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大福書林
まちの看板の文字や絵、建造物や細部などに、誰かの美意識をみつけるひそやかな楽しみ。大福書林は土産物からはじまった民芸品、役に立たないインチキ陶器、煤だらけになった民間仏等、ささやかな芸術を本にしています。10周年記念に開くと丸になるノート「大福帖(AN)」を作りました。https://www.daifukushorin.com/
おすすめの本
『無用的芸術 フクモ陶器』福本歩 著
「フクモ陶器は役立たない陶器である。それらはふつうの陶器のふりをして、食卓に並んだり、茶会に紛れ込んだりするが、その目的はいっさい謎である。この無用な陶器を作り出す謎の組織について探っていくうちに、私はいつしかその正体が人間ではなく陶器そのものではないかと思うようになった。陶器自身は有用か無用化など意に介してはいないのだ」。本物のインチキ陶器、フクモ陶器の壮大なホラ話ビジュアルブック。
『家の神さま 鶴岡コレクション』鶴岡幸彦 著
国宝にも重文にもならず、ススと埃をかぶった木彫りの神さま。素朴で味わい深い造形をもった、ささやかな祈りの形。蒐集家の滋味あふれる文章もよいのです。
『新装版 まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ』松村大輔 著
まちには、看板職人や、ネオン職人、書体デザイナーのハイカラでオシャレなカタカナがあふれています。全国の個性あふれる約470のカタカナを、1文字ずつ取り出して、50音さまざまなバリエーションを並べて紹介した本。新装版カバーは、東京都内にあるネオン文字です。
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