強さが自慢のハーブ

04 バジル




バジル
収穫してたっぷり料理に
トマトとバジル
ルッコラの花
夏が近づくと、食べたくなるのがバジル。
青さのあるスパイシーな香りは
食欲がわいてきますよね。

バジルも前回紹介したルッコラのように
発芽率の高いハーブで、そして丈夫。
とても簡単に育てられます。

暑さが好きなハーブなので、
発芽する気温も高め。
うっかり忘れて暖かくなった頃に蒔いても、
元気に顔を出してくれます。

少なめに蒔いたつもりが、
鉢にめいっぱい出て来てしまいました。

小さな芽であっても
スパイシーな香りを放っていますから、
間引いたものも美味しく頂けます。

葉っぱが10枚ぐらいに育ったら、
茎の真ん中をぽきっと折って、収穫しましょう。
これを摘心(てきしん)といいます。
すると枝が脇から伸びて来て、
さらにたくさんの葉をつけてくれます。

何度か摘心を繰り返すと
こんもりと茂って、とても大きな株になります。
葉っぱの数もたくさんになり、料理に使い放題ですよ!

ところでバジルというと
トマトと組み合わせる料理が多いですよね。
お料理の相性も抜群ですが、
実は一緒に植えると、お互いに良い効果がある
とも言われているのです。
これをコンパニオンプランツといいます。

バジルは育つのに
たくさんの水分を必要とするのですが、
トマトは水をやりすぎいないほうが
甘く、美味しく育つのです。
近くに植えておくと、土の中の水分の状態が
お互いにより良くなるんですね。


ルッコラと同様、しばらくすると
とうだちして、花をつけます。
スウィートバジルは白い花ですが、
特に好きなのはタイバジルの紫の花です。

とうだちするとルッコラ同様、
葉が固くなるので、夏の間は花芽を摘みながら、
料理にたっぷりと楽しみます。

その後、夏の終わりにはとうだちさせて、
ぜひ花も楽しんでください。
今年も美味しかったなあ!と
花を眺めるひとときも楽しいものです。

寒くなれば、自然に枯れます。
種は周辺にばらまかれ、
暖かくなる頃、庭のどこかで
また会えるはずです。

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