アノニマ・スタジオ

貯蔵庫

2006年のトップページの記録です。
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12月30日
12月の新しい本

12月に出た、今年最後の新刊です。
高山なおみさんの『日々ごはん』シリーズ最新刊は、8巻目です。2005年9月から2006年2月までの半年分、本でいえば『じゃがいも料理』『たべる しゃべる』をつくっていたころの日記を収録しています。
カバーなどのビジュアルは横尾香央留さんによる作品です。タイトル横に仲良く立っているのは、高山さんと夫のスイセイさん。とくにスイセイさんはそっくりです。他にも扉などに、横尾さんらしいちんまりしたあそび心があふれています。
『A BOOK OF SUNLIGHT GALLERY』は、アノニマ・スタジオもご縁の深い美術作家・永井宏さんが92年から96年まで開いていたギャラリーの、そしてその後の永井さんが主宰するワークショップなどの活動まとめた本。 デザインは、井上庸子さんです。永井宏さんとアノニマ・スタジオのつながりについて、少し書きました。こちらをお読みください。


11月26日
新しい本たち

10月、11月の新刊です。
稲垣早苗さんの『手仕事を結ぶ庭』は、暮らしの中に生きる工芸とその作り手たちとの20数年にわたる交流を描いたエッセイ。千葉県市川市の「ギャラリーらふと」、首都圏最大の野外クラフトフェア「工房からの風」のディレクターをつとめる方だからこそ描ける本です。木工作家・三谷龍二さんの書き下ろしエッセイも収録(こちらで、読んでいただいた方の感想をごらんいただけます)。
カバー、挿画は山本祐布子さんの切り絵。デザインは葉田いずみさん。繊細な表現をご覧ください。
12月1日、稲垣さんご自身のギャラリーショップ「ヒナタノオト」が開店します。
場所は日本橋浜町、日本の工芸作家たちの作品と、稲垣さんが惹かれてやまないデンマークの匂いが、気持ちよく同居する空間です。ぜひお立ち寄りください。

ナカムラユキさんは、イラストレーター。
ですが、子どものころから「雑貨」や「紙もの」に目がなかったそうです。大人になってもやむことのないその雑貨への気持ちから、京都のアトリエの一部を「trico+」という雑貨店&ギャラリーにしてしまったほど。
『365日雑貨暦』は、ユキさんが毎日一緒に暮らしている雑貨、旅先で見つけたもの、近所の散歩コース、京都の年中行事などを織り込みながら、毎日「雑貨ひとねた」を歳時記風のショートエッセイにまとめたものです。収録されたちょっと色あせたポラロイド写真も、雑貨の風合いを伝えてくれます。
登場する雑貨の名前や写真を眺めているだけでもわくわくします。自分や友達の誕生日に紹介されている雑貨を調べたり、今日の雑貨を見てから出かけたり、「雑貨占い」のように楽しんでくださる方もいらっしゃるようです。
意外な読み方ですが、試してみるとなるほどなっとく。ユキさんの言葉が、何やら意味深に見えてきます。
カバーは、タイトルやコラージュがデコボコに見える加工がされています。これも、「本」を「雑貨」に近づける試み(?)です。デザインは、中島寛子さん

『文房具で包む』の井上由季子さんは、京都で「グラフィックデザイン工房モーネ」を主宰、日々の暮らしの中で「クスッ」と笑えるような温かみのある物作りを、さまさまな作家さんたちと展開しています。今回の本は、タイトルのとおり、家にもオフィスにも、どこにでも転がっている「文房具」でちょっとした贈り物をつつむアイデアを紹介する本です。
輪ゴム、クリップ、ホチキス、○シール、ボール紙などなど、身近な素材につつまれて、モノたちがここちよさそうにしている姿は、やはりちょっと笑ってしまいます。これこそが井上さんの力。イヤミにならず、しみったれず、気がつくと笑顔になっている、ちいさな包み。カバーのグラフィックは、さまざまなペンのフタ(の先のところ)をハンコにしてぺたぺた押した包装紙。右の写真はクリップのアイデアです。デザインは、ご自身も紙と布を使った表現活動をなさる、柏木江里子さん。
本の出版を記念して、12月1日〜8日『十二月包み 展』ギャラリーit'sさんで開催されます。お越しください。

