アノニマ・スタジオWebサイトTOP > アノニマ・スタジオのクリスマス絵本2021
今年発売の最新刊『ルー、山へ行く』をはじめ、しかけ絵本や絵本、美しい装丁の読みものまで、クリスマスプレゼントにおすすめの本16タイトルをご紹介します。
子どもから大人まで、年齢にかかわらず喜ばれる作品ばかりです。
ぜひ、自分用のプレゼントもさがしてみてくださいね。
<2021年しかけ絵本最新刊>ルーといっしょにオオカミをさがしに山へ行こう!
ルー、山へ行く
さく:アヌック・ボワロベールとルイ・リゴーやく:うちだ さやこ
定価 2420円(本体価格2200円)
世界中でベストセラーとなったしかけ絵本『ナマケモノのいる森で』、『オセアノ号、海へ! 』のフランス人作家デュオによる「山」がテーマの待望の新作です。主人公・ルーがオオカミへ会うために山登りへ向かうストーリー。全てのページのどこかに、オオカミのシルエットが隠れているので、「探し絵本」としても楽しめます。2021年、本国フランスと同時発売です。
◆著者インタビュー(日本語字幕つき)

『ルー、山へ行く』詳細ページへ>
<しかけ絵本>海の上と海の中がとびだす迫力のしかけ
オセアノ号、海へ!
作:アヌック・ボワロベール、ルイ・リゴー訳:松田素子
定価 2420円(本体価格2200円)
海のうえにも、海の中にも、ポップアップの楽しいしかけがいっぱい!美しいイラストレーションと、しかけの素晴らしさで世界中の話題を呼び、日本語版も累計4万部を超えた大人気のしかけ絵本。自分自身や友人への贈り物として、大人の方にも好評です。
『オセアノ号、海へ!』詳細ページへ>
<しかけ絵本>学ぶことが楽しくなる傑作しかけ絵本
発明絵本 インベンション!
作・絵:アクセル・ドッペルト訳:ウエダノブユキ
定価 3300円(本体価格3000円)
火、時計、鏡、医学、写真、点字、電話などなど、太古の昔から人間はたくさんのインベンション(発明)をしてきました。生活に大きな変化をもたらしてきた18の発明とその歴史を、それぞれに趣向を凝らしたユニークなしかけで楽しむ、ポップアップ絵本の傑作が登場です。翻訳は「プレイフル・ラーニング」提唱者の上田信行先生。絵やしかけを楽しみながら、日々の暮らしに身近な発明の数々に、あらためて興味が広がります。子どもはもちろん、わくわくする気持ちや創造性を忘れずにいたい大人へのプレゼントにもおすすめです。
——“未来を予測する最善の方法は、未来を発明することだ”。これは、パーソナルコンピュータの父と呼ばれるアラン・ケイのことば。ぼくがこの言葉に感激したのは、誰かが何かを発明してくれるのを待っているよりも、欲しいものは自分で作っちゃえばいい! と思ったから。こどもだけでなく、発明マインドを持ちたい大人にも読んでほしい絵本です。
—上田信行(同志社女子大学現代社会学部現代こども学科特任教授)

『発明絵本 インベンション!』詳細ページへ>
<しかけ絵本>まほうのあかいルーペでまちのなかをさがしてあそぼう!
カシュカシュのまちでかくれんぼ
作:アガット・デモワ&ヴァンサン・ゴドー訳:うちだ さやこ
定価 2090円(本体価格1900円)
前作『ルージュベックのだいぼうけん』が好評のフランス人作家たちによる新作しかけ絵本です。赤いセロファンのついたルーペでみると、赤の絵が消えて、下に描いてある水色の絵がくっきりと見えるしかけ。いろんなお店や人がいるカシュカシュのまち。さいごの動物園ではまさかの展開で、なんどもページを見返したくなる遊び心にあふれています。

『カシュカシュのまちでかくれんぼ』詳細ページへ>
<しかけ絵本>まほうのルーペで見るふしぎな世界
ルージュベックのだいぼうけん
作:アガット・デモワ&ヴァンサン・ゴドー訳:うちだ さやこ
定価 2090円(本体価格1900円)
シンプルな赤と水色で描かれたイラストを、赤いセロファンがはられた「まほうのルーペ」でのぞくと、もうひとつの世界が見えてきます。思いがけないことがおきていたり、かくれていたり、ページをめくるごとに湧き出てくるいろんなストーリー。スタイリッシュな装幀やイラストは、プレゼントにもぴったりです。

