉をめぐって」(『モノノメ』創刊号、PLANETS 2021)、『からむしを績む』(共著、渡し舟2021)、『分離派建築会-日本のモダニズム建築誕生』(共著、京都大学学術出版会2020)、『工芸批評』(共著、新潮社2019)、『フードスケープ 私たちは食べものでできている』(共著、アノニマ・スタジオ 2016)、『知らない町の、家族に還 る。』(共著、兵庫県丹波県民局 2016)、『民 藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会 2015)など。
http://takashikurata.com/

高野賢二(たかの・けんじ)
認定NPO法人La Mano クラフト工房La Mano 施設長。福島県出身、学生時代に東京で染色を学ぶ。全国各地で染色の現場を見る中、2000年、先輩の誘いを受け東京都町田市にある古民家の障害者施設で染色担当の指導員となる。染色技術を活かした障がいのある人たちとのものづくりを模索しながら、メンバーの絵を使った手ぬぐいや藍染の鯉のぼりなどを企画。予約制の鯉のぼりセットは制作が追い付かないほどの人気商品に。企業や作家らと共同のものづくりにも力を入れ、2006年からはアトリエでのアート活動を仕事に取り入れ、アート・クラフト・デザインの融合した商品制作を行っている。年2回「染色展」を開催、2021年、日本民藝館の公募展にメンバーの作品が入賞。https://www.koubou-lamano.com

羽塚順子(はねづか・じゅんこ)
横浜市出身。公立中学校の特別支援学級で障がい児を指導後、株式会社リクルートの営業職などを経て、書籍や雑誌、Web の企画編集、執筆に携わる。3000 人以上の著名人らを取材するなか、経営者と福祉施設を引き合わせて引出物をプロデュースしたことを機に、施設商品の企画開発や販促支援を始める。2009 年より社会的に弱い立場の人たちと共存する母性社会づくりをライフワークに、最近では各地の地域福祉に取り組んでいる。福祉施設との共同事業でグッド・デザイン賞を3回受賞。伝統と福祉をつなぐ取り組みで三井ゴールデン匠賞受賞。著書に『ウェルフェア トリップ~福祉の場をめぐる小さな旅』(アノニマ・スタジオ)、『親を頼らないで生きるヒント~家族のことで悩んでいるあなたへ』(岩波ジュニア新書)など。
http://mothernessp.com/

(update 2022.03.28)

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