10月28日
「秋夕盆」の日

空がたかく、気持ちのよい秋晴れとなりました。
10月から3ヶ月ごとに4回、季節ごとの韓国行事と食事をテーマにした
韓国料理研究家な すんじゃさんによるお料理とお話の会が開かれます。

第1回目となる今回のテーマは
韓国最大の祝日「秋夕床(チュソックサン)」です。
まずは、里芋湯(里芋と牛肉のスープ)と栗飯がはこばれました。やさしくて深い味わいに、みなさん「ふぅ〜ん……」と満足顔。
つづいて、ワンプレートに盛られたメインのお食事がはこばれるとあちらこちらから「うわぁ……きれい……」とため息が。
三色ナムル、大根のキムチ、松の実ソースで味わう華陽炙(五色の串)鶏の蒸し物、白身魚の焼き物、エビ炒め、そして真ん中にはかわいらしい唐辛子。そのあまりにも美しい色づかいに、みなさん思わずご持参のカメラでパチリパチリ。

最後は、松片(うるち米の粉に餡を入れて蒸したお餅)と、菊茶。これまた、むっちりころんとした何ともかわいらしいお餅で、目にも鮮やかな菊の花の咲いたお茶は、飲んでしまうのがもったいないほどでした。

お料理を堪能しつつ、合間合間にすんじゃさんが楽しいお話をたくさんして下さいました。
韓国には『薬膳料理』という言葉がないんだとか……。
わざわざ「薬膳」という言葉を使わなくても、
すべて食べるものは薬なんだ、という考え方からだそうです。


色のはなし、数字のはなし、お料理にまつわるはなしも、
お隣の国でありながら知らないことばかり。
美味しくて、楽しくて、あっという間の「秋夕床」でした。

お越しいただいたみなさん、ありがとうございました!

次回は来年一月の予定です。
今度はどんなお料理とお話が待っているのでしょうか……。
どうぞお楽しみに。



10月21〜22日
「工房からの風」の日
千葉県本八幡にあるショッピングセンター
「ニッケコルトンプラザ」の一角に、小さな鎮守の森があります。
「おりひめ神社」。
このショッピングセンターは、20数年前まで大きな毛織物工場でした。
その跡地にショッピングセンターが建てられた後も、
工場時代から愛されてきた小さな神社は大切に残されました。
そして、その神社をかこむ空間に「ギャラリーらふと」があります。

この場所で「工房からの風」という野外クラフトフェアーが開催されて、今年で4回目。
アノニマ・スタジオは、「らふと」のディレクターであり、
「工房からの風」のプロデューサーを務める稲垣早苗さんの本
『手しごとを結ぶ庭』 を作らせていただいたご縁で、
小さなテントの本屋さんを出店しました。はじめての野外販売です。
どんな空間を作ろうか……鎮守の森の木漏れ日の中で本を読んでいただこう。
そして、こんな感じになりました。
二日間、木やガラス、金属、
木や布の工芸との出会いを
求めて来た人たちが、
思いがけず本に出会う。
アノニマ・スタジオの本に接し、どんなことを感じて
くださった のでしょうか?
アノニマの収穫は、
様々なジャンルの作家さんたちと出会えたことと、
あの場所を体験できたこと、そしてもちろん、新しい読者の皆さんとの出会いでした。
お越しくださったみなさま、作家の方々、そして「工房さん」スタッフの皆さん、
お世話になりました! 来年も、参加できたらいいなあ。

10月6日
廣瀬裕子さん『気持ちよくをさがして』
発売記念トークイベントの日

東京は朝から嵐のよう。
そんな悪天候にもかかわらず、
キャンセルもなく
みなさまご参加くださいました。
会場となったアンノン・クックは超満員。
すごい熱気です。




お食事は野菜たっぷりスープに、
バーガー・マリネ・アップルケーキが入った
ランチボックスタイプのもの。

今回ゲストにお迎えしたのは
『気持ちよくをさがして』で廣瀬さんが訪ねていった、
雑誌『Olive』の元編集長・遠山こずえさん。
今日はお手製のワンピースで登場です。


おふたりの出会い、
廣瀬さんも好きだったという 『Olive』のこと、
遠山さんが編集長になられるまでのことなど、
話は次から次へと進んで、
遠山さんのパワーに 包み込まれるように、
その場の空気が和んでいきます。
せっかくこの場に集ったのだからということで、
参加者のみなさんにも自己紹介をしていただくことに。


