私の家庭菓子
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真美さんのお菓子は、
白くて、すべすべしていて、清潔。
そして、いろんなお茶に合う。
しずかにゆっくり味わいたくなる。
(朝吹真理子さん推薦文より) -
料理家・内田真美さんの、ずっと作り続けているお菓子のレシピ集。春夏秋冬、その季節に作りたいお菓子、各地に伝わる伝統菓子、20年以上作り続ける定番菓子など厳選41品。お食事にもなるセイボリーのメニューもおすすめです。美しい写真とともに楽しめる一冊。
編集者のおすすめポイント
内田真美さんの家庭菓子は、滋味深い焼き菓子や季節の果物を味わうデザートが中心。お店では売っていない伝統菓子、長年作り続ける定番菓子、季節の果物を味わうデザートなどのレシピを41品収録。基本のケーキの生地が作れたら、季節ごとに果物の組み合わせを変えて作り続けることで、その家庭の味に育っていきます。熱々の焼きたて、日が経つことでしっとりとなじむ味、それぞれのお菓子の一番おいしい瞬間を、お茶とともに味わうことが家庭菓子の醍醐味。このレシピをもとにして、それぞれのご家庭で作り続けて「あなたの菓子」にしてください。
■朝吹真理子さん(作家)推薦文
真美さんのお菓子は、白くて、すべすべしていて、清潔。
そして、いろんなお茶に合う。
しずかにゆっくり味わいたくなる。
スコーンが湯気を楽しむお菓子だとはじめて知ったのも真美さんのおうちでだった。それまで、スコーンは、外で食べるものだと思っていた。真美さんのおうちで、はじめて家庭菓子としてのスコーンの魅力を知った。できたてを割ると、小麦粉と乳製発酵の香りがして、湯気で頬がしっとり濡れる。スコーンを割るときの湯気は、できたてでしか味わえない、よろこびがある。
訂正のお知らせ(初版)
p.81の「ティーサンドウィッチ」の材料欄の表記に誤りがありました。
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材料内
仕上げ用
ディル 3枚
タイム 2枝
レモンの皮(すりおろす)1/2個分
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上記の材料は「仕上げ用」ではなく、「ジャンボンブランとフロマージュブランのサンドウィッチ」の材料となります。
仕上げ用のハーブはお好みでよいので、材料欄には表記いたしません。
訂正とともに、謹んでお詫び申し上げます。