『ルージュベックのだいぼうけん』詳細ページへ>
<しかけ絵本>まっ白な紙に型押しが美しい
ゆきのあさ
ステフィ・ブロコリ定価 1980円(本体価格1800円)
パリのイラストレーターによる、シンプルで楽しいしかけ絵本。美しい足あとの型押しがほどこされた紙面をじゃばら式にひろげると、雪の日の散歩道があらわれます。かくれんぼしている動物たちを探しながら、歩いてみてください。

『ゆきのあさ』詳細ページへ>
五味太郎さんの名作クリスマス絵本を復刊!
もみのき そのみを かざりなさい
五味太郎定価 1650円(本体価格1500円)
藍色の夜空に光るひとつの星の絵。添えられるテキストは「ほし めざめなさい」。そこからはじまる、静物画のような21枚のイラストレーション。ひさしく絶版となっていた作品を、新たに原画からスキャンし、デザインし直し、2020年版に生まれ変わった名作の復刊です。時代や国を超えて愛される、五味太郎さんの神髄がつまっています。

『もみのき そのみを かざりなさい』詳細ページへ>
「サンタクロースって本当にいるの?」と聞かれて困ったときに
ひゃくおくまんのサンタクロース
文:もたい ひろこ絵:マリカ・マイヤラ
定価 1650円(本体価格1500円)
むかしむかし、サンタクロースは、子どもたちにプレゼントを配るためにひとりでがんばっていました。時が経ち、子どもの数も増え、ひとりで配りきれなくなったサンタクロースは神さまにお願いをして…。「サンタクロースって本当にいるの?」——子どもがサンタクロースの存在を疑いはじめたとき、ぜひ読んでほしい一冊です。現在15か国語に翻訳されています。2014年フィンランド ビューティフルブック賞受賞。

『ひゃくおくまんのサンタクロース』詳細ページへ>
さよならがはじまりになる、心あたたまる物語
キツネと星
作・絵:コラリー・ビックフォード=スミス訳:スミス幸子
定価 3080円(本体価格2800円)
イギリスの老舗出版社でエディトリアル・デザイナーとして活躍する著者が手がけたはじめての絵本。ひとりぼっちの臆病なキツネが、唯一のともだちである星を探すために勇気をだして一歩踏み出す、シンプルで奥行きのあるストーリーです。イギリスで刊行されて以来数々の賞を受賞し、世界10ヵ国で翻訳され、世界中で愛されています。

『キツネと星』詳細ページへ>
マリメッコ×アンデルセンのクリスマス物語
モミの木
作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン絵:サンナ・アンヌッカ
訳:小宮由
定価 2420円(本体価格2200円)
サンナ・アンヌッカさんの古典文学絵本シリーズ第1弾。世界中で愛されているアンデルセン童話の名作『モミの木』が、現代的なサンナ・アンヌッカさんのイラストで絵本になりました。翻訳家・小宮由さんによる達意の訳文で大人も子どもも楽しめます。『くるみ割り人形』とともに並べるとクリスマスらしい色合いでそれぞれが引き立ちます。

『モミの木』詳細ページへ>
「アナと雪の女王」の原作としても人気のアンデルセンの冬物語
雪の女王
作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン絵:サンナ・アンヌッカ
訳:小宮由
定価 2860円(本体価格2600円)
不朽の名作『雪の女王』がサンナ・アンヌッカさんのイラストで上質な物語絵本に。抄訳での刊行が多い作品ですがこちらは全訳で、原文そのままにボリュームたっぷり。繰りかえし読みたい作品です。こちらも布装上製本に銀箔押しのスペシャルな装丁。『モミの木』『くるみ割り人形』と3冊並べても素敵です。
翻訳者の小宮由さんのコメントはこちら>

『雪の女王』詳細ページへ>
名作クリスマス文学を、マリメッコデザイナーのイラスト&小宮由さんの新訳で
くるみ割り人形
作:E.T.A.ホフマン絵:サンナ・アンヌッカ
訳:小宮由
定価 2860円(本体価格2600円)
サンナ・アンヌッカさんによる古典文学絵本シリーズ第3弾。布貼り・金箔押し・上製本のこだわりの装丁が人気です。アンデルセンの『モミの木』『雪の女王』に続く3作目は、クリスマスの物語『くるみ割り人形』。チャイコフスキーの名作バレエの原作として有名な古典ファンタジーを、小宮由さんによる新訳でお届けします。