『Olive』少女だったという人、友達に誘われてという人、
廣瀬さんの本が大好きだという人など
参加のきっかけはさまざまですが、
みなさんそれぞれにおふたりの話に聞き入っている様子。
この場を通じて楽しい時間を共有し、分け合う喜び……
そういうことも感じられる
2時間だったのではないでしょうか。
最後に遠山さんとフラ・シスターズによる
フラをみせていただくことに。
なめらかで美しい動きや表情に「かわいい〜!」の声。
時間と場所を忘れるような、ひとときでした。


10月3日
新刊ができました!
秋の新刊、第1弾が出揃いました
9月末のリリースは、『fu-chi 5』、
廣瀬裕子さんの『気持ちよくをさがして』、
高山なおみさん・齋藤圭吾さんの『記憶のスパイス』の3冊です。
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「暮らしを旅する」をテーマに創刊した 『fu-chi』も
はや5巻目、3年目に入りました。
今回の特集は、「お母さんになるってどういうこと?」
と 「木村硝子店の世界」。

『気持ちよくをさがして』は、
アノニマはじめての廣瀬裕子さん との本です。
廣瀬さんとは数年前から「何か本を作りましょう」と
お話ししていましたが今回やっと実現しました。

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『記憶のスパイス』は、
高山なおみさんのエッセイ&レシピの新刊です。
写真は高山さんとは『高山なおみの料理』以来の
コンビとなる齋藤圭吾さん。
迫力の料理たちをぜひご覧ください。
写真はちょっと強面(?)ですが、
高山さんらしい簡単さとおいしさは、保証付です。

ちょっと見たこともない異国の料理も、難しそうなレシピも、
アノニマでは今回もすべてのメニューを試作、試食して、自信をもってオススメします。
安心してお求めください。
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9月23日
たまひよこっこ カフェ・ギャラリーten
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秋分の日、とてもいいお天気になりました。
吹きぬける風はすっかり秋の気配ですが陽射しはまだ暑く、
スタッフは汗をかきかき開店準備です。
6月に続き今年2回目の「たまひよこっこ」のカフェ・ギャラリーten。
今回のテーマは「実り」です。
テーブルまわりには木の実やお花がほどこされ、これまた秋のよそおいです。

0609tamahiyo2まずはランチタイム。
冷たいかぼちゃのsoyスープに、ワンプレートのメニューはきのこと水菜のサラダ、とり肉とれんこんのハンバーグ(カブとトマトのソース添え)、ライ麦とクルミのパンとボリューム満点。2種類のソースも絶妙です。
デザートはマロンショコラティーのムース。
ちょこんとのった栗に秋を感じ、
ムースが口のなかでふわ〜っと溶けます。

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今回ももちろん堀口尚子さんの
ウサギ (NEWバージョン!)やポストカード、
三浦有紀子さんのパンを販売。
みるみるうちに売れていきます。

お茶の時間には、村上みゆきさんのデザート、スコーン、
かぼちゃプリン、マロンタルトなどが登場です。
ドリンクメニューもぶどうアイスティ、
カモミールミルクティなど豊富。
なかでもやっぱり、中川ワニさんの
ワニコーヒーが人気で、
今回はなんと47杯もいれていただきました。
たくさんの方々にお越しいただき、
ありがとうございました。
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お待たせしてしまったみなさま、本当にごめんなさい。
次回のたまひよこっこ、また来年をおたのしみに。


ふたりのHand工作室
in 青山ブックセンター自由が丘店
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日頃から絵本のおはなし会などの子どものイベントに力を入れている
青山ブックセンター自由が丘店さんで、
noninokoさんの「ふたりのHand工作室」が開かれました。
一日二回、19名のお子さんにご参加いただき、
『ふたりのHand』で紹介している
「モザイクぬりえのタペストリー」をつくりました。

noninokoさんは、
「頭をやわらかくしようね〜。頭と手をぶらぶらぶらーっと
動かそう」と子ども達をリラックスさせてから工作室スタートです。
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線だらけの絵をいろいろな方向からじーっと見て、
形が見えた「モザイク」の部分をクレヨンでぬっていきます。
布を前にじっと考え込んでしまう子もいましたが、
それも最初のうちだけ。
ひとたびモザイクのかたちをみつけると、夢中になって色をぬっていました。

0609hand4 noninokoさんはやさしく見守りつつ、
悩んでいる子にはヒントをさりげなく出していきます。 最後に完成した作品をみんなの前で発表しあいます。
くじら、鳥、きつねなどの動物を、
布をいっぱいにダイナミックに描く子、
秋の味覚をテーマに決めて、柿、松茸などのかたちを探してから 色をぬる子など、
さまざまな作品ができあがりました。
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工作室の様子は、11月上旬刊行予定のムック
「ほがらか」(ニューハウス出版)
に掲載されます。
そちらもぜひご覧ください!





