西日本出版社
「西日本のことは、西日本の人間の手で、西日本から発信したい」をテーマに、本を作っています。ジャンルは、ノンフィクション、エッセイ、実用書、写真集、ガイドブック、文化論、もう、「これは伝えなきゃいけない」「将来に、この話を残こすべきだ」とふつふつと湧いてくる思いを形にし、本屋さんに持って行って売っています。
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おすすめの本



『よみたい万葉集』
著者の一人松岡あやさんの、「万葉集ってメールやん」という言葉から本書は生まれました。当時の歌から、昔と今の人の感性の違いを掬い取って、歌によりそう挿絵とともに、素顔の万葉集に触れてみてはいかがでしょうか。充実のコラムでは、恋の歌はもちろん、創作、日記、猥歌、とも思える当時の万葉人の生活が垣間見える歌をテーマ別に掲載、いろんな視点から万葉集を楽しめるように作りました。


『瀬戸の島あるき』
香川県の島を、毎日のように島に行っている地元の女子ライターたちが、それぞれの島のイチオシを言葉を尽くして紹介しています。本書を買った人が、自分なりのとっておきを探せるように島の地図も載せました。フルカラーで写真とイラスト満載。歩いて、出会って作ったからわかるとっておき情報は、旅行ガイドとしてだけでなく読み物としても楽しめる島の魅力を詰め込んだ1冊です。



『獺祭 天翔ける日の本の酒』
30年前、売り上げが1億にもみたなかった山奥の蔵が、今では100億の売り上げを計上しようとしています。その秘密は、手を抜かずに丁寧に仕事をすること。
その昔、酒蔵取材の中で、蔵元桜井博志と意気投合し盟友となった勝谷誠彦が、「獺祭の軌跡を描けるのは私しかいない」と、その裏も表も丁寧に書き尽くした、珠玉のノンフィクションです。


『黒島を忘れない』
太平洋戦争末期、特攻隊員が墜落し流れ着く島がありました。それが黒島です。黒島の人々は、残り少ない自らの食糧を差し出してまで彼らを救おうとしました。小さな離島で生まれた出会いは大きなドラマとなり今も語り継がれています。志半ばで亡くなった、映画監督小林広司が生涯をかけ追い続けた、島民と特攻隊員の戦争と愛情の記録です。