『日々ごはん』シリーズ２０年を記念して、銀座・森岡書店さんで記念イベントを開催しました。

　高山なおみさんの日記エッセイ『日々ごはん』はホームページ「ふくう食堂」をもとに、2002年2月16日の日記からスタートして、2022年現在で20年続いているロングセラーのシリーズです。
　9月には『帰ってきた日々ごはん⑫』が刊行され、高山さんの日記はこれまでに24冊の本になりました。
　『日々ごはん』には、高山さんの毎日のできごとが瑞々しく綴られています。
　2016年5月神戸に拠点を移され、新しい土地でのひとり暮らしがはじまりました。
　空や海の色、天気や風の音、鳥の声、自然の風景を身近に感じる生活。
　食べるように本を読み、日記や物語を紡ぎ、自分の心と身体と対話して、料理しては食べる、日々の営み。
　その日常へのまなざしは誰もが持ち得ることです。


　2022年は、20周年フェアを全国各地の書店で開催していただきました。
　感謝の気持ちをこめて、銀座「森岡書店」で特集イベントをいたします。
　『帰ってきた日々ごはん』の貴重な資料を中心に、『日々ごはん』の世界を体感していただけるような内容で、スペシャルトークイベントも企画しています。
　足をお運びいただけますと嬉しいです。
　遠方の方には内容が伝わるような情報を特集ページでお伝えしていきます。
　どうぞ、よろしくお願いいたします。

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展示内容（一部）

『帰ってきた日々ごはん』装画展

１冊ごとにさまざまな作家さんに表現していただいた『帰ってきた日々ごはん』のカバー。
使用されたイラストの原画、もとになったスケッチブック、写真等を展示いたします。

資料＆宝ものコーナー

高山さんの日記のもとになったメモやノート、11巻、12巻でお母様と過ごした時間、病室の記録の現物をご覧いただけます。高山さんの、そのときの想いがこめられた貴重な資料です。また、高山さんが拾った石やご自宅に飾っているものなど、宝ものをお借りして、展示いたします。

「スイセイごはん」コーナー

現在山の家で暮らすスイセイさん。『帰ってきた日々ごはん』の巻末に収録されている、「スイセイ解説ごはん」(『帰ってきた日々ごはん①～⑤』)、「スイセイごはん」（『帰ってきた日々ごはん⑥～⑫』）、「ふくう食堂」で公開されている「野の編日誌」のファンも多数いらっしゃいます。現在お住まいの山の家の様子、スイセイさんの発明の記録など、貴重な資料を今回のために展示します。

読者の声コーナー

『日々ごはん』＆『帰ってきた日々ごはん』シリーズは読者のみなさまの熱い想いや応援にはげまされながら巻を重ねてきました。びっしりと書き込まれた高山さんへのメッセージやご感想を、いつも楽しみに、また、励みにしています。お送りいただいた読者ハガキのなかから一部をご紹介します（紹介の許諾を頂いたもののみ／お名前などの個人情報は記載しません）。
期間中は会場でも、本のご感想や高山さんへのメッセージをご記入いただけるようにいたします。いただいたメッセージは展示終了後、高山さんへお渡しいたします。
ぜひご参加くださいね。

会場限定特典

『帰ってきた日々ごはん』解説リーフレット

会期中に森岡書店にて配布いたします。

高山なおみさん手描きイラスト特製ポストカード

会期中に森岡書店で書籍をご購入の方にプレゼントいたします。

書籍販売

アノニマ・スタジオの高山なおみさん著作が勢ぞろいします。

★2023年刊行の新刊についての特別展示も予定しています

このほか、この場でしか見られない資料などをぞくぞくと準備中です。
随時おしらせいたします。

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トークイベント

高山なおみ（料理家・文筆家）×森岡督行（「森岡書店」店主）
インスタライブ

イベントの開催を記念して、今回初対面である、高山なおみさんと「森岡書店」店主・森岡さんのインスタライブを配信します（＠moriokashotenにて配信）。自身も日記を連載していた森岡さんから、20年日記をつけ、書籍にされている高山さんに質問したいこともたくさんおありだそう。日記について、日記文学について、書くこと、読むこと、読まれることについて。会場の様子もご覧いただけます。

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高山なおみさんの日記エッセイ『日々ごはん』は、ホームページ「ふくう食堂」で日記を公開し、それをもとに書籍『日々ごはん』、『帰ってきた日々ごはん』というシリーズが生まれています。2002年の日記から、はや今年で20年が経ちました。2015年に刊行された『帰ってきた日々ごはん①』以降、『帰ってきた日々ごはん』シリーズはスイセイさんがアートディレクターを務め、7年間で12冊が刊行されています（現在13巻を制作中）。
「森岡書店」店主、森岡督行さんをモデレーターに、著者の高山なおみさんとADのスイセイさんに『帰ってきた日々ごはん』の作り方、考え方、シリーズへの想いをざっくばらんにお話しいただきます。おふたりの対談は6年ぶり。普段は神戸と山梨にお住まいのおふたりの、それぞれの生活についてもお話しいただきます。
『帰ってきた日々ごはん』同様に、偶然性を大事に、その日の会場の雰囲気とともに作り上げるひとときになると思います。ぜひお楽しみに。

登壇者プロフィール

高山なおみ

1958 年静岡県生まれ。レストランのシェフを経て、料理家になる。文章も料理と同じくからだの実感に裏打ちされ、多くの人の共感を生む。2016年、東京・吉祥寺から、神戸へ住まいを移し、ひとり暮らしをはじめる。本を読み、自然にふれ、人とつながり、より深くものごとと向き合いながら、創作活動を続ける。著書は日記エッセイ『日々ごはん』シリーズをはじめ、料理本や絵本、エッセイなど多数。
公式ホームページアドレス http://www.fukuu.com/

スイセイ

スイセイ、そして落合郁雄工作所。発明家・工作家。広島市生まれ。
2002年、ホープページ「ふくう食堂」創業。
2003年、家内手個人工業「落合郁雄工作所」起動。
2016年、高山なおみとの共著書『ココアどこ　わたしはゴマだれ』（河出書房新社）。
現在、山梨にて自然を含めた工作の試み「野の編」展開中。
公式ホームページアドレス　http://www.fukuu.com/kousaku/

森岡督行（Yoshiyuki Morioka）

1974年山形生まれ。神保町の古本屋を経て森岡書店を開業。以後、販売や編集、出版など本にまつわるさまざまな仕事を手がける。著作に『荒野の古本屋』（小学館文庫）、『ライオンごうのたび』（あかね書房）などがある。

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お問い合わせ先

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