8月26日

内田真美さんの週末食堂 「台湾豆花茶館」
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内田真美さん、 久々の週末食堂のテーマは 「台湾」。
暑い暑い台湾を意識して店内を演出してみました。

この日は、音楽をかけず、みなさんの話し声やざわめきがBGM。
窓とドアを開け放って、風の通り道をつくり、
明かりも裸電球で屋台風に。
汗をにじませながら、 真美さんアレンジの 台湾の冷たいデザートなどを
お召し上がりいただきました。

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「豆花」
トッピングには、九分いも団子・かぼちゃ団子・緑豆・押麦・タピオカと盛り沢山!


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「豆漿」+ねぎ卵焼入りパン付き
塩味の「豆漿」は、ザーサイ・桜エビ・香菜・押し麦などの 食感が楽しい豆乳スープ。 お好みで黒酢を入れるとだんだん固まっていき、とろとろになります。


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台湾木柵鉄観音茶ゼリー糖桂花シロップ

デザートは、真美さん曰く“ダークホース”の「台湾木柵鉄観音茶ゼリー」が大人気!
お茶の苦みと金木犀のシロップが絶妙なこのゼリー、
贅沢にも買ってきたすべての木柵鉄観音茶を投入して作ったそうです。
だから口の中にふわっとお茶の香りが残るのですね。

台湾へ実際に旅行されたお客さまも多く、真美さんと台湾談義に花を咲かせている方も。
台湾デザート初体験の方には、「ごはんがおいしく、人も親切な台湾に
是非行ってみてください!」と話す真美さんは、さながら台湾親善大使のようです。
残暑きびしい一日でしたが、来てくださったみなさま、ありがとうございました


7月6日〜9日
東京国際ブックフェア2006の日
昨年につづき、今年も東京国際ブックフェアに出展しました。

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今年はオリジナルトート
などの販売にも挑戦!


一年前にくらべると、かなりタイトル数が増えていることに
あらためてびっくり。限られたスペースに全タイトルを
平積みにするのは、なかなか頭を使います。
作業しながら、書店さんの日頃のご苦労をひしひしと感じました。
アノニマ・スタジオの本をお取り扱いいただいている
全国の書店さま・雑貨店さま、 いつもありがとうございます。
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今年も書店さん・取次さん・バイヤーさん・一般の読者の方などなど、
たくさんの方にお越しいただきました。 わざわざ足を運んでくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
ブックフェアは、自分たちで展示した「お店」で自分たちの本を販売する、
スタッフにとっても貴重なイベントです。
また来年も出展の予定ですので、ぜひお立ち寄りください。


6月25日
たまひよこっこ、カフェ・ギャラリーten の日
昨年4、5、6月の3回週末食堂を開いてくれた 「たまひよこっこ」が帰ってきました。
ちょうど一年ぶりです。 今回のテーマは「深緑」。
お料理にもお菓子にも、どこかに「緑」がかくれています。

梅雨の真ん中で雨が心配でしたが、どうにかお天気も持ちこたえてくれました。
開店前からお越しくださったお客さまもあり、スタッフも気が引き締まります。
どんどん作ります。




ランチはワンプレート。
まずはブロッコリーの冷たいスープです。
押し麦の食感が隠し味です。




プレートはクレソンと切り干し大根のサラダ、
パン、深緑グラタン。
パンはもっちり、グラタンは白身魚が
じんわりとやさしい味でした。



デザートは豆乳のブランマンジェ。
うえにかかった抹茶ソースは、
かなりのパンチ。
食べたあとに「にっ」と笑うと、
お口が緑に〜


今回も堀口尚子さんは、ポストカードやウサギなどをいろいろと。
去年のウサギに比べて、パワーアップしているような……。

午後はお茶の時間です。
村上みゆきさん作のデザートは
ココナッツミルクのチーズケーキ、オレンジプリン、
抹茶ババロアロールケーキなど。



三浦有紀子さんのパンも大好評で完売です。
コーヒーは、中川ワニさん。
一日で40杯もいれていただきました。
今回は腕とトレードマークの赤い帽子しか写っていません。

