BOOK MARKET ー本当に面白い本だけを集めた本のお祭りー  第15回 BOOK MARKET 2025 出展社紹介:皓星社+ハッピーオウル社

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皓星社+ハッピーオウル社

 神保町の出版社・皓星社(こうせいしゃ)です。1979年、ハンセン病の元患者・回復者の方の作品集出版と、アジア問題をテーマに創業しました。現在は人文、文芸、本の本、レファレンスブックなど幅広く刊行しています。
 出版のほか、明治から現在までに日本で発行された雑誌の記事を横断検索できるデータベース「ざっさくプラス」も運営しています。

https://libro-koseisha.co.jp/

 ハッピーオウル社は、親と子のこころをむすぶ、絵本と読み物を出版しています。2003年に創業し、60点ほどの絵本・児童書を出版してきました。ロングセラーから新刊まで持参します。

https://happyowlsha.com/


おすすめの本(皓星社)



『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち 〈民族浄化〉の原因はどこにあるのか』早尾貴紀 著

パレスチナ/イスラエル問題を、「自分のこと」として考えるための1冊。つい遠い外国のことと考えがちですが、歴史の流れの中で見ると、日本は長く加害者としてこの問題に加担してきました。南アフリカ現代史の研究者・牧野久美子さんと植民地期および解放期における在日朝鮮人の生活史/ジェンダー史研究者・李杏理さんとの新規鼎談も収録。この問題についてもう一歩深く考えたいと思う人に届けたい本です。


『書庫をあるく アーカイブのかくれた魅力』南陀楼綾繁 著

未来の「読む人」を書庫が支える。個人コレクションからハンセン病療養所の蔵書まで。本の生命をつなぎ、延ばす人たちがここにいる。これからの本と人を考えるために必読の書。--斎藤真理子(翻訳者)

図書館・資料館の、普段は入ることができない閉架書庫に入ってみたいと思ったことはありませんか?本書はそれが実現した夢のような本。書庫内を知り尽くす「ヌシ」のような館員の皆さんへの取材から、全国各地にある15館の図書館・資料館の魅力の源泉に迫ります!



『本の妖精 夫久山徳三郎 今日も書店に現れる』中我生直佑 著

カモシダせぶんさん(書店員芸人)、宗岡敦子さん(紀伊國屋書店福岡本店)推薦!

現役書店員マンガ家による、書店員お仕事漫画。本好きにしか見えない本の妖精・夫久山徳三郎(ぶくちゃん)と、ぶくちゃんが住み着いている中規模書店・きらら書店の書店員たちの日常を描きます。落ち込んだ時、ぶくちゃんの「決めゼリフ」が心に沁みます。



おすすめの本(ハッピーオウル社)



『ばけばけはっぱ』
藤本ともひこ 著

秋は、紅葉と実りの季節。葉っぱを「ふーっ」とふいてみたら、そこにいたのは…? 子どもたちと落ち葉や木の実を集めて「落ち葉あそび」をしてみたら、子どもたちは大喜び。いろんなアイデアがとびだして、怪獣や動物がつぎつぎでき上がり、楽しい絵本になりました。木の葉と実の動物たちがかわいいロングセラー絵本です。


『うえをみて!』
チョン・ジンホ 作/斎藤真理子 訳

車いすで生活をするスジの毎日は、家のベランダから下を通るひとたちの頭を眺めるだけの日々。
「わたしここにいるよ。だれでもいいから……うえをみて!」
するとある日、誰か がスジに気づいて下から声をかけてきて……?
荒々しく寂しいモノクロの濃淡の中に、結末のスジの大きな笑顔、そして花や風船に小さく灯る色合いが印象的なこころの通い合いを丁寧に描いた絵本です。障害を持つこと、また障害を持つ人と共に暮らすとはどのようなことか、子どもの目線から考えてみませんか?



『ゆうやけこやけのえのぐばこ』
窪島誠一郎 文/古茂田杏子 絵

日本が中国に攻めいっていた頃、画家をめざしていた中国の画学生と日本の画学生のあいだに生まれた、ひとつの友情の物語。
その日の東京は、朝から大雪でした。学校が休校になり、サキが一人でお留守番をしていると、「中国石家荘市 張景文」と書かれた不思議な荷物が届きます。中には古びた一個の絵の具箱と手紙が入っていて……
戦後80年、戦没画学生の絵を集めた「無言館」の館主・窪島誠一郎が描く最新絵本です。


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