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川あそび


 わぁー冷たっいいいっ!!むりむり〜!きゃあ〜!わぁ〜!水をかけないでよ〜!!
 歓声が響き渡る、夏の水辺。子どもたちが川に入れば、こんな賑やかさになる。しかし5分も入っていようものなら、あまりの川の水の冷たさに、唇が紫色になってくる。そして休憩もそこそこに再び水しぶきの中へ。こちらでは歓声。あちらではタモ網片手に静かに獲物を狙う子どもがいる。ハヤが捕れた!ドンコがいるぞ!あ、おたまじゃくしも!
 日本ほど川がきれいで、そして生物相が豊かな国も珍しい。源流域、上流、中流、下流、そして河口、と様々な顔を見せる「川」。森が水を育み、そして地層が長い年月をかけて水を磨き上げ、そして水滴を集め、川となる。私の本業でもある天然水の宅配・アクアセレクトも、こういった森、川の産物だ。三重県多気郡大台町から伊勢市そして伊勢湾へと流れこむ、一級河川「宮川」へ流れる、源流の湧水をボトリングしている。私の子どもたちもこの清流で遊ぶのが、大好き。
 この夏、川で遊ぶみなさんに向け、続きは本編で。




竹本大輔(たけもと・だいすけ)

1973年生まれ。大阪市阿倍野区西田辺町で生まれ育つ。幼少の頃は「三度の飯よりも昆虫好き」。山に川に海に出かけては、捕虫網を振り回している子ども。小5の時に、友だちとふたりで出かけた山中での初めての野宿に感動、それ以来キャンプは生活の一部になる。大学生の時は、YMCAでキャンプリーダーとして子どもたちとのキャンプに明け暮れ、現在は自分の家族や友人とキャンプという、今も昔も変わらない趣味。現在は愛知県名古屋市在住。妻と子ども3人(小5女の子、小2男の子、2歳女の子)の5人家族。「付き合ってあげよっか」というノリで私の趣味に付き合ってくれる理解ある家族。
 仕事は、冷温水機能のついたウォーターサーバーと天然水ボトルを宅配する会社。ブランド名は「アクアセレクト」。三重県の伊勢神宮ゆかりの天然水を届けている。ウォーターサーバーの宅配を通じて「田舎と都会を結ぶ架け橋」をスローガンに、都市部のお客様を採水地である田舎部へお連れするということも年間を通し行っている。その中でたくさんのご家族と天然水の採水地を訪れ、「自然に親しむということとはどういうことなんだろう」と別の視点からも考えるように。
 春は野草観察、山菜採り、家庭菜園。梅雨になれば梅干し、梅酒つくり、そしてカブトムシ捕り。夏には、夜の川に潜りウナギ捕り。海に出てはカヤックやヨット。秋には木の実を探し歩き、登山を楽しむ。冬には雪山登山やスキー。まだまだ子どもが一緒に楽しめないものもあるが、一年を通してアウトドアライフを楽しんでいる。



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