たまひよこっこ、次回は9月23日を予定しています。
近くなりましたらこのホームページでご案内します。
おたのしみに。

ふたりのHand工作室 じぶんのてのひらで天使ちゃんをつくろう
クレヨンハウス東京店さんで、
『ふたりのHand』出版記念イベントとして 「ふたりのHand工作室」が開かれました。

時折小雨の降る中にもかかわらず、たくさんの子ども達 (生後半年ぐらいの赤ちゃんから小学生、時には大人も!) に参加していただきました。
「天使ちゃん」は、手のひらにたっぷりインクをつけて、手形を押し、
それに顔と手足を描きたして完成します。

noninokoさんは、
「親指と人差し指の間に顔を描いてごらん。」
「足はどこからはえてくるのかなー?」
と子ども達ひとりひとりの描くペースにあわせて、優しく声をかけます。

指を足に見立てて描く子、手形全体に大きく顔を描く子……
子ども達は、自分の手形にそれぞれ自由に顔と手足を描きたしていきます。

こうして出来上がった「天使ちゃん」は、68枚!
クレヨンハウスさんの3Fにて、本に登場する作品と一緒に展示されています。

一枚一枚が個性豊かでユーモラスな「天使ちゃん」。
ぜひ会いに行ってみてください。


5月27日
札幌「森彦」一日だけの東京喫茶室
あいにくの雨模様のなか、森彦さんの一日東京喫茶室がオープンしました。
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ときおりかなり激しい雨も降りましたが、たくさんの方々にお越しいただきました。
「森彦」代表の市川さんによるネル・ドリップの実演からはじまった喫茶室は、
「珈琲教室」さながら。
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ていねいな説明、こだわりの道具や豆の話に、みなさんじっくり耳を傾けます。
今回は、深煎りと朝煎りの2種類を淹れてくださいました。

淹れたてのコーヒーと一緒にいただくお菓子は、「ポルポローン」という
スペインやイタリアでクリスマスに食べられるもの。
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願い事をしながら呪文を唱えて食べると、願いが叶うのだそうです。
口のなかでふわっと溶けるような食感は、洋風落雁といったところです。
映像で紹介される札幌のお店の様子を見ながら市川さんのお話を聞いていると、
ゆったりとまるで「森彦」にいるような気分です。
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オリジナル・グッズも多数展示・販売され、充実の一日喫茶室でした。
もちろん中川ワニさんとの掛け合いも絶妙で、おふたりの雰囲気が融合された、
和やかでしっとりとした時間がながれていました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。


「器とお菓子」ツアー2006
昨年冬のはじめにスタートした中川ちえさんと内田真美さんのイベントツアー、
今年は春から4か所で開催されました。まとめてご報告です。

5月9日〜13日 in 九州
ゴールデンウィーク明け、お二人は九州ツアーに突入しました。
9日・10日の会場は、福岡「和茶日」さん。
和茶日さんとは、2004年から企画を温めてきて、2年越しの実現となりました。
お店の入っているビルの外壁には、北村範史さんが描いた鳥が。
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まるですぐわきの川から飛び立っているかのようです。
お店はビルの1階の奥、突き当たりの窓の外には那珂川が流れ、
まぶしい光と緑があふれています。
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九州のお菓子もベイクドチーズケーキ。
今回の中味はりんごとレモンをカモミールでコンポートしたもの。
ハーブティーといっしょにいただきました。
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話題は、器のこと、お菓子のことから、
お二人が最近旅してきたばかりのポルトガルの話まで。
こちらでも楽しい時間を過ごさせていただきました。

11日・12日の会場は、湯布院「nico」さん。
nicoさんは、中川ちえさんのソロでした。
それほど広くはないお店ですが、どうやったらこんなに人がはいるのですか?
というくらい上手に席が作られていました。
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(あ、ここにも鳥が)
ソロの時はいつもそうですが、お客さまとの親密度がより増す気がします。
ちえさんの話も、時に笑いを交えながらも、すこししんみり。
今回の会場には、ツアー参加者最年少(お子さんは除く)の17歳の方が。
近くにこんなすてきなお店があって、幸せだねえ。

