> 出展社紹介:夕書房
夕書房
2017年設立のひとり出版社です。「これからの私たちのための本」をモットーに、人文・芸術系の書籍を刊行しています。社会への違和感を他人事にせず、自らの手で変革する人、変革へのヒントをくれる人の試みや声を本のかたちで届けること9年、ラインナップは15冊に。2024年、茨城・つくばより京都・衣笠へと拠点を移し、本のある場所「夕書房 文庫喫茶」の運営もはじめました。
BOOK MARKETには初参加。夕書房の本と一緒に、著作や編集担当書も並べます。みなさまとお会いできるのを楽しみにしております。
おすすめの本
『ぼくらの「アメリカ論」』
青木真兵・光嶋裕介・白岩英樹 著
思想家、建築家、文学者。東吉野、神戸、高知--専門も居住地も違う3人が、互いの言葉に刺激されながら「アメリカ」「日本」、そして自らを見つめる、対話型リレーエッセイです。
トランプ政権発足以来、アメリカに世界が振り回され、従来の世界秩序が通用しなくなりつつあります。この夏、本書を頼りにあなたにとっての「アメリカ」とは何かを考えてみませんか。
『そこにすべてがあった--バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学』
カイ・T・エリクソン 著/宮前良平・大門大朗・高原耕平 訳
1972年にアメリカで起きた洪水災害の被災者への膨大なインタビューと綿密なフィールドワークで、被災地における「集合的トラウマ」の輪郭を描き出した古典として、50年以上もの間、全世界で読み継がれている本です。
訳者は、大阪大学大学院で災害学を学んだ若き研究者たち。被災地で活動する中で、非当事者としてのかかわりに悩んでいたとき本書に出会い、大きな気づきを得ます。
圧倒的悲劇を目にし、すべてを喪い、コミュニティさえも崩れ去ったとき、人びとの心に何が起きるのか。東日本大震災から15年。今あらためておすすめしたい1冊です。
『飛鳥|藤原』
石川直樹
奈良県の飛鳥・藤原地域は、6世紀末〜8世紀初めに飛鳥京と藤原京という2つの宮都が存在し、国づくりの礎が築かれた地です。
写真家・石川直樹は、2年間にわたってこの地をたびたび訪れ、ときには山の奥深くへと分け入りながら、古代の人びとの息遣いに耳を澄まし、撮影を繰り返してきました。
古墳時代から天皇を中心とした中央集権国家への転換という大きな歴史の流れと、多様な民族と混じり合いながら生きた市井の人びとの物語。世界遺産登録で話題の地を、両者を行き来する石川さんの視点で旅してみませんか。
考古学者による詳細な解説に、現地を歩きたくなるマップと年表付き(別刷)です。
Copyright(c) anonima-studio