植えっぱなし果樹

08 イチジクとビワ




イチジクの葉
実りはじめたイチジク
熟してきた実
割れる前に収穫
いただきます!
ビワ

ガーデニングが好きな方なら、
庭にたわわに実る果実があればなあと
思い描いたことがあるのではないでしょうか?

かくいう私もその一人ですが、
さて自由にできる庭を手にして、
なんの果物の木を植えようかと勉強するうち、
果物の栽培はなかなか難しそうだな
ということに気づきました。

甘くて美味しい実がなるのです。
虫や鳥が放っておくはずがありません。
そういえば、無農薬で林檎を栽培するのが
とても難しいと聞いたことがありました。

かといって至近距離で暮らす自分の庭に、
農薬をたくさん撒くのは気が引けます。

なるべく虫がやって来なくて、
実がなってからも特別ケアしなくても良くて、
勝手に育ってくれるものはないかなあと探すうち、
イチジクとビワにたどり着きました。

広島に住んでいた私の祖父は、
季節ごとにいろいろな果実を楽しめるようにと、
たくさんの果物の木を畑の周りに植えていました。
ほぼ1年中、何かしらの実がなっているという、
夢のような畑です。

中でもとても大きく育って、
放っておいても毎年たわわに実り、
楽しませてくれたのがイチジクでした。

およそ5メートルほどに広がった大きな木には、
季節になると数え切れないほど、
収穫できないほどの実がなりました。

ところでイチジクも、
実が熟してくるとその甘い香りに誘われて、
虫がどこからともなくやってきます。

熟れて割れると、
もう虫が先に入ってるというのは当たり前。
だから、割れる前に取る、
青い実も美味しいんだよと教えてくれたのは、
祖父と祖母でした。

そんなことを思い出しながら、
我が家の庭にもイチジクの苗を植えました。

木にはほとんど虫はよりつかず、
勢いをつけてどんどん大きくなります。
縦にも横にも斜めにも広がるので、
ゆとりのある場所に植えるか、
鉢なら年に一度は剪定してあげると良いと思います。

さて、初めての実がなりました。
実からは既にいい香りが漂います。
割れる前ぎりぎりを狙って、収穫することに。

なんとか虫よりも先に、
美味しく頂くことができました。


虫が寄り付かず、
また成長の早い果物に、
ビワがあります。

小さな苗から三年目で、
もう実が付きました。

イチジクもビワも傷みやすいので、
収穫して、すぐに食べるのが理想。
庭にあれば、それが叶います。

またビワの葉には薬効があることは、
よく知られています。
子供のいるご家庭には
一本あったらとても便利です。

発芽率も高いので、
食べた後に残った種を
植えてみてもいいですね。

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