13日は、諫早「オレンジスパイス」さん。
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オレンジスパイスのHさんは、もう何年も前から書籍の販売に
力を入れてくださっている方。今でこそ雑貨店の片隅に
本が置かれている風景をよく見るようになりましたが、
Hさんはもうずっと前から雑貨店と本屋さんの垣根を越えて、
ご自分が「いい」と思われた本をこつこつ扱っていらっしゃいます。
ちえさんの『おいしいコーヒーをいれるために』も、
Hさんのお店でいったい何百冊売ってくださったことか
(アノニマのTがもといた会社で作った本です)。
本当にずーっとお世話になっているお店なのです。
ツアーの最後をここで締めくくることができて、
いろいろな意味で感無量です。
心配していた雨もあがり、窓の外のメタセコイアの新緑が
みずみずしく光っています。
オレンジスパイスさんはこれまでのツアー会場でも、一番大きなお店です。
諫早だけでなく、長崎県内の各地からお客さまにお越しいただきました。
店内はたくさんのお客さまであふれ、スタッフの方々も忙しそうですが、
ちっともせわしなくはありません。
ゆったりとした空間で、お二人の話も尽きることなく……。
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九州の皆さん、ありがとうございました。
またお目にかかりましょう!

4月8日 in 沼津
今年はじめてのツアー会場は、「hal」さん。
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沼津の駅にほど近いお店は、商店街のはずれにぽつんとありました。
でもその「ぽつんと感」が、逆に街の人の暮らしに
ちゃんとつながっているようにも思えました。

中川ちえさんはお仕事先の神戸から、
内田真美さんはたくさん焼いたベイクドチーズケーキを持って
東京から、halさんに集合。
差し入れにいただいた「カフェ トレント」さんの
サンドイッチ(おいしかった!)をほおばっていると、
ドアの外に人影がちらほら。
時折雨のぱらつくあいにくのお天気にもかかわらず、
スタートの30分も前からお客さまが!
内田さんの「りんごときんかんのコンポート入りのベイクドチーズケーキ」を
並べて、準備完了です。
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4ヶ月ぶりのイベントに、お二人とも少し緊張気味でしたが、
はじまってみればいつのもお二人。
お客さまとの距離も近く、いつの間にか一緒にお茶の時間を
楽しんでいるように、時間が過ぎてゆきました。

3月27日
春ですね
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青山の桜も少しずつ咲きはじめました。
気象庁の発表では前年よりも10日早い開花だとか。

あったかくて気持ちがいいのか、
青山墓地のネコも、こんなところにとまって日向ぼっこしていました。
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およそ3メートルの高さです。
うとうと居眠りをして、落ちたりしないか心配ですが、
この子の運動神経の良さを信じて……。

さて、3月の新刊『fu-chi 4』がまもなく発売になります。
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特集は、「いつでも着たい服、いつまでも大切にしたい服」と
「工芸をサポートする人々、その仕事」の2本です。
また今回からオルネドフォイユのオーナー・谷あきらさんによる
新連載「カメラ片手にパリをいく」もスタート。
ますます充実の『fu-chi』をどうぞよろしくお願いいたします。

さらに『fu-chi』の
ホームページがスタートしました!
サイトでしか読めないコラムや、次号の発売をメールでお知らせする
サービスもあります。ぜひお立ち寄りください。


3月25日
中川ワニコーヒー教室の日
桜が咲きはじめた3月最後の土曜日、中川ワニさんの珈琲教室が行われました。
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今回は本当にたくさんのご応募をいただき、倍率はなんと3倍。
抽選にもれてしまった多くの方々、ごめんなさい。

教室では、まずはお話のあと、ワニさんの1杯目のデモンストレーション。
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次に3つのグループに分かれ、それぞれ順番にコーヒーを淹れていきます。
「他の人の淹れ方や味も学ぼう。」
「段取りよくね。淹れるときはリラックスしてゆっくりと。」
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ワニさんは次々と批評していきます。
「うーん、おいしくないねー。」
「これは味がないね。香りはいいんだけど。」
ちょっぴり辛口批評にも教室は和やかな雰囲気です。
互いに飲み比べて、水や豆など同じ条件で淹れているのに
それぞれの味が異なることも実感。
続いて2杯目のデモンストレーションです。
「泡はいろんな信号を込めたメッセージ。
それに応えるように、リズムよく淹れることが大切。」
ワニさんのお話をふまえて、再チャレンジ。
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「さっきよりずいぶんうまくなったんじゃない?」
「いいねー。おいしいよ、これ。」
めでたく合格点をもらえた方もいらっしゃいました。
約2時間半の教室もあっという間。
みなさんの熱心さがあふれる、充実の教室でした。

