而立書房
而立書房では、演劇書と人文書をあつかってます。
戯曲を演劇の台本と侮るべからず、へたな小説より面白いかもしれません。
劇場に足を運べば、新しい発見がきっとあるでしょう。
先ごろ他界した記号論の巨匠ウンベルト・エコの本、洋雑誌TIME「2016年 最も影響力のある100人」に選出された草間彌生さんの小説・詩集など、ユニークな本を多数ラインナップしております。
ブックマーケット向けの「お蔵出し本」も用意してますので、ぜひ会場でお会いしましょう。


http://jiritsushobo.co.jp



おすすめの本



『人間のいる場所』三浦展
パルコでマーケティング雑誌をつくっていた著者が、東京と福井でコミュニティデザインのコンペを開催。その顚末をもとに、隈研吾、山本理顕、馬場正尊ほか名だたる建築家たちと思考を巡らし、この時代に必要なパブリックなネットワーク(横の公共)を提案します。


『モラハラ環境を生きた人たち』谷本惠美
見えない暴力であるがゆえに気づかれづらいモラルハラスメント。夫婦間で、恋人間で、職場で、どうもストレスが……というあなたはモラハラ被害者かもしれません。まずは「モラハラ」とは何か知ってください。女性・子育て・家族問題に長く関わってきた心理カウンセラーが、傷ついた心のケアの大切さを伝える一冊



『書く女』永井愛
「たけくらべ」「にごりえ」などの名作を残した日本女性初の職業作家・樋口一葉。彼女の日記から、恋心や人びととの交流、作家として自立するまでを、永井愛(二兎社)が戯曲として書き上げました。登場人物の対話に読み応えがあり、明治の空気感が押し寄せてくる稀有な一冊です。 2016年全国公演作品(黒木華主演)。