『くるみ割り人形』詳細ページへ>
世界で愛されてきた、冬の空気と静けさを感じる絵本
ふゆ
こうの あおい定価 1650円(本体価格1500円)
ある冬の日、空では雲があそんでいます。やがて雨が降り、雪になり、降り積もって大地をおおう白い雪。そこで見つけた足あとをたどると・・・?欧州で活躍するデザイナー・イラストレーターのこうのあおいさん(葵・フーバー・河野さん)の、イタリアで出版されて以来40年以上世界中で愛されている絵本の日本語版です。

『ふゆ』詳細ページへ>
フランス生まれのあたらしい「探し絵本」
オーケストラ —世界の町で楽団員をさがそう!—
作:クロエ・プラルノ訳:うちだ さやこ
定価 1980円(本体価格1800円)
マエストロとアシスタントが、オーケストラの楽団員を見つけるため世界中を大捜索!舞台となるのはアイスランド、日本、ポルトガル、ロシア、フランス、ギリシャ、トルコ、エジプト、イタリア、ブラジル、コートジボワールなどさまざまな国の個性的な町。コミカルでかわいらしい絵から、それぞれの国の暮らしぶりも見えてきます。巻末に答えのページつきです。

『オーケストラ —世界の町で楽団員をさがそう!—』詳細ページへ>
<2021年最新刊>「どうしてラクダには、こぶがあるの?」世界の旅から生まれた、11篇のおとぎ話
キプリング童話集 ―動物と世界のはじまりの物語―
作:ラドヤード・キプリング絵:ハンス・フィッシャー
訳:小宮由
定価 1980円(本体価格1800円)
キプリングの名作『Just So Stories』に絵本作家、ハンス・フィッシャーが挿絵をつけた幻のコラボレーション作品の初邦訳です。インドで生まれ育ち、イギリスで学び、世界中を旅したキプリングが、自分が見聞した世界を物語や詩によって伝えた作品は、120年以上たった現代でも、想像力をかき立てる内容です。世界で受け継がれる古典文学を親子で楽しんでほしい一冊。訳文はもちろん、翻訳家・小宮氏による作者解説も必読です。

『キプリング童話集 ―動物と世界のはじまりの物語―』詳細ページへ>
今こそ読みたいトルストイの名作文学を、ハンス・フィッシャーの絵とともに
イワンの馬鹿
作:レフ・トルストイ絵:ハンス・フィッシャー
訳:小宮由
定価 1760円(本体価格1600円)
ロシアの文豪トルストイによる140年以上前の名作『イワンの馬鹿』に、絵本作家のハンス・フィッシャーが挿絵をつけた幻のコラボレーション作品です。翻訳家・小宮由さんによる新訳でお届けします。強欲な兄たちからの度重なる要求や悪魔の誘惑に屈することなく、わが身ひとつを種として暮らしていくイワンの物語。2020年の今だからこそ、世代を問わず広く読んでいただきたい名作です。手触りのある装丁とともにお楽しみください。

◆推薦文
地域起こしのキーワードに「よそ者、バカ者、若者」という言葉がある。つまり賢い大人は、結局、何事をも成し得ないのだ。愚直に信じるところを貫いて働く者だけが世界を変えるのだ。トルストイの「イワンの馬鹿」のテーマは、突き詰めればそこにあるのではないか。翻訳者の祖父は良心的兵役拒否者でありトルストイ文学の翻訳家だったという。祖父は「大旱の雲霓を望むが如く」良心的な翻訳の出現を待ち望んでいた。そして三番目の孫が新たな翻訳に挑戦することになった。何という運命の巡り合わせだろう。新訳は文章がこなれていて、とても読みやすい。「イワンの馬鹿」のような古典は、誰もが名前は知っているが実は読んだ人は意外に少ないものだ。ステイホームの時代、ぜひこの新訳でトルストイの名作を味わってほしい。大人も子どもも楽しめること、請け合いだ。
出口治明(立命館アジア太平洋大学学長)
『イワンの馬鹿』詳細ページへ>
アノニマ・スタジオWebサイトTOP > アノニマ・スタジオのクリスマス絵本2021
Copyright(c) anonima-studio