3月15日
F/style 「水辺の風景」 の日
F/styleさんの展示会に行ってきました。
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会場は、ギャラリーMITATEさん。
展示されている商品の中で、F/styleさんおすすめのものを中心にご紹介します。
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新作のバスマットは3種類。
今回のテーマである水辺を思わせるような涼しげな印象のものでした。
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ゴムが入っていない、ふんわりとしたはき心地の靴下は、
様々な色が揃えられ、選ぶのに迷ってしまうほど。
中には、はいたときに色目が変わるものもありました。
表糸と裏糸の色を変えているからだそうで、
実際に生地を伸ばして透ける色目を楽しみつつ選ばせてもらいました。

F/styleさんのご近所さんお手製の
自然素材をつかった石鹸は、まるでケーキのよう。
「紫芋のモンブランソープ」など、ネーミングも
つい手にとってしまうようなかわいらしさです。
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展示会は、26日までです。
春の陽気に誘われつつ、ぜひお出かけください 。

2月5日

月の庭の料理教室〈タカキビ〉の巻
月の庭による料理教室、第二回目です。
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メニューは、タカキビの麻婆豆腐、タカキビドレッシングのサラダ、
タカキビのチョコクリーム。
岡田さんは、タカキビの洗い上がりは水色が透明になる手前ぐらいで……
野菜がひたひたになるぐらいのお水でふつうの鍋でも蒸せますよ、
などと加減を見せながら、みなさんを引き込んできます。
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炊きたてのタカキビを試食すると、圧力鍋で炊いたからか、
もっちりとしていました。 デモンストレーションの合間に、
「自分のひとつまみが何グラムあるか知っておくと、手間が省けますよ」
「白玉粉に豆腐を加えると、やわらかい食感が長く保たれるんです」
といった料理のコツのお話や、
「風邪のひきはじめには、塩を舐めることで、
体内のミネラルのバランスを整え、のどもいたわることができますよ」
と季節にちなんだお話もしてくださいました。

みなさんには、自然に連係しながら
お手伝いをしていただいたからでしょうか、初対面同士でも楽しくお話をしながら、
できあがったごはんを召し上がっていました。
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今回のレシピは、タカキビドレッシングはふろふき大根や
湯豆腐と一緒に食べてもおいしそう…
と思わず自分で試したくなるような応用がきくものでした。
「次回も是非!」との声もいただき、みなさん大満足の料理教室でした。

2月4日
而今禾の週末食堂 いつもの冬ごはん
先月に引き続き、而今禾さんの週末食堂です。
大雪だった前回とはうってかわって、すっきりとした晴れ間が広がり、
アノニマには眩しいくらいの日の光が差し込んでいました。
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だんだんと春にむかっているのだなと感じていたら
「今日は立春なのよ」と米田さんが教えてくれました。
暦の上ではもう春なんですね。
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昼と夜のメニューは、水菜のまぜごはん、ごま味のけんちん汁など。
水菜のグリーンがやがてくる春を予感させ、ごはんをよそっていると、
ついほほが緩んでしまいます。具だくさんのけんちん汁は、
白ごまのこっくりとした味わいで、冷えたからだを温めてくれました。
お茶のメニューは、くるみまんじゅうと抹茶。
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アノニマに来られる前にスパイラルで西川聡さんの器を、
友人の好みだな、とご覧になっていたお客さま。
偶然にもそのご友人に西川さんの器で抹茶が出されました。
お客さまの思いと器が引き合ったような瞬間に立ち会い、
うれしさが穏やかに伝わってきました。
今回は、三重、大阪、札幌(!)と遠方からもお客様がいらっしゃいました。
次は三重県関町の而今禾さんに実際に行ってみたいなと思われたのではないでしょうか。

1月22日
月の庭の料理教室 〈ひえ〉の巻
この日は、月の庭の料理教室でした。
メニューは、ひえのチャウダー、ひえのフリッター、
ひえのプティング(苺)です。
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みなさんには、ひえを洗っていただいたり、
フリッターやプティングの成形をしていただいたり……
と実際に手伝っていただきました。
岡田さんは、デモンストレーションをしながら、
いろいろなお話をしてくださいました。

