ニュース

カテゴリ

アーカイブ

『ゼロ・ウェイスト・ホームへの道』にすてきな体験談をいただきました!

『ゼロ・ウェイスト・ホームーごみを出さないシンプルな暮らし』の翻訳者、
服部雄一郎さんによるWeb連載「ゼロ・ウェイスト・ホームへの道」に、
うれしいご感想&体験談がとどきました。
さっそく、ご紹介いたします!

*****************************************
今、”ゼロウェイストホーム” 読み終わりました。
わくわくが止まりません。ベアさんのことはyoutube で発見して、
英語の本か日本語の本かどちらを買おうか迷いました。
でも、服部さんの訳された日本語版の本にして本当に良かったです。
日本の情報やあとがきなどが読めたからです。

私は昔からいろいろなものを手作りをして、ペットボトル入りのものは一切買わないし、
コンビニも利用しない、リサイクルやセカンドハンドにも人一倍こだわっていました。
肉も魚も卵も乳製品も食べないし、そんな人は私の日本での友人や家族の中では私一人なので、
皆と楽しく仲良く生きていますが、確実に孤独感も感じています。

この本を読んで、一人じゃない!そして、身近に仲間を見つけられる、
もしくは作っていけるかもしれない!
さらに、もっともっとやっていいんだ、こだわっていいんだ!と思いました。
東京という都会生活で、ゼロウェイストチャレンジを少しつづ実行してみようと思います。

まずは、元住吉にある量り売りのお店をBULKアプリ(*http://zerowastehome.com/app/)に登録して、
4月に引っ越すときは、コンポストの「ベランダキエーロ(後述)」を購入しようと思います。
プラスチック製品をどう減らすかも考え始めました。

素敵な本を訳してくださって本当にありがとうございました。
また、私自身も翻訳をするのですが、服部さんの訳はのびのびした
ベアさんの雰囲気がとても自然な日本語で伝わってきて素晴らしいと思います。
その面でもとても勉強になりました。

* * * * * * * * * * * * * * * * * *

今取り組んでいるゼロウェイストは色々あります。
改めて考えたことがなかったので、これを機に、昔からやっていること、
本を読んでから始めたこと、これからやりたいことに分けて書き出してみました。

◇昔からやっていること:
 ◆ペットボトル飲料、缶飲料を買わない
  =水筒と携帯フィルター(セイシェル)を持ち歩く

 ◆ティッシュではなく、ハンカチで鼻をかむ。
 (もしかしたら日本の方には特に最初抵抗あるかも!
  でも、始めたら、肌にとっても優しくて、もう2度とティッシュでかみたくなくなります。
  鼻をかみすぎて肌が真っ赤になるようなことも、軽減されたりなくなったりすると思います。)

 ◆重曹で髪を洗って、リンゴ酢とラベンダーエッセンスオイルでリンスする。
 (重曹は量り売りではありませんが、紙箱入りで買うこともできます。
  リンゴ酢とエッセンシャルオイルは瓶なのでリサイクル可能。)
  ベアさんはこのやり方は、パートナーにサラダみたいでセクシーじゃないと言われてやめたそうですが、
  ラベンダーを入れれば臭いは気になりません。
  私の髪質には合っていて、髪のごわごわ感が減りました。

 ◆いらないものは捨てずにどんなに安い値段でもヤフオクで売ったり、友達にあげたりする。
  次の貰い手を探すそうとうな努力をしても見つからなかった時のみ捨てる。

 ◆ベランダコンポスト➡︎ダンボールで作るタイプのものにチャレンジ。
  同居人に相当嫌がられてやめました。4月に引っ越したら、キエーロ(後述)を買って再チャレンジ♬

 ◆パン、キムチ、豆乳、オーツミルク、納豆、お菓子などを手作り。

 ◆ものを減らす。1年半前から始めて、着実にどんどん減ってきています。

 ◆油を使って調理しない。炒め物なども少量の水でウォーターソテーします。
  洗い物が水で流すだけで簡単。洗剤がいりません。

 ◆植物性のものだけを食べる。
  パッケージフリーで買えるものが多く、また人によっては体臭がなくなり、
  デオドラントなどの使用が必要なくなるようです。
  食品添加物を取らなくなると、体臭が減る人もいるようです。

 ◆石鹸で体を洗わない。
  しばらく実行していると、体が自然と石鹸を使ったり、タオルでこすらなくても、
  お湯や水だけで綺麗な状態を保てるようになるようです。
  洗顔も水だけだと、余分な脂がなくならず、ローションなどの必要性もぐっと減ります。
  また、体本来の綺麗な脂の膜が皮膚の上に形成されて、体が汚れにくくなるそうです。

 ◆裏紙に印刷をする。

 ◆飛行機内で、自分の水筒に水を入れてもらう。
  コーヒーショップではマグカップに入れてもらう。

 ◆買い物袋を持参する。
  忘れたときはポケットに詰めまくったり、なんとかもらわない。
  服なども、そのまま自分のカバンに直に入れます。

 ◆マイ箸を持ち歩く

 ◆月経カップと布ナプキンを使う

◇本を読んでから始めたこと:

 ◆歯磨き粉を手作り!
  ローレンシンガーさんのレシピで、ココナッツオイルと重曹とペパーミントエッセンシャルオイルで作りました。
  すっごく使い心地いいです!

 ◆前からたまにしか利用していませんでしたが、コンビニやスーパーなどで
  使い捨て容器に入って売られている食べ物
  (野菜やお豆腐などではなく、お弁当や菓子パンなど)を買うのをやめました。
  百円ローソンの焼き芋も、今度買うときはハンカチに包んでもらおうと思います。

 ◆プラスチック製品をできるだけ買わない。
  今持っているプラスチック製のものは、新しい持ち主を探して、自然素材のものに買い替えるか、
  それが不可ならば壊れるまで使った後に自然素材のものに買い替える。
  竹製の歯ブラシもネット上で発見しました!

 ◆レシート、ただのおまけなどをもらわない。

 ◆ものすごく小さなこと、例えばセロテープを使うのとプラスチックの容器に入った糊で封をするの、
  どちらの方が最終的に資源の無駄が少ないか、など考えるようになった。
  (もちろん、ベアさんのレシピで糊の手作り始めます!)

◇これから始めたいこと:

たくさん、たくさんあります!一つずつ実行していくのが楽しみです。
ベアさんの本がしばらくバイブルになりそうです。

(以上、一部抜粋させていただきました)
**************************************************

熱のこもった体験談を、本当にありがとうございました!!

こちらの方のように、すでにいろんな取り組みをされている方にも
「まだまだ先がある!」と勇気づけてくれるベアさんの『ゼロ・ウェイスト・ホーム』。

日本で、世界で、ごみ問題に取り組みつづけた服部さんによる翻訳版は、
ご感想にもあるように、日本で実践する方にむけた親切な心配りが随所に感じられます。

「ベランダキエーロ」などのコンポスト製品を比較した、p114の
コンポスト方式比較表は、これから生ごみ処理をはじめたいという方、必見です。

服部さんの連載へのご感想や、体験レポートも、まだまだお待ちしています。
服部さんの連載『ゼロ・ウェイスト・ホームへの道』次の第5回は台所での実践編。
どうぞ、お楽しみに!


【翻訳者・服部雄一郎の ゼロ・ウェイスト・ホームへの道】
bnr300_10-1


751_ZERO-WASTE-HOME帯つき

『ゼロ・ウェイスト・ホームーごみを出さないシンプルな暮らし』
著:ベア・ジョンソン
訳:服部雄一郎

(update 2017.01.18)

pagetop