ひえは、えぐみが残ってしまわないようにしっかり洗い、
洗い終えたら、裏ごし器の片側に寄せるとなべに入れやすいこと。
ひえが炊けた後、火から下ろさないと、余熱でこげてしまうこと。
といった料理のコツのお話。
片栗粉の代わりにからだを温める葛粉を使うこと。
日本の風土や伝統に沿った素材を選ぶこと、といった食材にまつわるお話。
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「手で海塩を入れるのも、料理に気持ちを込めるため。
ごはんには、つくる人の気持ちが入るから、
やさしい気持ちでいつもつくるようにしています。」
というお話が印象に残りました。
ご自身の体験に基づいた数々のお話にみなさん熱心に耳を傾けていました。
次回は2月5日、〈タカキビ〉の巻です。

1月21日
而今禾の週末食堂 いつもの冬ごはん
而今禾さんの週末食堂当日、東京では珍しく雪景色が広がっていました。
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アノニマからの雪景色


外では雪が音もなくしんしんと降る中、
台所からはかつおだしのいい香りがしてきます。
あたたかいごはんの気配を感じつつ準備をしていると、
いつしか開店時間を迎えました。
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岡田さん(左)と米田さん(右)
夢乃ちゃんも白玉づくりをお手伝い

昼と夜のメニューは、そばがきと水菜のおみそ汁、
わかめとジャコの雑穀ごはんに副菜が三品。
そばがきはさっくりとした歯触り。
白みそのほんのりとした甘みがからだにしみわたります。
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お茶のメニューは、白玉ぜんざい、ひの菜のお漬けもの、抹茶。
ひの菜は、滋賀県から三重県の地域でよく食べられている
カブの一種だそうです。 素材の旨みがぎゅっとつまったごはんは、
而今禾のカフェで普段使われている 器でいただきました。

作家さんの器や李朝時代のスッカラ、 定番のタオルやランチョンマット、
木のお盆などギャラリーで扱っている商品も並べられ、
東京にいつつも三重県関町の而今禾さんの雰囲気を
身近に感じていただけたのではないでしょうか。
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西川さん、米田さんとのお話を楽しまれている方、
ひとつひとつ形の違うスッカラを丁寧に選んでいる方など、
みなさん思い思いに時間をすごされていました。
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数年前、新宿のOZONEで行われた「「さ・し・す・せ・そ」とうつわ展」
がきっかけで、而今禾さんを好きになった方も何人かいらっしゃいました。
きっかけが同じ方々が、数年後にアノニマでごはんを楽しまれているのも
素敵なことだなと思いました。
雪の中来ていただいたみなさん、ありがとうございました。
次回は、2月4日です。どうぞお楽しみに。


1月4日
ことしもよろしくお願いします
あけましておめでとうございます。
お正月は、ゆったり過ごしています。
たまっていた本を読んだり、見たかった映画を見たり。
この二、三日、以前見た夢のことを思い出していました。
(夢の話なので、脈絡がないことをご勘弁ください)
ギター・デュオのゴンチチのコンサートに行きます。
以前おふたりの本を担当したご縁で、ご招待いただいたのです。
挨拶にゆくと、ゴンザレス三上さんが高熱のために
どうしてもステージにたてないと、楽屋が騒然としています。
わたしが楽屋にはいると、チチ松村さんがにこやかにやってきいます。
「やあやあ、いいところにきた。
そういう訳で三上さんが出られんようになったからかわりにお願い。
さ、ギター」
そういってギターを手渡されました。
しかし自分はギターを弾けません。第一、突然ステージに立てといわれて、
なにができるでしょう。
そういってぐずぐずしているわたしに松村さんがこういいます。
「なにもこわがることないよ。木になればいいんや。
(松村さんは、木のことを〈きい〉と発音していました)
木はうごかへん、でも、風が吹けば葉がそよぐ、枝が揺れる。
動かなくても、まわりのことに耳をすますことや。
木になる。そうすれば、しぜんと音楽ははじまる。
音楽って、そういうことや。
……そしたら、行くよ〜」
そして、チチさんはずんずんと明るいステージに出て行ってしまいました。
自分はその後ろ姿に引っ張られるようにステージに立って……。
そこで夢は終わりです。
松村さんが木の話をしてくれたとき、確かに自分の目の前が開けた気がしました。
自分が揺れるこずえになって、気持ちよく風をうけているのを感じました。
正月早々、夢の話で失礼しました。
何はともあれ、今年もよろしくお願いいたします。
(お正月に読んだ本。『あたまの底のさみしい歌』『78』など。)


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